再び関門橋を渡り、高速道路を小倉南で降りる。
平尾台に通じる山道はセンターラインが引かれているものの狭く、カーブなどで対向車に出会うとちょっと怖い。 平尾台は秋吉台などと同様、カルスト台地。 周辺には3つほど鍾乳洞がある。 散策路を「茶屋が床園地」に向かって歩き出す。 緑の草地の中に白い岩が点々とあり、羊の群れのように見える。 羊群原(ようぐんばる)というそうだ。 自然保護センターのホームページによると、生きた羊は1匹もいないそうだが、これほどの草原、牛とかは…? 宇佐神宮 全国の八幡様の総本山と言われる。 参拝の方式は一般の神社と異なり、2礼「4拍手」1拝となっている。 もっとも大きな祭礼は10年に一度、皇室から勅使が参向する勅使祭。 (他に毎年催される祭礼が7つもある) その10年に一度の例大祭には、この屋根付の橋・呉(くれ)橋を参拝者も通ることができる。 (屋根付橋は以前に金毘羅さんでも出会った。) 今年はその10年ごとの例大祭には当たらないが、応神天皇式年記念祭の年に当たり、たまたま今日は仲秋祭で通ることができた。 ラッキーだったのかな? 次回は6年後?とか言ってた。 そこからはすぐ近く、豊後高田の「昭和の町」 ギターによる「昭和メロディー」の生演奏が聴ける喫茶店に入り、しばし暑さをしのぐ。 その店主によれば、昭和30年代に大繁盛した商店街も、その後は閑古鳥が鳴く。 「昭和の町」を企画することにより、客足を取り戻した。 (テレビに取り上げられたことが大きかった。) それでも30年代の隆盛には及ばず、「ボチボチ」とのこと。 店先に並ぶ商品には、「あーっ、懐かしい」と思わず声が出るものも。 メイン会場「昭和ロマン蔵」に展示されていた「なつかしの名車」たち。 すぐ隣には、大村昆さんのCMで有名だったダイハツのミゼットまであった。 しかもかなり保存状態が良い。 国東(くにさき)半島には、数え切れないほどの仏閣がある。 富貴寺などわずか3~4社を回っただけだが、中でもきつかったのはこの磨崖仏。 最初はなだらかな坂道が続くが、そこを折れると左側に急勾配の階段が息切れがするほど続く。 息絶え絶えだったが、石仏のお顔を眺めながらほっと一息。 (下り道に足を踏み出すまでには、少々時間が必要だった。) 両子(ふたご)寺。 正しく読めなくて、土地の人に笑われた。 このお寺に着いた時は、拝観時間の終了間際。 奥の院の扉は閉めてしまったが、簡単に開けて拝観できるそう。 「見終わったら、また閉めてください」と、親切なのか手抜きなのか? 最後に珍しい黄色の彼岸花を。 妻が言うには、山口のどこかでも一度見たとのこと。 これもホテルの庭に咲いているのを妻が撮ってきた。 私は一度も実物を見ていない。 ちょっと悔しいが、撮ってくれた妻に感謝するしか…。
by t_ichib
| 2010-10-11 22:40
| 今日もまた旅の空
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