清里・蓼科旅行② 昨日の反省-ひたすら歩くことに
 宿のある蓼科高原村は標高1,700m。 朝起きた時などはブルブル震えるほどの寒さ。

 宿の奥さんは山好きが高じて、売りに出ていたペンションを引き継いだ人。 気さくでおしゃべり好き。 食事する私たちの傍らで、楽しい山の情報などを教えてくれる。
 話を聞くうち、当初予定していなかった北横岳に登ってみることになった。



f0066555_20584679.jpg ペンション村からはすぐ近くのピラタス蓼科ロープウェーで、山頂駅(標高2,237m)へ。
 観光客の多くは1周20分ほどの坪庭の散策を楽しむ。

 北横岳に登り始めて下方を見ると、右から左に坪庭の周回路、先ほど私たちとすれ違った下山途中の隊列が、下方から周回路に合流する。



f0066555_21183126.jpg 北横岳(標高2,472m)へは山頂駅から1時間半ほど。
 私たちと同様に軽装で登る人も多いが、しっかりした装備の人は三ツ岳方面へ登る、あるいは北横岳からさらに先へ進む人たちらしい。

 ロープウェーから、北横岳方面と三ツ岳との分岐路。 「軽装の人は三ツ岳へは行かないように」との表示も。



f0066555_213353.jpg 北横岳ヒュッテからは、事前の(宿の奥さん)情報どおり急に険しくなる。
 それでも、私たちの足でも15分程度だったのには助かった。

 行き帰りともここで小休止。 特に帰りは昼食を摂りながら、後から登ってくる人たちに「もう少しですよ」と声を掛けたりする。



f0066555_21431552.jpg 逆に少し前に私達も、山頂から降りてくる人たちから次々に「頂上は寒いですよ」「風がきつくて…」などと声を掛けられた。

 山頂は本当に寒い。 御嶽・乗鞍など絶景が広がるのだが、長くとどまることが出来ない。


 北横岳を降り先ほど上から見下ろした坪庭を一周。 合わせて3時間ほどは歩いた。 涼しくてあまり汗はかかない。



f0066555_2157237.jpg 昨日とはうって変わり、今日は雲が出ていてもずっと高い位置、霧が峰に向う途中で遠く富士山が見られる。

 これだけ見間違えない姿なのに、周囲でカメラを構える人たちに「あれ、富士山ですよね」と確かめねばならない情けなさ。

 それでも、ふだん富士山を目にしない者にとっては、なんだかとてもうれしい。
 実は昨日から今朝にかけ、わが息子が富士山に登っている。 今朝ほどのメールでは天候が悪く「ご来迎は拝めなかった」らしいが、少し前まで「あそこに息子がいた」と、親ばかな私たち。



 霧が峰には前にも来ており、確か今度で3回目?
 実際にはここでなくとも見られるのだが、懐かしい花々と久しぶりの再会を果たす。
 前に来た時はヤナギランが満開だった。 今回もそれを期待してきたのだが、残念ながら少し盛りを過ぎていた。

       【カワラナデシコ】            【ヤナギラン】
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f0066555_2242998.jpg 霧が峰では、グライダーを飛ばしている人たちがいて、たまたまそこに居合わせた観光客たちもそちらにカメラを向ける。

 昨日から今日にかけて、高い所高い所へと2,472mの北横岳にまで登ってきた。
 「人も蝶も高いところへの憧れを持っているんだなぁ」と思わず、見上げてしまう。



 霧が峰でも1時間あまり歩き回った。 疲れたしそろそろ帰ろうかと思ったのに、妻はさらに「八島湿原に行く」という。
 八島湿原を一周すると、およそ80分とある。 今日1日では5時間強も歩く。
 これだけ歩くのは、多分屋久島の縄文杉以来。 あの時よりはずっと楽だと思えるが。

     【ヤマホタルブクロ】          【サラシナショウマと蝶】
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     【たぶんトリカブト?】            【コオニユリ】
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 八島湿原の花々には親切に花の名の表示がある。 (トリカブトと思われる花には無かった)
 コオニユリはヤナギランと同様に盛りを過ぎているらしく、湿原の周回の終りにやっと1輪にめぐり会えた。


 散策と美しい花を満喫した帰り道は、中央道恵那山トンネルの手前辺りから、2度3度と断続的に渋滞に見舞われる。
 昨日の往路が順調だっただけにちょっとつらい。

 それでも「来月また…」と天の声。
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by t_ichib | 2009-08-23 22:15 | 今日もまた旅の空
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