裏道?
 西表島の3日間は用心して日焼け止めをバッチリ塗っていたが、レンタサイクルをした小浜・竹富島はうっかりしてしまった。
 その後の石垣・沖縄は強い日差しの無い天候、たった1日のうっかりが鼻の皮がむけてくる結果に。

 そんな南国の毎日だったのに、今朝などは風が吹くと寒く感じる。 たぶん20℃近くはあるんだろうけど、体が南国ボケか?


 茅うちバンダから、沖縄最北端の辺戸岬を目指す。

f0066555_9485458.jpg 沖合いに島が見える。
 「あれはなんと言う島ですか?」と聞くと、「与論島です。復帰前、あの島との間で会場大会が開かれたんです。」と、別の団体客を案内するガイドさんが答えてくれる。
 どう見ても復帰時には生まれていなかったようなガイドさんだったが。

 そして、「本土復帰闘争碑」
 復帰への島民の悲願と、復帰しても基地が残された現実。 碑は終結や勝利を宣言するものではないと書かれている。

 沖縄を走っていてとても気になった「Y」ナンバーの車、普通だったら「あ」とか「い」のはずなのに。
 調べてみると米軍関係の車らしい。 こんな特例を設けさせる所に、アメリカの傲慢さと沖縄の悲憤が伝わってくる。



 辺戸岬からは、島の東海岸・県道70号線で戻る。
 ガイドブックには何10Kmと、信号の無い道が続くとあった。 が、時々道路工事中で片側通行の信号はあった。
 反対車線の車とすれ違うことはあっても、追い越したり追い越されたりすることは無い。


f0066555_1013947.jpg こちら側を通る楽しみの一つが、このヤンバルクイナ観察小屋。

 実際には朱鷺やコウノトリを見るように肉眼ではなく、モニターカメラを通じた映像で。
 近くに他の動物から襲われたりしないよう、金網で囲われた区域があり、3ヶ所の定点カメラが置いてある。

 そんなに都合よくカメラの前には居てくれないので、DVDにおさめられた以前の映像しか見られなかった。

 意外なことに、すぐ隣には地域住民のパークゴルフ場があり、近々大会があるらしく早朝から熱の入った練習をしていた。



 今朝の朝食にはコーヒーが出なかったので、左右をきょろきょろしながら田舎道を走っていると、〇〇コーヒーファームと言う看板が。
 入ってみると、まずおいしいお菓子とハーブティーが出される。
 ドリップしたコーヒーをサーバーごと出してくれる。 ゆうに3杯分、これで500円は安い。

f0066555_10522970.jpg その上、初めてコーヒーの木を見ることができた。

 コーヒー畑は別の所にあり、少し前にオーナーらしき男性が軽トラックに乗って出かけていった。
 お店のそばには7年ものの木と4年の木があり、4年の方ももうすぐ実をつけるという。

 通りかかる車も少ない所にあるが、コーヒー豆の販売もしており、きっとシーズンになれば…



f0066555_1132599.jpg 沖縄の大事な水ガメ、福地ダム

 上流にある辺野喜ダムなど5つのダムを調整水路でつなぎ、水を有効に利用していると言うしくみが面白い。
 さらに、洪水が恐れがある時は上流で、「サイフォン式」の洪水吐で海に流すなどの工夫も興味深い。

f0066555_11182233.jpg ダムの周囲にはガジュマルなどのほかに、沖縄県の木ディゴの大木があった。

 ちょうどその夜のテレビ(県産品の特集)で、ディゴを家具に…という紹介があった。
 ディゴは成長が早いせいか、とても軽い。
 その軽さを生かして家具を作れば、持ち運びがラク。 課題は軟らかいので傷がつきやすい。


f0066555_11271137.jpg そのダムから県道に抜ける途中につつじエコパークがあった。

 先ほど立ち寄ったコーヒーファームのお勧めの観光スポット。

 つつじ祭りが6日から開催されるが、この暖かさでもう満開。
 とてつもなく広大な山の斜面に、「婦人の森」、「老人の森」そして「議会の森」と言うのまであって、競い合うように美しいつつじを咲かせている。



 信号の無い道を走ってきたせいで、思ったより早く宿の近くまで来てしまった。 もう1、2ヶ所と、本当は明日の予定だった所へと足をのばす。

f0066555_11405266.jpg 伊計島に渡る海中道路

 海中道路の真ん中には「海の駅」があり、その歩道橋から平安座島の方向。
 はるか前方には、浜比嘉島へ渡る橋がきれいに見える。

 とても走りやすい道なので、スピードは控えめに。

 灯台のある伊計島の少し手前からは、集落があり畑がありなので、本当に気をつけて走ることに。


f0066555_1222560.jpg 最後に立ち寄ったのは、勝連城跡

 世界遺産になったことで、この写真の見えない位置では石垣の修復など整備中。

 世界遺産の中でも、最も古いグスクで13~14世紀の築城と言われる。


 そんな訳でこの旅行中、最も遅い宿到着。 広い駐車場も空きスペースが残り少なくなっていた。 もっともそのわずかな残りスペースも翌朝にはふさがっていたから、私たちより遅い人も何組かいたんだ。
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by t_ichib | 2009-03-02 23:43 | 今日もまた旅の空
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