クロアチア旅行③前 プリトゥヴィッツェ湖群国立公園
 昨日は走行距離が200Kmを越える強行軍とはいえ、それはバスが走った距離。 自分の足では、鍾乳洞内の2Km弱しか歩いていない。
 体はバスの座席の形でこわばってしまった気さえする。

 それで夕食の前と後に、体をほぐしに外へ出て歩き回る。
 ホテルそのものも国立公園の中にあるので、コンビニやスーパーなどはないが、ブナ・モミなどの森におおわれ、小鳥のさえずりは絶える間もない。

 寝る前の一服を楽しむためにベランダに出ても、(夜遅いのに)小鳥の鳴き声はどこかから聞こえてくる。
 海外に来ていつも不思議に思うのは、耳障りな声でなくカラスの姿を見かけないこと。



 【世界遺産】プリトゥヴィッツェ湖群国立公園
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 私たちが宿泊したホテルは、中央下段の緑色の②の入り口付近だが、バスで移動して右側の①の入り口から入る。

 上湖・下湖とあるだけではあまり役に立たないが、地図には日本語も書かれている。 (カタカナもあるから、中国語ではない)
 16の湖が標高636mから503mの差で、南北に8Kmにわたり連なる。

 湖群全体の広さは2平方Km、その水は地図右端のコラナ川に注ぐ。


f0066555_11144463.jpg コラナ川

 地図の①を入るとすぐに、コラナ川を見下ろすポイントに出る。

 落差があり、見下ろすにちょっと怖いくらい。



f0066555_11283981.jpg ほとんど同じ場所から、下湖群の一部を見下ろす。

 落差のある2つの湖は、石灰質堆積物(石灰華)が自然に作ったダムにより、形成される。

 そのダムが遊歩道になっており、そこまで降りていって向こう岸に渡る。


f0066555_11403100.jpg 大滝

 上の遊歩道から、いったん右方向(コラナ川方面)に入り、左方向に曲がった所にある。
 最初の地図では、下湖と書かれた下に小さく「大滝」と書かれている。 (英語でもBig WaterFallとしか書かれていない》

 湖群全体では92もの湖があり、そのほとんどに名前など付いていないので、こんな安直な名前が。
 安直な名前、あるいは名前のあるなしに関わらず、美しい滝がいくつも。

 日本でなら、〇〇四十八滝などと小さな落差まで数え上げ、すべてに名前をつける。
 ちょっとしたことだが、国民性の違いがうかがえ興味深い。



f0066555_12274448.jpg 国立公園内には1,267種の植物のほか、321種のチョウ・161種の鳥などが生息し、最大のものはヒグマ。

 現地ガイドさんも動植物には詳しくないのか、写真の魚をコイとか言ってはいたが。

 国立公園の中なので、焚き火・動植物の採取はもちろんダメ。 エサやりも禁止なので、日本の池のコイのように寄ってこない代わりに、釣られることもないので逃げもしない。



f0066555_12375282.jpg 湖の渡し舟

 下湖群の最後の湖はエコ船で渡る。 電動なのか、音が静か。 波もないので、滑らかに進む。

 もう一つエコカーでの移動も入場料に含まれているのだが、出口にあたる地図の②はホテルのすぐそば、乗らなかったので電動だったかは分からない。

 この渡し舟は休憩所・おみやげ屋に着き、その先は上湖群となる。


f0066555_1223428.jpg 湖岸の標識

 それぞれの湖の岸には、その湖の名前と左から順に標高554m・広さ8ha・水深10mを示す標識が立てられている。

 白い縦の矢印が地図上の現在地。
 湖の高低差が分かって面白い。 この高さだと下湖に近いが、ここは上湖群になる。



f0066555_12552285.jpg 絶景の遊歩道

 こんなスゴイような木道を歩く。
 もっとも遠くから見て絶景と思えるので、自分がそこを歩くときは「横に大きな岩があるな」としか思えない。

 この国立公園を含む一帯もカルストなので、昨日のポストイナのような鍾乳洞が、近くにあるのかもしれない。


 朝出発してから2時間半、すっかり暑くなったが、添乗員が言っていたように「マイナスイオンをいっぱい浴びて」気分は爽快。
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by t_ichib | 2012-05-12 12:58 | 今日もまた旅の空
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