北海道9日間⑥ 鶴居村には鶴がいなかったが、
 昨日、裏摩周から表(第三駐車場)への長い距離を移動中、「900草原」という標識を見かけた。
 泊まった宿から近そうなので、宿の人に道順を聞いて出かけた。


f0066555_20385462.jpg ぐるっと360度が見渡せる900草原

 名前の由来は、草原の広さが900ヘクタールもあることから。

 私もその一人だが、「なんで、そんな名前が?」という疑問が、観光客をここまで走らせる。

 周りはぐるっと草原が広がり、遠くにはいくつもの山々が望める。
 その草原に放牧されている牛の姿があれば、もっとのどかな気分を味わえただろうが。


f0066555_210565.jpg 双湖台から見下ろすペンケトー

 今日の目的地は釧路、昨夜まで右回りで行こうか、左回りにするかと迷っていたが、とりあえず阿寒湖方面に向かうことに。

 双湖台とあるが、上の湖パンケトーは肉眼ではかろうじて分かる程度。
 カメラで撮るには、相当な倍率の望遠レンズが必要だろう。


f0066555_21201454.jpg 阿寒湖と雄阿寒岳

 湖の右手の方には散策路があり、ボッケと呼ばれる温泉の湧出口がある。
 前回はそこまで行ってみたが、今回は車を停めた場所が反対側、散策路の入り口までがかなりある。
 前にも歩いたことだし、今回はパス。


f0066555_21332746.jpg オンネトーの奥にある湯の滝

 今まではこんな滝があるのを知らず、ここまで来るのは初めて。

 駐車場からは片道2~30分ほど。
 林の中の道を歩く。 花の多い時期だともっと良かっただろうが、時々ちょっと変わった小鳥を見かけたりできた。


f0066555_21405868.jpg 滝といっても、豪快に水音のする滝ではない。
 斜面を流れ落ちるように湯が流れる。

 階段を登った上にある池。
 以前はここで露天風呂を楽しんだのかもしれない。

 実はここは、珍しい現在でもマンガンが作られている鉱床なのだそうだ。

 水に溶けているマンガンが、微生物の働きにより酸化マンガンに生成される。

 そんな珍しい現象を保護するため、現在では入浴禁止となっている。
 下側の池は酸化マンガンのせいか、赤っぽい色をしている。


f0066555_2213957.jpg 鶴居村の鶴見台

 オンネトーから一転して、鶴居村へ。

 途中では1ヶ所ひどい悪路を通る。
 それなのに、ここでは鶴は影さえ見えない。

 その代わり、以前はなかったきれいな花壇ができている。
 写真の左手奥が、たぶん餌のない冬場に給餌をされている方のお住まい。



f0066555_22211471.jpg 偶然見つけた鶴たち

 あきらめて細岡展望台に立ち寄り、さらに温根内ビジターセンターに向かう途中に、「あれっ」と。

 畑や、草地で餌をとっている鶴を見つけた。
 一度見かけたら、そういう目で見るせいか、何ヶ所でも見つける。
 そのたびに車を路肩に寄せ、写真撮影。

 その中でも一番近くにいた鶴が、上の写真。

 ところで、この後の温根内の散策路に、いくつかあったクイズの一つ。
 「鶴の黒い羽は、どの部分にあるか?」というもの、自信をもって「尾」と思ったのに、正解は風切羽なんだそうだ。
 (写真でも、尾にみえてしまう)


f0066555_2256771.jpg 湿原内で一番目立ったウメバチソウ

 今日も旅行中一、二を争う走行距離、温根内ビジターセンターに着いたのは少し遅い時間。
 センターの人に聞き、少し短いコースを歩くことにした。

 「その場合でも、ここはお勧めだから...」と親切に地図にしるしを付けていただく。


f0066555_2385471.jpg リンドウ

 花の時期には遅く、半分枯れたようなものが多い中で、きれいに咲いていたので。

f0066555_2313322.jpg トリカブト

 同じような青い花だが、いわずと知れたトリカブト。

 伊吹山のお花畑で見るトリカブトとは、色も形も少し違うような。

 イブキでは群生していたが、ここではコースの終りの2ヶ所ほどで見かけたのみ。
 花が咲いていないと見つけられないので、もしかするともっと早い時期なら、大群落を作っているかも知れないが。
[PR]
by t_ichib | 2012-09-21 17:24 | 今日もまた旅の空
<< 北海道9日間⑦ 少しのどかな所ばかり 北海道9日間⑤ 知床五湖から摩周湖へ >>