恐縮しつつ…
 いつも旅行先で本当に気持ちよくお話でき親しくなれたツアー仲間とも、旅を終えた途端にそれっきりになることがほとんど。
 一度だけだったが、本当に偶然に「以前ご一緒だったね」と声を掛けられたことがあった。 それも別の旅先のでのこと。

 それが前回のギリシャ旅行でご一緒だったMさんご夫婦とは、同じ岐阜県からの参加ということに加え、奥様がブログ仲間というご縁もあり、お招きを受けお宅をご訪問することとなった。


 奥様はギリシャの旅行中、立ち寄られたお店の女性とお話に夢中になり、時間を忘れてしまうほど英語がご堪能で、しかもそのことをさりげなく少しもご自慢になさらない方。
 ご主人はさる大企業の研究室に勤められた後、大学で教えておられる(工学部?)という。
 旅先では「俺も英語はできるんだよ」などと一言もおっしゃられなかったのが、会社時代には海外に何度も出かけ技術関係の会話はこなされていたとか。

 そのことだけでも十分恐縮してしまうのに…


 Mさんのご自宅は江戸時代の庄屋さまの家系で、現在は岐阜県岐南町指定有形文化財となっている。

f0066555_12203743.jpg 旅先で資料をいただいていたので承知をしていたが、予想を上回る立派な「長屋門」。

 門の両側に部屋が作られており、片側には農機具が納められ、もう片側には小作人の住まいになっていたが、現在は資料展示室になっている。

 岐南町には明治になって、裕福なお宅が好んでこの「長屋門」を建てたと言い、現在でも4~50ほども残っているという。

 Mさん宅には、江戸・明治からの古文書・陶磁器・刀などが展示されており、丁寧な説明に口を大きくあんぐり開けているばかりで、写真を撮るのをすっかり失念しており、ご紹介できないのが残念。


 この日の訪問は、以前に岐阜県のIT関係の研修でご一緒だったNさんもご招待を受けておられた。 (Nさんは私たちのグループのリーダー)
 私たちと同年齢などと思われてしまうといけないので、一言。 まだ中学生のお子さんをお持ちのMさんの言葉を借りれば、「若くてまぶしい」ほどの女性。

 Mさんは「つきみそう」という、Nさんはnontaの「ホーリードアー的な田舎生活日記」というブログをなっさっておられる。

 お二人のブログを拝見していいるだけで、地域や社会に尽くされお忙しそうなのが伝わってくる。


f0066555_13545024.jpg はっと気がついて写真を撮り始めたのは、貴重な資料を通り過ぎてしまってから。

 それでもこの豪華な段飾りや、奥様がご幼少のころに乗られた家紋入りの乳母車などに、格式が感じられる。

 こうした文物を整理し展示なさろうとされたのは、奥様のお父さんが大学を退官なされてからで、貴重な資料もたとえば刀剣類のいくつかは、戦時中に軍への供出などで失われてしまったそうだ。


 こうした貴重なものを維持管理されていくのは大変なことで、最初の写真の長屋門も5年ほど前に痛みがひどく修復されたそうだが、「新しく作ったほうが安い」といわれるように文化財を保護していくのは、費用の面でも大変なご負担だと思った。
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by t_ichib | 2011-03-08 12:48 | 今日もまた留守にしています
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