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北海道旅行② 待望のレブンウスユキ草
 利尻島から礼文島に向かう。 一刻も早く礼文島を歩きたいと、朝9時半の1便で利尻島を後にする。

 とはいっても重いスーツケースを持っての山歩きはムリ。 今日宿泊予定のペンションに電話を入れ、「荷物を預かってくれないか」と依頼する。 気持ちよく、フェリー乗り場まで迎えに来てくれるという。

 礼文に着くと、同じ便で同じ宿に泊まる他の2組と一緒に迎えを受ける。 私たち以外は前もって宿と連絡を取り、山歩きに必要なお弁当を受け取っていた。 のん気に連絡も取らずやってきた私たちは、お弁当の分だけ出遅れか?


北海道旅行② 待望のレブンウスユキ草_f0066555_22184835.jpg とりあえず、桃岩展望台コースの登り口まで送っていただく。

 山道を登り始めると、写真のレブンシオガマをはじめ様々な花が咲き乱れている。
 利尻島でもたくさん見かけたフウロは、昨夜の雨に打たれ花びらの形がいびつになっている。


北海道旅行② 待望のレブンウスユキ草_f0066555_2232926.jpg ミヤマキンポウゲ

 黄色の花はたくさんあったので、もしかすると他の花、レブンキンバイかも知れない。

 赤い花も白い花もそれぞれたくさんあり、紹介する花の名はすべて「?」が付く。


北海道旅行② 待望のレブンウスユキ草_f0066555_22503084.jpg 展望台の正面に見える桃岩は間違えようがないが、もう一つの「猫岩」というのが見つからない。 (勝手にも桃岩と同じ大きさの岩を探していたので)

 展望台を行き過ぎてから他の観光客に教えていただき、引き返してはるか眼下の猫岩を眺める。

 近くの花を撮っている分には今日の天気は分からないが、少し遠くは風に流される霧の合間を狙って撮らねばならない。


北海道旅行② 待望のレブンウスユキ草_f0066555_2354180.jpg レブンウスユキ草との出会いは、思いがけず桃岩展望台からの下り道。

 ウスユキ草の群生地でもない所に、一輪だけ咲いているのを発見でき、うれしいばかりでなく誇らしい気にさえなる。

 この花の右には小さく「管理番号1」と書かれた札が付いていた。
 もしかすると、「2」や「3」を発見した人もいるかもしれないが。
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 お弁当を持たずに歩き始めた私たちは、一度香深の町に降り昼食を摂る。 宿のご主人から「昼食後、また別のコースへ案内する」と言っていただいていたので、ウスユキ草の群生地への林道コース登り口まで送っていただく。

 宿のご主人は稚内や利尻からのフェリーが着くたび、出迎えやコースへの送迎など大活躍。 この時も私たち以外に、この日の朝にすでにチェックアウトした宿泊客の送迎をされていた。


北海道旅行② 待望のレブンウスユキ草_f0066555_23335181.jpg エゾスカシユリ

 黄色い花はエゾカンゾウなどがいっぱいなので、見落としてしまいそうになるが、前もって宿のご主人から聞いていたので、林道コースに咲いているのを発見。
 一緒に登り始めた他の観光客たちと教えあったりする。


北海道旅行② 待望のレブンウスユキ草_f0066555_23442586.jpg オダマキ

 黄・赤・白ほどではないが、青い花もけっこう多い。
 以前にテレビで「春が遅い分、一斉に花が咲く」と礼文島のことが紹介されていたが、この日の桃岩コース・林道コースともに紹介しきれないほど、様々な花が咲いていた。


北海道旅行② 待望のレブンウスユキ草_f0066555_2352576.jpg そしていよいよ、レブンウスユキ草の群生地

 山の斜面を横切るように細い道があるが、そこから上にも下の斜面にもウスユキ草が群生している。

 たった一輪だけ咲いていた桃岩と、見事な群生地とを比較した時、最初に見たということと、他の人たちが気づかなかったかもしれないことで、桃岩の方が感激大だったかな?

 林道コースからの帰り道は、ほとんど花もなく、見晴らしも悪く少し疲れた。
by t_ichib | 2011-07-10 21:25 | 今日もまた旅の空
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