何度かめの北海道③ 念願の観光船
 20年ほど前に一度乗ったものの、「もう一度」と思っていた知床の観光船。

 前回道東を回ったときには、海が荒れていて観光船が出なかった。 が、今日の天気なら「大丈夫だろう」と。


f0066555_21105240.jpg 弟子屈の宿を出発し、午後からの観光船に乗るつもりで、最初に小清水原生花園へ。

 国道沿いの原生花園駅は、5月~10月の間のみ営業される。
 といっても、それ以外の季節に訪れることもないし、レンタカーだし...

 それでも、ちょうど通りかかったかわいらしい、一両っきりの列車に、一度は乗ってみたい気になった。


f0066555_21335722.jpg クロユリ

 前の写真の駅舎のすぐ近くに、クロユリが群生している。

 すぐ隣にはセンダイハギも咲いているが、そちらはまだ少し早そう。


f0066555_21385719.jpg スミレ

 ハマナスなどは、「まだまだ」という中で、スミレがあちらこちらに咲いていた。

 小さいので、いつもならそんなに目立たないのだが、他の花があまりないので。


f0066555_21392869.jpg ハマエンドウ

 以前、同じ6月に来たときには、たくさん咲いていたハマエンドウ。

 「今回はまだまだ蕾?」と思っていたら、コースの終り近くにいくつか咲いていた。

 それでも数は少なく、宿で聞いてきた「10日ほど遅い」という言葉どおりだと思う。



 原生花園の後は、観光船のウトロに向かう。
 前もって調べてきた観光船の会社に電話をすると、「予約客が少なく運航しない」が、「他の観光船を紹介する」と。 ...良かった。


f0066555_225564.jpg 観光船は最低7人いないと運航しない。
 紹介された観光船は、団体客だけで10名の予約があり、そこに2名・3名と加わり、全部で20名ほど。

 30名以上乗れそうな船なので、窮屈な思いをせずにすみそう。

 観光船には、知床岬まで行く3時間コースのほか、その手前までのヒグマウォッチングコース、カムイワッカの滝コースの3つがある。
 せっかくだから「一番遠くまで」と。



f0066555_2233881.jpg フレベの滝(乙女の涙)

 出航後すぐ、フレベの滝を見る。


f0066555_22355777.jpg男の涙


 フレベの滝のすぐ隣にあるので、「乙女の涙」のついでに無理やりつけた名前?

 2つの滝とも地上部分には川がなく、地下水が崖から海に注ぐ。


f0066555_22501034.jpg カムイワッカの滝

 海から望むこの滝の姿もいいのだが、滝の上方にあるいくつかの滝も有名。
 カムイワッカのの滝といわれ、硫黄を含んだ温泉の湯が流れる。

 知床半島も、カムイワッカまでは車で入ることができ、若者や秘湯ファンが訪れるという。

 写真のカムイワッカの滝は陸路では行けず、また沢の水が混じりではないらしい。



f0066555_23225663.jpg この観光船のセールスポイントの一つが、ヒグマウォッチング

 目ざとくヒグマの姿を見つけた船長が、船を岸壁近くまで寄せてくれる。

 「その中腹の岩の間に」とか、「斜面を動いている」とか教えてくれるのだが、小さいのか私には分からない。

 最後に水際まで降りてきていたこの1頭。 これは私にも見えた。
 この観光船の今日までの「ヒグマ目撃率100%」だとか。


f0066555_23323843.jpg 知床岬灯台

 半島の先端まで来る。
 ここまで来ると、北方領土の国後などが見えるのだが、残念ながら少し前からモヤが出て、見ることができない。

 ここまでの行きは2時間かかったが、帰りは1時間ほど。 その帰りに心地よく寝ていた人はもっと短く感じた?


f0066555_23442229.jpg オロンコ岩

 船を下りると、そのままオロンコ岩に挑戦。

 オロンコ岩は200段くらいの急な階段を上がるので苦しいが、頂上のお花畑が見事。

 前回のしんどかった記憶もあるが、今日の宿まではこの後5分もかからないし、「登ろう!」と。



f0066555_02266.jpg 途中ですれ違った人に、「上には花が咲いていましたか?」と声をかけると、「少ないけど、黄色い花が...」との返事。

 このエゾカンゾウのことか、あるいはセンダイハギか?

 どちらもまだ少なかった。
 前に来たときは、頂上はまさに「お花畑」と思ったのだが。
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by t_ichib | 2012-06-05 21:03 | 今日もまた旅の空
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