山アジサイとユリ
 妻が退職した当初(もう数年前)、急にカレンダーが空白になった虚脱感を埋め合わせるため、ウメ・桜に始まり紅葉にいたるまで、近場の花の名所に出かけたものだ。

 最近では、少しその回数が減ってきていたものの、ハス・彼岸花...などと季節ごとに出かけていたが、昨年は極端に少なかった。

 「去年は△△を見なかった」という妻のつぶやきが、だんだんと大きくなってきたので、「じゃあ、出かけてみようか?」と。



 【三光寺のアジサイ

 三光寺は同じ岐阜県とはいえ、我が家から車で1時間の山県市にある。
 三光寺に着くと、駐車待ちの車が数台、道路わきに停まっている。
 駐車場のスペースは20台程度。 あまり広くはないが、(平日に来たのに)こんなことは初めて。
 数日前の地域ニュースで紹介されていたことが、その理由なのか?

 三光寺が「アジサイ寺」として有名になったのは、住職がアジサイ好きで(特に山アジサイ)、コツコツと集め植えたものが、140種、9000株にまでなったことによる。(そのニュースの紹介によれば)

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 三光寺を訪れるのは3回目だが、いつもいつもアジサイのさまざまの色に驚く。

 寺の境内や斜面に植えられたアジサイには、もちろん名札などついていない。
 が、「あじさい祭り」期間中には、アジサイの苗の展示即売が行われており、左のアジサイが「くれない」というのだけは、やっと覚えた。


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 その色の豊富さを知ってもらうために、(素人目には)同じように見えるアジサイの色違いを並べてみた。


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 駐車場には岐阜ナンバーばかりでなく、名古屋など他県ナンバーの車が多く、きっと隣の関市板取の「あじさいロード」などにも一緒に出かけるのだろう。

 私たちは、ようやく操作に慣れてきたインサイトのカーナビに、「谷汲ゆり園」をポイントする。



 【谷汲ゆり園

f0066555_12334148.jpg ここに来るのは2年ぶり? それとも...
 入ったとたんに、「ちょっと花がまばら、もう遅かった?」という感じがした。

 実際には枯れたものがある反面、まだつぼみが固いものもある。
 種類による花の時期の違いがあるのだろうが、来園者が長く花を見られるよう、植え付けの時期などをずらしているのかもしれない。

 まばらに見えたもう一つの理由は、ユリが植えられている場所が広げられたこともある。
 以前は草むらだった奥の方が、手入れされ花壇になっている。


f0066555_1449099.jpg 花壇と書いたが、畑のように長い畝が作られ、一種類づつのユリが並んでいる。

 その中に、今まで見たことのない変わったユリが咲いていた。

 ずらりと並んだユリの列の手前に、その種類の名が書かれているのだが、とても覚えられない。
 (その気があっても、3歩も歩けば忘れてしまう。)


f0066555_14581410.jpg ここのもう一つの楽しみは、種類がごちゃ混ぜに咲く花の群れ。

 教室の中できちんと机に座った姿と、運動場で遊びまわる(赤・白帽を被った)小学生を見てるよう。

 雑草の中に咲いているのだが、ユリは背が高いので(雑草をジャマに思わずに)花を楽しめる。
 (写真だと、雑草が緑のじゅうたんのようにも見える。)


f0066555_158215.jpg その雑草の中の1本のゆり。

 もちろん3歩以上歩いたので、花の種類は?

 その代わり、(礼文島のオオバナノエンレイソウで得た知識)「ユリの花びらは3枚、後の3枚はガク」などと、妻には自慢げに付け焼刃のウンチクを。
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by t_ichib | 2012-06-27 23:01 | 今日もまた留守にしています
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