台湾旅行② 列車の旅満喫
 台湾の面積は九州よりやや狭い。 そこに2300万の住民が暮らす。 日本以上に人口過密地帯と言えるだろう。
 しかも、地形的には高い山が多く、平地に人口の多くが集中する。

 平地は昨日まで旅行してきた台湾の西側に多く、今日これから向かう東側は山岳地帯。
 そこに住む人は、台湾の原住民などの少数民族が多い。


 3日目(10/24)高雄~台東~花蓮

f0066555_12341438.jpg 高雄駅

 子供の頃、当時の学校の先生から「中国語では、汽車は車のこと。 火車が汽車のこと」と、教わった。
 町でよく見かける看板の『汽車』の文字を見て、そのことを思い出す。。

 言葉の違いだけでなく、乗車後の切符にも違いがある。
 新幹線を下車した後、自動改札機から切符が出てくる。 それを持ち帰る。

 自動改札のない路線でも、使用済みのスタンプを押せば、その切符を持ち帰ることができる。

 毎日利用する人にとってはゴミだろうが、私たちにとって良い記念品になる。


f0066555_13104384.jpg 高雄からの列車

 発車した『火車』は一度南へ下り、ぐる~っと回り込んで北へと向かう。
 予想通り単調な山あいの風景。 他の乗客もいるので、ガイドの説明もない。

 170Km、3時間の乗車だったが、ひたすら読書をしていた私たちにはあっという間。


 台東で昼食を摂った後、バスに乗り換え花蓮に向かう。
 バスでの移動距離距離180Km、やはり3時間ほどの行程だが、途中2、3ヶ所の観光がある。

 車窓からは原住民の集落を時々見ることができる。
 そしてその墓地を見ることも多かった。 その墓には十字架が立つ。
 中国大陸から移住してきた人たちの多くは、道教か仏教。 「先住民とは信仰の面でも、違っているんだろうか?」などと。

 

f0066555_13401489.jpg 三仙台

 少し沖の方に、3人の仙人が住んだといわれる3つの岩が。

 引き潮の時には歩いてそこまで行けるというが、今はきれいな太鼓橋で渡ることができる。

 といっても、ここでの滞在時間はほんのわずか。
 渡るだけの時間が取れず、近づいて橋の写真を撮るだけ。


f0066555_1410581.jpg 八仙洞

 八仙洞は岸壁にいくつも空いた洞窟の景観と、遺跡とで有名。
 ただし、私たちの目には遺跡らしきものは見えなかったが。

 海岸線からは少し離れているのにこの場所に立つと、波の押し寄せる「どどーっ」という音が大きく聞こえる。

 私たちの足元の方にも洞窟の空洞が、海の方まで広がっているのだろうか? その音が洞窟を抜け、私たちの耳に?



f0066555_14224010.jpg アミ族の伝統舞踊

 中国の京劇や雑技団ほど洗練されていない。
 ムラに伝わる伝統的な舞踊というところに、価値があるのだろう。

 それと踊り手の男性たちが、まだ十代と思われる若い男の子ばかり、周囲の私たち一行の女性たちからは「イケメン!」という声まで。


 4日目(10/25)花蓮~台北

f0066555_1625870.jpg 太魯閣(たろこ)峡谷

 このあたりはガイドの言によれば、「ほとんど無尽蔵の」大理石で峡谷が出来上がっている。

 さらにその大理石の岩が両側から迫る、峡谷の風景が観光客をも呼び込む。

 この風景も財産なので、私たちが回った範囲では、大理石の採石場は見当たらなかった。
 たぶん目に触れない場所で、大理石を切り出しているのだろう。

 大理石の岩は「剥がれ落ちやすい」とかで、危険箇所はバスで移動、安全かつ風光明媚な場所はバスを降り、写真を撮ったりしながら散策。



f0066555_17535485.jpg 峡谷のダム

 峡谷へ向かう途中で、小さなダムを見る。
 小規模なものらしいが、ダムの水の色が実にきれいだった。

 写真右側がダム、手前は道路。 適当な駐車スペースもなく、車窓から写真を撮るだけで行き過ぎる。


f0066555_1851924.jpg 花蓮から台北に向かう特急列車

 列車の名は先ほどの峡谷と同じ名の、『タロコ号』

 目的地までは220Kmだが、さすがに特急、2時間ほどで松山駅に着く。


f0066555_18115933.jpg 九份(きゅうふん)

 この地は元々は人里離れた寒村で、地名のいわれは「開墾した土地を9人で分けた」からとも、食料などの買出しの際にいつも「9つ分」と言っていたからだとも。

 その後、この地で金が採れたため採掘の人であふれ、さらに一大歓楽街が出現した。

 金鉱が枯れるとともに、一時町は廃れた。 が、近年になってそのレトロな町のたたずまいが見直され、観光地として復活した。


f0066555_18353624.jpg 九份のせまいおみやげ屋の通り

 最初に湾を見下ろす美しい町の写真を出したが、九份の本領はむしろこのせせこましい町並みの方では。

 この町歩きの間に、あらかじめガイドに薦められていた草もち(1個約30円)を買い歩きながら食べる。
 一般に観光地での飲食費は高いものだが、地元の人と同じ価格でおいしいものを食べられるのはうれしい経験。


f0066555_19461534.jpg 台湾一の高層ビル101

 台湾一どころか、前回台湾を訪れた2004年当時は世界一の超高層ビル。 (その後2007年にUAEに抜かれる。)
 前回は101の展望デッキまで上がったが、今回は上がらず少し離れた町中から夜景を見上げる。

 前回展望で木から撮った町の夜景は惨憺たる結果だったが、今回は三脚を使ってなくとも何とか見られる。
 8年間のカメラ機能の進化に感謝。
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by t_ichib | 2012-10-25 22:48 | 今日もまた旅の空
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