明け方に寒くて目覚めたと書いたが、同行の人たちの中にはそれ以上で、「ジャンパーを着て寝た」などと。
【ホテルの窓から朝の風景】 少し先がモヤモヤっとしている。 寒そうなので、ちょっとでも暖かそうな服装で。 バスに乗り込んだときには、気温13℃、さすがに運転手さんもエアコンをつけない。 現地ガイドが「このあたりは何もない所」と言うように、途中でサボテンの即売所と地元の人が利用すると言う朝市に立ち寄った。 サボテンはたとえ買っても、空港で没収される。 きれいで珍しい植物は、もっぱら目の保養。 後は片隅においてある子供の喜びそうな雑貨を買う人がいるくらい。 朝市も、地元の人が利用するにしては安くない。 イチゴなどキャメロンハイランドの特産品のはずなのに、本当に小粒のものが500円くらいもする。 【ウブディアモスク】 マレーシアでもっとも美しいモスクと言われる。 それなのに、ここの滞在時間はたったの30分。 ここに来るまでにすでに昼食を済ませ、午後の1時前。 この日の走行距離は300Km近くなので、時間が取れないのは分かってはいるけど。 【モスクの近くで見かけた民家】 走行中のバスから遠めに時々見かけてはいたのだが、高床式の住宅がこんな所にあったなんて。 実は私は気がつかなくて、妻が撮っていた。 気がついておれば、「どんな風になっているか?」と興味を持っただろうに。 【オランウータンの島への船乗り場】 行く手に広がる湖は、灌漑農業用に作られた人工湖、この先の島にオランウータンが飼育されている。 オランウータンはボルネオ島などに生息し、そこからオス2頭、メス6頭を連れてきて繁殖させている。 【観光客用の通路】 島に着くと観光客は、こんな金網で覆われた通路から、オランウータンを眺める。 オランウータンが近寄ってきてくれなければ、見ることができないわけだが、普段この近くで餌をもらっているから、このあたりにたむろしているのも多い。 【大人のオランウータン】 大人のオスは群れから離れていることが多いそうだから、これはメスか、お兄さんくらいなのか。 大きな体とユッタリした動作から、思索する森の人という感じがする。 【オランウータンの子供たち】 一方子供たちほとんど動きっぱなし。 お母さんに甘えてみたり、同じ年頃の子供たちと取っ組み合ったりと。 繁殖を始めたころは、赤ちゃんが生まれるとすぐ母親から離し、人工保育。 日本の京都大学の協力もあったそうだ。 現在では飼育数も安定してきたので、そのまま母親の手に保育を委ねている。 ただし人工保育で育った子の方が大きいのだとか。 【マレー半島とペナン島をつなぐ橋】 橋を渡るバスの窓から橋は写せない。 私たちが渡っている橋(13Km)の交通量が限界なので新たに建設され、間もなく完成するという第2ペナン大橋(27Km)が、望遠でかろうじて写る。 【ホテル裏のビーチ】 ペナン島は淡路島の半分くらいの大きさ。 元々の住民に加え、橋の向こう側の工業団地に通う人たちや、日本や欧米からの長期滞在者も多く、クアラルンプール同様に手狭になっている。 ホテルに着くまでに「ここも昔は海だった」と、ガイドが説明してくれた埋立地をいくつか通った。 そこには家賃の高そうな高層住宅が並ぶ。 ホテルのあるリゾート地側の海は泳げるが、とても泳げないマラッカと同様な海も多い。
by t_ichib
| 2014-01-20 11:46
| 今日もまた旅の空
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