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大変な災害、心配
 次々にテレビの画面に流される地震、そして津波の被害の恐ろしさ。
 一つの住宅地が、一つの町がそっくり津波にさらわれてしまっている。 次々に流される被害の映像に目が釘付けにされてしまう。
 そして今は、原子力発電所の放射能漏れへの被害へと発展してきている。


 実は地震の発生時には外出していて、まったく気がつかずにいた。
 帰宅してしばらく後のこと、東京の息子から電話がある。 「そちらは地震どうだった?」と。 観測史上最大の地震だったなど、知らなかったので「なんとも無いよ」と答える。

 知らない私はのん気なものだったが、渦中にいた息子は大変だっただろう。 電話だってなかなかつながらなかったはず。 そして次に通話を待つ人がいたのか、短くて十分な説明もなかった。

 状況が分かったのは、6時を過ぎて娘から(弟を心配してか)電話があってから。  あわててテレビをつけようやく、地震の重大さに気づく。


 都心の交通機関の回復にはかなり時間がかかったようで、午後10時過ぎになってようやく一つ手前の駅まで開通し、部屋に帰りついたのは日付が変わってからになったようだ。



 被災地で救出された家族と再会を果たした人が、「まだ安否の分からない人がたくさんおられるので…」と、喜びを控えておられた。
 私も息子の無事だけを喜んではいられない。


 余震が続く被災地での救出活動はプロに任せるしかないが、その後の被災者の生活再建には私たちにもできることがあるかもしれない。
by t_ichib | 2011-03-12 20:08
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