イタリア⑤ 傾いた塔を支える観光客の群れ
   4月18日(土) ピサ-フィレンツェ

 ピサに向う車内で、添乗員が「斜塔に登りたい人?」 妻〇 私×
 希望者の人数を確認し、1.斜塔に登る人数が制限されている 2.事前予約(インターネット含む)者が多い 3.今日は土曜日なので、当日券も売り切れになる ことを断りつつ、現地ガイドに携帯で購入を依頼する。


f0066555_22272561.jpg ピサに入るとやってるやってる、斜塔を支えるポーズで記念撮影をする人たち。
 私たちの一行も全員がさっそく。

 その人たちの邪魔をしない位置で撮った斜塔。
 その前のちゃんとした大聖堂と比べて、傾いているのが良く分かる。


 待ち受けていた英語ガイドの女性と対面、幸いなことに希望者全員のチケットが購入できていた。

 チケットを配りながら、「あれ、だんなさんは?」と訊ねられる。 私は…荷物番。
 斜塔に登るには階段が急なためか、カメラを除き持ち物の制限がある。 もちろん、受付で預かってもらえるが。


f0066555_22354820.jpg 斜塔とは別に、洗礼堂・ドゥモの共通入場券も購入する。 こちらは全員が希望。

 前の写真のさらに手前に、このサン・ジョバンニ洗礼堂がある。
 古くは、きちんと洗礼を受けてから教会に入ったので、屋外の施設またはこうした洗礼堂が必要となった。


f0066555_2241052.jpg 建物内部に入り天井を見上げる。

 天井が高く、まん丸な形なので1~2秒もエコーが残る。
 060.gif ド~ ミ~ ソ~ とやると、一人でハーモニーを作ることが出来る。

 先ほどチケットをもぎっていた係員がおもむろに入ってきて、それをやってくれる。
 惜しいかな、ちょっと音程が…の声も。 もちろん後で、ナイショで。


f0066555_22525827.jpg 大聖堂の内部

 ピサは海運都市として発展し、11世紀中ごろに大聖堂の建設が始められた。
 斜塔はこの大聖堂付属の鐘楼で、12世紀に建設開始。 当初の計画でははるかに高いものになるはずだった。



f0066555_23291488.jpg フィレンツェに入る前に、ミケランジェロの丘に立ち寄り、市内を見下ろしながら小休止。

 中央やや左にサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥモ)、白い鐘楼も見える。
 大聖堂だけでなく、街全体がいつまでも見飽きることのない美しさ。


f0066555_23444296.jpg フィレンツェ市内で昼食後、大聖堂へ

 大きな建物が多く、なかなか全体像が見えない。
 正面(=ファサード)には、彫刻・絵画が施され実に美しい。
 無料かつ土曜日だったからか、入場を待つ列は実に長かった。


f0066555_034762.jpg 内部には実にたくさんの絵画・彫刻があったのだが、暗いせいで手ブレ・ピンボケばかり。
 唯一このステンドグラスだけが少しマシ?

f0066555_074593.jpg 右は、大聖堂の真向かいにある洗礼堂の東扉

 ミケランジェロが「天国の門」と激賞したもの。
 実物は博物館に収蔵され、これはレプリカ。



f0066555_0143973.jpg 大聖堂のすぐ近くにあるシニョリーア広場。

 英雄ペルセウスがメデューサの首を切り落としたという神話の彫刻。

 この広場にはたくさんの彫刻が並べられ、有名なダビデ像だけがレプリカ。


 さらに、隣のウフィッツィ美術館に入る。 この日は「芸術の日」とかで、入場無料。
 同じ無料でも私たちは事前予約がしてあり、たくさん並んだ人たちより先に優先入場できた。

 大聖堂から私たちを案内してくれている日本人ガイドは、年配の女性で歯切れの良い言葉で、テキパキ説明してくれる。
 つまらない(彼女の基準で?)作品の前はすたすた通り過ぎ、優れた作品の前ではジックリと。

 修復のために持ち出された絵の変わりに置かれ絵などは、「あっ、それは見なくていいですよ!」とも。

 遠近法など美術史的なことも教えてくれ、いつもなら美術館などでは退屈してしまう私にも面白かった。


f0066555_037259.jpg 残念ながら美術館なので、撮影は禁止。
 唯一カメラを出しても良かったのは、ベランダのような所から外のアルノ川を撮る時。

 写真は雨の日でも傘を差さずに渡れる、屋根つきのベッキオ橋。

 美術館を出てからこの橋を渡ってみたが、屋根の下にはお店が並ぶ。
 それもほとんどが装飾品。 女性には目の毒になる橋だ…と。
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by t_ichib | 2009-04-26 01:06 | 今日もまた旅の空
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