岡山旅行② 後楽園・お田植え祭
 天気予報では昨日は雨、かなりの雨になる地方もあると聞き、予約した宿をキャンセルしようかとさえ思ったが、出かけてきてよかった。
 高速道路走行中は一時やや強く降ったが、目的地に着いてからは一度も降られなかった。 今日も降られずにすめば良いのだが。


 後楽園

f0066555_10284170.jpg 沢の池から望む岡山城

 後楽園にはず~っと以前に、一度は来ているはず。
 が、川の中州にあって、こんな風に岡山城が目の前に見えた記憶がない。


f0066555_1036366.jpg 唯心山から庭園を見下ろす

 日本庭園には珍しく広く芝生が張られている。 その上を歩き回って楽しむのではなく、青々とした緑を見て楽しむためか。
 左右が開けているため、通路を歩きながら園内の建物などが眺められる。


f0066555_1155458.jpg 正門を入ってすぐの延養亭

 唯心山から芝生を通して正面に見えるのが延養亭だが、これは別の角度から。
 藩主がここを訪れた時の居間として使われ、ここから沢の池、唯心山などを見渡した。

 写真の右側に能舞台や鶴鳴館。
 その鶴鳴館は現在は結婚式などに使うことができ、この日も挙式後のカップルが園内を散策しており、居合わせた人たちから暖かい拍手を受けていた。


 私が気に入った場所は、「流店」と呼ばれる藩主散策時の休憩場所。 中央に川が流れ、とても涼しげ。
 しばし、読書を楽しむ人もいた。


f0066555_1132589.jpg その流店近くの「八橋」

 数えてみると橋板の数はちょうど八つ、傍にはカキツバタが植えられている。
 「むかし男ありけり」の伊勢物語も、この時代にはすでに古典だったのだろうとの思いと、築庭を命じた藩主の遊び心に感心したり。


 お田植え祭

 園内を1時間ほど歩き回った頃、「本日年中行事の『お田植え祭り』が11時から開催…」というアナウンスが流れる。

 開催まで1時間ほどある。 待つのはつらいけど、こんな機会はめったにない。
 園内は広いのでもう一度見て回れば、そんなに退屈しない。


 予定時間より早く、井田(せいでん)に向かう牛を先頭に早乙女たちや太鼓の列に、期待と雰囲気が盛り上がる。

 雰囲気は1時間以上前から井田の前に待機するカメラマンの列や、「哲西の太鼓田植」と書かれた幟が掲げられ、すでに盛り上がっていたが。


f0066555_12572799.jpg 田植えに先立って地元の和牛による農耕の実演
 今はこんな様子は見られないが、私の地域では「代掻(しろか)き」と言っていたが、アナウンスでは「牛追い」とか言っていたような?

 50年位も昔であれば、シャッターを押す人もいないだろうが。


f0066555_13152922.jpg 「太鼓田植え保存会」の人たちの、田植え踊り?だったか。

 保存会の人の挨拶に「今年から小学生が加わりました。 見習い中です。」の言葉があり、かわいい早乙女に拍手。

 実はこのイベントが始まる前から空模様が悪くなり、この頃にはかなり雨脚が強くなってきていた。
 主催者も「田植えには絶好の天気ではございますが、皆様には…」と、一言。


f0066555_13245065.jpg 1時間も前から待機するカメラマンたちは、不思議なことに井田の一角にだけ揃って陣取る。
 私は「見えればどこでも良い」と、人ごみの少ない所で待っていたが、そこでは早乙女の後姿しか見えない。
 カメラマンたちが陣取ったのは、早乙女の真正面の特等席。

 田植えは単調でつらい作業なので、「太鼓田植え」の太鼓は変化をつけ単調さを軽減するものだそうだ。

 上の写真は、大急ぎで場所を移動しカメラだけを差し込んで顔が見れる位置からのもの。
 最初は真横だったが、田植えが進むにつれ早乙女の顔の写る位置まで下がる。 もっと待っていればよく見えたのだが、雨がかなり本格的に降ってきたので。


 時間的にも、内容的にも観光地2つ分を回ったような気になり、満足して帰路に着く。
[PR]
by t_ichib | 2011-06-14 13:49 | 今日もまた旅の空
<< 今日で終わり 岡山旅行① 2つのふるさと村 >>