蘇州・杭州・上海旅行② 蘇州夜曲
 蘇州と聞いてすぐ念頭に浮かぶのは、「蘇州夜曲」。 若い人には分からない曲で「年令が分かる」と笑われそうだが、今回の参加者は全員、それが分かってしまう年代。


f0066555_16181041.jpg 最初の観光の地は、寒山寺

 寒山寺の傍を流れる運河は、隋の時代に完成した北京と杭州を結び、全長1800Kmに及ぶ。
 大陸を流れてきている上、流れもほとんど静止していると思えるほど緩やかなので、川の水はどんよりしている。
 それでも汚水の匂いもなく、ゴミなどは浮かんでいない。 観光地と言うことで、船を使ってごみを拾い上げているようだ。


f0066555_16345618.jpg 寒山寺と言えば、「月落ち烏啼きて霜天に満つ」で知られる七言絶句「楓橋夜泊」の詩で有名。

 前の写真の橋はその楓橋だろうか。 橋自体は清の時代の再建で、詩が読まれた唐代のものとは違うが。
 橋は寺へ通じる参道になっている。


f0066555_16453475.jpg 世界遺産「留園
 明代に創建、清代に再興された中国4大名園の一つ。

 こうした池や庭園の周りに回廊を巡らし、すかし窓から眺めて楽しむ。 その窓の一つ一つが違った形に作られ、そぞろ歩きをする人は異なった風景を楽しんだと言う。


f0066555_17233987.jpg 上の写真で建物の周りに人だかりがしているのは、この演奏を撮ろうとしているカメラマンたち。

 なにやら京劇風の歌曲を見事な声で聞かせてくれる。 ここを訪れる人を楽しませてくれるイベントのようだ。
 実は留園を立ち去る頃になって、池に船を浮かべて歌曲の演奏がされていた。 そちらの方が風情があっていいのだが、帰り際で撮影の時間もなかった。


f0066555_17534594.jpg 平江歴史地区
 通常とは異なり、一つ一つの観光施設に入場料を払うのではなく、歴史地区全体に対し入村料が必要となる。

 先ほどの運河の上流か下流にあたり、観光客を乗せた船が行き交う。
 川岸には柳が揺れ、何故かなつかしい感じ。 もしかしたら江戸時代の大川端も、こんな風だったかと。


f0066555_19491173.jpg 太湖とゲン頭渚公園

 太湖は中国で4番目に大きな湖で、琵琶湖の3.5倍の大きさ、但し平均水深は2m足らずとか。
 「火山湖でないから」と言う説明、火山湖でないから水深が浅く、水が澄んでいないのか。

 公園名のゲンは、元の下に亀の字が組み合わされた日本にない漢字、ゲンそのものは亀・龍・獅子などが組み合わされた想像上の生き物。

 もう一つここには「無錫旅情」の歌碑がある。 以前の無錫は日本人観光客が訪れることのない地だったが、歌のヒットで観光客が増えた。
 歌手・作詞家・作曲家の3人は無錫の名誉市民となっているそうだ。
 ただし、肝心の歌碑は中国語に翻訳されており、私たちにはとても読めない。


f0066555_20242847.jpg その公園から少しだけバスで移動、同じ太湖にある映画村

 中国ばかりでなく日本でも大人気の「三国志」、魏の曹操と孫権(呉)・劉備(蜀)連合軍との海戦「赤壁の戦い」のロケ地を、観光施設として残した。

 海戦関係以外の建物などもありかなり広いので、カートに乗り施設内を移動する。



 ここまでで通常の日程が終わり、夕食の後にオプションツアーが組まれている。

f0066555_21181827.jpg 最初のオプションは蘇州運河ナイトクルーズ

 昼間もやっていないわけでないが、「夜の方が人気が高い」とガイドさん。
 確かに水のにごりも見えず、両岸を彩る明かりが美しい。

 1ヶ所で「アレッ」と思う異臭が漂ってきた。 後で教えてもらったところ、有名な「臭豆腐」だそうで臭いが食べるとおいしいそうだ。
 私たち日本人がそ知らぬ風でガマンしていたのに、同船した中国の若いカップルは鼻をつまんでいた。 臭豆腐などは食べなくなった世代なのか?
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by t_ichib | 2011-10-27 22:06 | 今日もまた旅の空
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