沖縄離島旅行② 滝と洞窟
 昨夜の宿泊客は、私たち以外にご夫婦が1組と一人旅の男性1人。
 そのご夫婦はもう1週間ほど滞在しており、その間ず~っと天候不順だったとか。 今日帰るということだが、少々残念そう。

 私たちにとっても、今日明日の2日間はあまり天気に恵まれそうもない。
 それでも明日の方が少しはマシということで、今日は午前中はピナイサーラの滝、午後はあまり知られていない洞窟に出かけることに。


f0066555_1322661.jpg 3年前のカヌーの体験が妻にとってとても楽しかったとかで、今回もこの西表にやってきた。
 前方の山に見える白い縦筋がピナイサーラの滝

 流れは緩やか、風も1箇所を除き穏やかで、池でボートをこぐのと同じくらいの簡単さ。

 それでも同行のガイドの言では、月に一度くらいは転覆する人がいるとのこと。
 上下船の時に確実に足-腰-足の順に出入りすること。 両岸に近づきすぎ藪をよけようと、体を左右に傾けないこと。


f0066555_13401787.jpg 滝の近くでカヌーを降り、徒歩で滝を目指す。

 まだシーズンでないので、途中で出会った別の観光客も数組ていど。
 止まっているカヌーは、ガイド+私たちの3艘とガイド+客1人の2艘。

 「この時期の観光客は贅沢を味わえる」とガイドが言う。 とはいっても、安全のため1人のガイドが案内するのは5~6名くらいだと言う。


f0066555_13491796.jpg 目的のピナイサーラの滝

 このところの雨のせいで水かさが多く、迫力満点。
 3年前に来たときは、写真の大岩の上に上ったものだが、今回は滝の水しぶきが激しすぎ、ガイドも「登ってみたら…」とは薦めない。

 ピナイサーラをめぐる1日コースだと、この滝の上まで上がるそうだが、今日はここから引き返す。


 3年前に来た時は引き潮の時間帯だったので、途中の干上がった中州でシオマネキやミナミコメツキガニのユーモラスな姿をみたが、今回はお目にかかれなかった。


f0066555_1423429.jpg 代わってオオタニワタリなどの植物や蝶などを見た。

 オオタニワタリは、宿主の樹液などを吸う宿生植物ではなく、日当たりの良い場所を求めて、樹木の幹や大きな岩などに付着するのみ。

 この若芽は柔らかくおいしいそうで、通りすがりの人が摘んでいくらしく、少しかわいそうな姿になっていた。

 そう聞くと、ついきれいな実などを見ると「食べられる?」と聞いてしまう。
 真っ赤なアダンの実などは、「食べられる」部分は少なくおいしくないとか。 そこら中に生えている立派なクワズイモは、食べると下痢をしてしまう。


f0066555_14151549.jpg クロイワオオケマイマイ

 500円硬貨より1回りも大きなペラペラな、本土では見たこともないカタツムリ。

 見るからに毒々しいので、さすがに妻も「食べられる?」とは聞かなかった。



 ここで一度宿に戻り昼食。
 ほっと一息したあと、特性のハーブティーをいただく。 真っ黒なお茶にシークワーサを、少し垂らすと鮮やかな赤に変わる。 「えーっ」と言う驚きで、疲れも少し薄らぐ。



f0066555_1454221.jpg 鍾乳洞は道路から藪を抜けたすぐ。
 西表島のどの観光案内にも載っていない、隠れた名所?なのかも。

 午前中のいでたちから、ライフジャケットを脱いだだけ。 ズボンのひざから下はずぶ濡れのまま。
 「それで良かった」、鍾乳洞の中は膝上まで水につかる所があった。

 鍾乳洞は大小3つほどあり、どれもが水につかっていたり、つるつる滑って、子供たちならちょっと冒険気分を味わえるかもしれない。 (シルバーの私たちも…)



f0066555_14594913.jpg タカサゴシロアリの巣

 鍾乳洞を抜けると、林の中の短いトレッキングコース。 その途中で大きなシロアリの巣を見つけた。
 この巣の一部を壊して鳥が巣を作ると言う。
 木の幹に穴を開けるよりは手軽。

 アリにとっては迷惑な話だが、ガイドは「あえて言うなら、アリの天敵を食べてくれる」ことくらい。
 鳥がいなくなると、アリは急いで巣を元の状態に修復するらしい。



f0066555_1526152.jpg 鍾乳洞と宿との往復の道で見つけたカンムリワシ

 電柱の上に留まっているのを望遠で撮ったのと、天気が悪いので不鮮明だが、撮影できたのがうれしい。
 それにしても、ガイドはこうした生き物を目ざとく見つける。
 植物や巣などならいつもあるけど、足や羽を持つ生き物は難しく思える。 「あそこにはいるかもしれない」と言う場所はあるとは思うけど。



 宿に帰ると、宿泊客は今日帰ったご夫婦に代わり、男性4人・男性2人・男性1人×2と、一挙に増えていた。

 そのうちの1人の外人さんが隣室。 「こんにちわ」と声を掛けると、すごく日本語が達者で、その後も朝夕食のたびに気さくに話しかけてくる。

 日本に来て11年。 大阪の大学で英語を教えているとかで、今は春休み中。 石垣島で1週間、西表島にも1週間の予定、その後も…
 こちらも毎日が日曜という身ながら、「うらやましい」とつい言ってしまう。

 山登りが趣味で、「百名山」はほとんど登ったと言う。 「春休み+夏休み」×11年なら、そうなるか?
 明日はカヌーをレンタルし、ガイドなしでピナイサーラへ行くと言う。
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by t_ichib | 2012-02-27 22:32 | 今日もまた旅の空
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