南イタリア① 「エメラルドの洞窟」って?
 南イタリア①としたが、中部国際空港を出発したのは昨日。 集合時間が早かったため空港内のホテルに前泊したので、この日でもう旅の3日目。

 中部空港からの直行便がないため、乗り継ぎやその待ち時間などで、昨日はローマ空港に着いた後は、ホテルで寝る時間だけの日程。


 今日はホテルを出発してから、途中ナポリで昼食休憩があるだけで、ひたすら【世界遺産:アマルフィ】を目指す。


f0066555_2044371.jpg 【ポタジーノの丘から望むアマルフィ海岸】

 アマルフィの町だけではなく、ソレントからサレルノまで続く30Kmの海岸線が世界遺産として登録されている。

 途中で通過してきた町々も、道路からは見上げるような急斜面に家が貼りついている。
 車を持っている人は路上駐車するしかない。

 ポタジーノの丘は、たぶんアマルフィよりはだいぶ手前。 少し前からカーブを曲がるたびに、アマルフィ海岸の絶景が見え隠れしていた。

 ちょっと不安にさせるのは前方の低い位置にまで、雲が下がっていること。



f0066555_217484.jpg 【本当はこの先で「エメラルドの洞窟」を見られたはず】

 カプリ島の「青の洞窟」は有名だが、アマルフィ近くにも「エメラルドの洞窟」があることを今回の旅行ではじめて知った。

 洞窟はそんなに深くはないらしいが、それでも海の上からアマルフィ海岸を眺めるのも悪くない。

 …と思っていたのだが、船着場に着く間もなく「欠航になっている」と運転手が告げる。
 波が高いからだとか。 見た目にはそんなでもないようなのに。

 洞窟にはこの写真の向こう側から入れるようで、残念ながら入り口さえ見られなかった。



f0066555_21375598.jpg 【アマルフィ旧市街・ドゥオモ広場】

 広場はアマルフィの町の中心。

 中央は町の守護聖人アンドレアの銅像、台座にはユニークな噴水がある。

 天使が抱える魚から、男性の持つ水がめから、そして女性の胸からも水が注がれる。


f0066555_2153541.jpg 【広場から見上げるドゥオモ】

 アマルフィはイタリア半島を長靴に見立てたときの、むこうずねに当たる部分にある。

 実際に歩いてみると、町はそれほど大きくないように思える。

 このあたりの海岸は海から急に切り立った崖が続く中、嵐などを避ける入り江のようになっており、ドゥオモが立てられた当時は交易でおおいに栄えたという。

 だからこの町にドゥオモが…?


f0066555_22145737.jpg 【所々で2階部分がつながった、アマルフィの通り】

 通りの両側は、ブティック・喫茶店・ジェラードのお店・パン屋・陶器や小物のおみやげ屋など、さまざまなお店が並ぶ。

 ここで、ジェラードは歩きながら食べ(妻が)、チーズはおみやげに。

 この通りの右にも左手にも山が迫り、人の住む地区は意外に狭い。
 通りそのものも先へ進むほど急な坂道になっており、道路の下には谷川の水が集まっているようで、ごうごうと音を立てて流れる。



f0066555_22213892.jpg 【アマルフィの町を箱庭にしたかのような】

 その箱庭には、かわいらしい色あざやかな人形たちが。 町の男女や天使や神も。

 最初だったので珍しさで撮ったが、この後のシチリア島でも何度か目にした。
 こんな人形を売る店も。



f0066555_2235493.jpg 【アマルフィの海岸】

 写真は手前の桟橋から撮る。
 私たちの滞在中には1艘の船も見なかったが、どれくらいの大きさの船が入港可能なのか?

 アマルフィでの散策時間は1時間ほど。
 通りの先で見かけた紙の博物館(Museo Della Carta)や「天空の回廊」にも立ち寄る暇もない。

 バスに戻ったのは私たちが一番最後。 集合時間前だったのに…、ちょっと寒かったので他の人は早く戻った?

 こんなに時間に余裕がないのは、この後にシチリア島に渡るため、ナポリまでの80Kmを戻らなければならないため。



f0066555_22504029.jpg 【出航するナポリ港】

 ナポリ市内で夕食をとり、20時の出航に合わせ乗船。
 あたりはもう真っ暗で、写真の隣の船さえ良く分からない。

 シチリア島パレルモまでは、12時間。 後は船室で寝るのみ。

 大きな船だったのに、乗客はまばら。
 翌日の下船時の混雑もなく、「こんなんじゃ、運行すればするほど赤字だろうな」と添乗員さんが言ったほど。
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by t_ichib | 2013-03-10 20:49 | 今日もまた旅の空
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