満開ではなかった代わりに…
 砺波のチューリップ祭りにも、以前1度来たことがある。 しっかり数えてみると、もう9年前のことになる。
 その時もちょうど今頃、加えて先日でかけた近くの木曽三川公園のチューリップが満開だったことから、満開を期待して出かけたのだが。


f0066555_142015100.jpg この写真で見るとそこそこ賑やかに咲いているようにも見える。

 実際には3分咲きか、4部咲きくらい。 花も会場の人もややまばら。
 私たちのような遠くから来る人は、「もう咲いているだろう」とヤマカンで来るしかないが、近くの方は自宅の花壇の咲き具合を確かめてから来るのだろう。

f0066555_14273842.jpg 最初の写真がチューリップタワー。
 その上から見下ろすと、色鮮やかなチューリップで描かれたイラストが浮かび上がる。 …はずだが、今はまだその一部がうかがわれるだけ。

 しかもよく見ると、黄や赤に咲いている花は模様が切れ切れにならないように、畝の間に継ぎ足された温室育ちのプランターの花。


 場内整備の警備員たちもまだ観光客の数も少なく、本来の仕事よりも話しかけられるたびに、「今年は寒かったせいか、花が遅くて…」と言い訳に必死。

 自然のものだから仕方がない。 もしもっと暖かかったら、昨日の雪の壁も溶けてもっと低くなっていたかもしれないし。

f0066555_1440207.jpg それでも撮った写真を帰宅してから見返してみると、けっこう花やか。

 少しでも賑やかに咲いているものをと、選んで撮ったこともあるが、少しくらいまばらでもチューリップの赤や黄色は、私たちを花やかな気分にさせてくれるものらしい。


f0066555_1533081.jpg 9年前の記憶どおり会場はかなり広く、チューリップ色彩館・旧中島家の見学や、これも記憶に残っていた5連水車・オランダ風車などを楽しんだ。


 チューリップの咲く頃には早く来てしまったが、たまたま会場内の美術館で小惑星イトカワを訪れた「はやぶさ」が展示されていた。

 こちらは明日までの予定。 チューリップが満開になってからでは間に合わない。 ラッキーだった。
 ただ、その展示物は撮影禁止。 美術品でもないし、その理由が分からない。 どうして?


 前回は、日帰りの強行軍。 今回は1泊なので、じっくり見て回ってもまだまだ時間が余る。
 前回の強行軍の時に立ち寄った五箇山の合掌集落に、再度行って見ることにした。

f0066555_153534.jpg 写真は相倉(あいのくら)合掌集落。
 「集落全体が一望できる」絶好の撮影ポイントだという標識に従い、雪の残る坂道を登ってみた。

 もちろん集落の中もかなりの雪が溶けずに残っている。

 前回はこんなには雪がなかった。 砺波のチューリップが遅くなっているのが、改めて納得できた。

 豪雪に耐えるためほとんど正三角形の屋根、そこで蚕を飼った。 床下で煙硝を作るための高い床などの建物の特徴と、生活の糧がその煙硝と養蚕・紙すきだという厳しい生活だったことを、思い出す。

 危惧していた高速道路の渋滞もなく、自宅で夕食が食べられる時間に帰り着いたのは久しぶりのことだった。
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by t_ichib | 2011-04-24 22:58 | 今日もまた旅の空
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