今日は今回の旅の最大の目的地、サンゴソウのサロマ湖へ出かける。
その前に1ヶ所、隠れたサンゴソウ群生地として紹介されていた計呂地(けろち)交通公園に立ち寄る。 群生地へ続く木道 ここは廃線となった計呂地駅の跡地が、交通公園として整備された。 駅舎は資料館として残され、SLも展示されている。 ちょうど私たちが着いた頃、たくさんの車が公園に入ってきた。 「ここのサンゴソウは、こんなにも有名?」と、とっさにそう思ったが、その人たちは隣接するゲートボール場に向かう。 この木道を歩くのは私たちのみ。 計呂地のサンゴソウ この近くの地図が良く分からないが、ここはサロマ湖でも最も奥まった所にあるのだろう。 緑に見えている部分も、もしかするとサンゴソウなのかも知れない。 今年の秋は暑いので、色づきが遅れている? ギムアネップのサンゴソウ群生地 残念ながら、一面に真っ赤なサンゴソウは見られなかった。 実は、サンゴソウの色づき不良を改善するため、対策事業が行われたのだが、サンゴソウが剥がれてしまうという逆効果を生んでしまった。 写真では、サンゴソウがある方へとカメラを向けているが、本来ならサンゴソウの群落があったらしき場所が、むき出しの砂地となっている。 このことは、地元北海道では大きなニュースだったらしく、この先訪れた網走や知床でもお店や宿の人たちが、「善意でやったことなのに、残念な結果に...」と言っていた。 ワッカ原生花園・ネイチャーセンター 6月にここへ来たときは、自転車道の整備工事中だった。 その時から「今度来た時には、ぜひ...」と楽しみにしていた。 この日の北海道は30℃を越す猛暑、「自転車で走り回るのはどうかな?」と心配だったが、風が適度に吹いており、そんなに汗をかくこともなかった。 自転車道はワッカの森まで続いており、ゆっくり往復する。 夏休み中とか、もっと花の多い時期ならたくさんの人が自転車で繰り出すのだろう。 それでもこの猛暑の中、何組かの人と自転車ですれ違った。 ヤナギタンポポ 自転車で往復する間、一番目立っていたのは真っ赤なハマナスの実。 まだピンクの花も残っており、ずいぶん花の時期の長いんだなぁと思う。 他には紫のクサフジ、黄色のアキノキリンソウなどが目立つ。 白いツリガネニンジン 何だが分からなくて、ネイチャーセンターの人に聞くと、「ツリガネニンジン」と教えてくれた。 ツリガネニンジンというと、紫と思い込んでいたのに、白い種類もあるんだとはじめて知った。 もちろん紫の花も見かけたが。 カワラナデシコ 今年は6月に、少し早咲きのなでしこを見た。 同じ花を9月に見ることができるなんて... 良く見ると、同じ株から出た花の8割くらいが、花を咲き終え枯れた茶色をしているのに、残りの部分がやっと花を開いた。 ...というものが多い。 女満別・朝日が丘公園のヒマワリ サロマ湖からいったん網走を通り過ぎ、一気に女満別まで。 開花状況は、ご覧の通りで終わっていた。 今回のたびはよほどタイミングが悪かったのか、季節外れの猛暑が悪いのか、目当ての花にはことごとく振られた。 それでも目的地ではないが、別の場所でヒマワリもコスモスも見られたことだし。 ここ朝日が丘公園では、別の畑にヒマワリの苗が植えられている。 10月の中ごろには、再び満開になることだろう。 天都山のはな・てんと 天都山には前にも上がったが、ここは初めて。 今日一日、すごく暑かったので、アイスコーヒーを飲みながら、お店の人と話をしたり、きれいな花を眺めたり。 サンゴソウ観賞に費やす予定の時間が、大幅にあまりここでゆっくり時間調整をして、網走のホテルへ向かう。
by t_ichib
| 2012-09-18 15:57
| 今日もまた旅の空
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