イタリア③ 終日フリータイム
    4月16日(木) 市バス-地下鉄-街歩き-市バス

 ローマのホテルには3連泊、今日は終日フリータイム。
 半数強の人がオプションの「青の洞窟めぐり」に出かけた。 事前に海が荒れて、洞窟に入れないことが多いと聞いていたので、パス。

f0066555_22572059.jpg 海外で公共交通機関に乗るのは始めて。
 添乗員さんの懇切丁寧なアドバイスを受け、バス・地下鉄を乗り継ぎテルミニ駅へ。

 先月イタリアに来た息子たちが遭遇したようなトラブルに見舞われること無く、テルミニ駅に着く。

 テルミニ駅は乗降客数48万人のローマの玄関口。 日本のような改札口はなく、ホームまで入って列車を撮影できた。
 通勤時間を過ぎたこの時間帯も、観光客などで賑わっていた。


 駅からはコロッセオ方面に、道を下る。

f0066555_23124813.jpg 少し行くと、サンタ・マリア・マッジョーレ教会。

 姿の美しい教会で、教会前の広場にはたくさんの人が。
 この広場も、他の広場と同様オベリスクが建っているが、1枚の写真に収まらなかった。
 教会の後ろにも少し傾斜した広場があり、駅からは先にそちらに着く。


 日本のお寺と違い、イタリアの教会ではほとんど撮影可。 一部に絵をいためるからとフラッシュ撮影はだめな所もある。

f0066555_2330292.jpg さらに道を少し下った所にあるサン・ピエトロ・イン・ビンコリ教会にあるモーゼの彫刻。
 なんとこれもミケランジェロ作。

 教会名のビンコリは鎖の意味で、聖ペトロが牢獄に繋がれていた時の鎖が、祭壇に祀られている。



f0066555_23415653.jpg 行く手に昨日も周辺を歩き回ったコロッセオが見えてくる。

 イタリアも日本ほどではないが、地震が多い国。 地震で家屋が壊れた時、ローマ市民がこの遺跡に使われていた石材を持ち帰り、修復したとかで無くなっている石も多いとか。

 写真の写っている側は、その中でも多く原型をとどめている。


 コロッセオ・パラティーノの丘・フォロロマーノの3ヶ所共通入場券の購入は、「パラティーノで買った方が行列が少ない」と添乗員さんのアドバイス。

f0066555_23524728.jpg それでもチケットを買うまでに、かなりの時間を並んで待った。

 パラティーノは古代ローマの時代、皇帝や貴族の住居が有った。
 丘の上にあるので、古代の貴族たちも今私たちがしているように、ローマの眺望を楽しんだのか。


f0066555_033938.jpg 人の流れと、時々ある標識に従ってパラティーノからフォロ・ロマーノに出る。

 フォロ・ロマーノは古代ローマの政治・経済の中心地。

 実際に歩いて見ると、周囲からは一段と低いくぼ地。 「なんでこんな所が?」という疑問。

 古代周辺の集落が集まって会議をするのに、住む人のいない中立の原野が選ばれ、その後発展したとか。
 さらに、西ローマ滅亡後は土砂に埋まって見捨てられ、現在は発掘が進められている。


f0066555_0184690.jpg コロッセオに入場。
 コロッセオはローマ皇帝による、ローマ市民の人気取りの施設。

 当初、異教徒だったキリスト教徒を猛獣と戦わせたり、奴隷である剣闘士同士を戦わせた。

 地方にある同じような施設にはアレーナ(日本ではアリーナ)と呼ばれ、競技場の意味ではなく砂を意味する。

 猛獣? 人間? の血が流れると滑るので、滑り止めに砂がまかれることから、その施設をアレーナと呼ぶようになった。



f0066555_8592398.jpg 昨日はバスの車窓から眺めただけのエマヌエーレ2世記念堂。

 ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世は1870年、イタリアを統一した英雄。
 建物自体はイタリア人の好みに合わず、タイプライターとか軽蔑を込めて呼ばれる。
 もう一つ、設計がアメリカ人だということも気に入らない理由なのかも。


f0066555_0363110.jpg 記念堂から見たベネツィア広場

 広場の名は左側に建つベネツィア宮殿から。
 ベネツィア出身のローマ教皇が住んだことからベネツィア宮殿と呼ばれる。
 宮殿のバルコニーからは、ムソリーニが演説したこともあり、ローマの中心地。


 昨日、添乗員さんから頂いたローマの地図を片手にここまではちゃんと来られたが、次に目指したパンテオンには、途中で左に曲がる所をまっすく来すぎてしまったよう。

 気がつくと、また別のオベリスクのある広場。 どうやらココロ広場まで来てしまった。 歩き回って少々疲れてもいたので、引き返さずそのままテベレ川方面へ。


f0066555_9194279.jpg そのテベレ川沿いに建つサンタンジェロ(=聖天使)城

 当初は霊廟であったが、ローマが外敵に攻撃にさらされると、要塞・牢獄・避難所としても用いられた。
 城の名の言われは、6世紀末にペストが大流行した時、大天使ミカエルが城の頂上に立ち、ペスト終焉を告げたというもの。 城の上には青銅の天使の像。

 城の内部は、イタリアでは数少ない撮影禁止の場所。 屋上から市内の眺望を楽しむ。


 サンタンジェロ城からバチカン・サン・ピエトロ広場、リゾルジメント広場へと進み、そこでホテルへ戻るバスに乗車。

f0066555_9521036.jpg ローマ市内の交通機関は、4ユーロで何度でも乗降できる1日券と、1ユーロで最初の刻印から75分以内なら乗り換え可能なチケットがある。 バス・地下鉄共通。

 見ていると乗車時に刻印していない乗客もあり、「もしや無賃乗車?」
 時々、抜き打ちに検札すると言うことだが、善意で成り立っている?


 ホテルへの帰り道、スーパーマーケットでの買物体験。 チョコレート・チーズ・パスタ… お土産屋で買うより格段に安い。

 イタリアでの3食には、生野菜・果物があまりついてない。 果物が食べたい!
 見るとキロ単価、近くには秤が置いてある。 「どうやればいいの?」 店員を呼ぶと、全てやってくれた。
 1.果物・野菜が置いてある棚の番号を押す。 2.果物・野菜を秤に載せる。 3.単価・キロ数・価格が印刷された紙が出てくる。 4.その紙と品物を一緒にレジに出して購入する。

 この秤のシステムは、路上で商っている朝市でも見られた。
 私たちの一行の中には、そのまま品物だけを持ってレジに並び、レジの流れを止めてしまい恥ずかしかったという人もいた。



 私たちの失敗談というと、待ち歩きの途中に良い香りに惹かれコーヒーを注文し、砂糖を入れなければとても飲めない、濃く苦いエスプレッソを出されたこと。
 イタリアでは単にコーヒーというとこれが出てくる。 次からはカプチーノにすることにした。
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by t_ichib | 2009-04-25 09:01 | 今日もまた旅の空
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