今日で終わり
 今日で高速道路の「上限1000円」も終わり。 考えてみると、そんなにそのチャンスを利用してこなかった。 数えてみても、10回になるかならないか?

 当初、利用する側はありがたいと思うものの、地球環境には良くないと思ったものだ。 それでも観光地などでの経済効果、一般道路の渋滞緩和など良いこともたくさんあった。

 今回の一人旅の目的地は金沢、2~3年前にも来たことがあるが、それは能登へ出かけたついでに寄っただけ。 雨が降っていたこともあり、ほんの短時間だったし…。


 駐車場は事前にインターネットで調べた兼六園の近く。 ここは時間制でなく、1日500円の低料金。 時間を気にせずゆっくり回れる。


f0066555_13443871.jpg 重要文化財の石川門とコの字形に門を取り囲む石川櫓

 兼六園を後に回して、先に金沢城に入る。
 石川櫓は公開されており、左の櫓に入りコの字形に右の櫓へ進む。

 そこの係りのオジサンが若い女性に説明している。 「ここの柱は真四角でなく菱形になっている」と、横で聞いていた私も柱に手を触れてみる。
 86度という微妙な角度は、説明を聞いてからでないと分からない。


f0066555_1462434.jpg 石川門を入ってすぐに目に入る美しい菱櫓と土塀

 この櫓は名前に菱がついている。
 真四角より建物を菱形にした方が、侵入する敵を見張るのに都合が良い。
 建物が菱形なら、柱も当然菱形になる。 が、その技術は大変だっただろうと思う。

 左の土塀にしても、大きな石を積み上げ壁を塗った。 敵から矢・鉄砲を浴びてもビクともしない。


f0066555_1420171.jpg 重要文化財の三十軒長屋

 長屋と言っても、熊さん八つぁん住んでいたような居住のためのものではなく、武器などを収めた倉庫だった。

 建物の屋根が白く輝いて見えるのは、鉛瓦で葺かれているため。
 瓦の形の木に鉛を被せたもの。 軽く外観が美しいばかりでなく、有事の際には鉄砲の玉に利用できたという。

 お城を抜け、大手堀を見る。 廃藩置県の後、ほとんどのお堀は埋められてしまい、ここだけが残ったという。 惜しいような気もするが、そのおかげで今の金沢の発展があるのだから。


 金沢では、武家屋敷なども見たいと思っていたが、町歩きのためガイドブックを車の中へ置いてきてしまって、見つけ出すことができなかった。

 唯一、当時の家老であった邸宅の跡地を見つけた。 もちろん当時の建物はなかったのだが、「八家」と呼ばれた家老たちのそれぞれの禄高が、5万石に始まり少ない家柄でも1万石という。
 数字だけでは大名に匹敵する。 加賀百万石のすごさ!

 もう一つ出かける前には期待していた「金沢21世紀美術館」にも入ったが、私にとってはまったくの期待はずれ。


 残念だったが、コーヒーつきのランチで気を取り直して兼六園に。

f0066555_1520036.jpg 霞ヶ池徽軫(ことじ)灯籠

 園内を歩いていると「ことじ灯篭」という道しるべを目にした。 それと徽軫灯籠が結びつかなった。(まったく読めない)

 入園の際にいただいたリーフレットにも、この灯篭がメインで載っていた。
 ということは、ここが兼六園でも最も重要ポイント? 私などにとっては、どこもすばらしいに尽きる庭園だったが。


f0066555_15364670.jpg 霞ヶ池との落差を利用した噴水

 高さ3.5mに達するこの噴水は日本最古のものといわれる。

 この他にも、瓢池・翠滝や曲水と呼ばれる美しい流れもある。


f0066555_1553265.jpg そうした「水」を意識したのは、最初にこの辰巳用水を目にしたから。

 犀川から11Kmの水路で水を引き霞ヶ池に貯める。 さらに高低差を利用し、逆サイフォンの原理で道を隔てた金沢城に水を送っていた。
 1632年のこと、1年で完成したというのだからすごい技術だった。


f0066555_1655753.jpg 「ちょっといいな」と思ったのが、雁行橋と背後の七福神山の眺め

 午前中からほぼ5時間歩き詰めなので、この近くのベンチで一休み。
 この後も少し歩いては休み、また休む。 心も体も癒される。

 逆に違和感を覚えたのは、ヤマトタケルの像。 いささか巨大過ぎ?


f0066555_1616296.jpg 唐崎の松

 兼六園といえばなんと言っても、テレビや写真などで見る雪吊りの風景。

 この唐崎の松に傘のように縄が張られた光景は、「一度肉眼で見てみたい」と思いつつ、雪が怖くてなかなか出かけられない。

 この次に来るなら、是非そのシーズンに。
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by t_ichib | 2011-06-20 22:23 | 今日もまた留守にしています
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