6日間の日程とはいえ、行き帰りにそれぞれに1日かかるので、今日が観光の最終日。
【ペナン島の高級住宅地】 ガイドの口から何度も、「このあたりのマンションは、ン千万」と言う言葉を聞く一方、広々とした土地に建つ家。 元々、ここの住民なのか、近頃になってこの土地を取得した外国人なのか…と考えてしまう。 【涅槃仏寺】 タイ風のお寺だと聞くと、「確かにちょっと違うかな?」と思ってしまう。 興味を惹かれたのは、左右の龍の形が違うこと。 【タイ風の龍】 【中国風の龍】 龍は左右に2体づつ。 そして左の写真の右端に写る仏様は、下半身が鶏。 日本のお寺ならこの位置に狛犬がいそうなものだが。 【33mもある涅槃仏】 こうした寝姿の仏様は、あまり日本では見かけないが、スリランカでも何度か見た。 金色の衣、ピンクの肌。 木彫りの日本の如来像のほうが、私にはありがたみがあるのだが、国が変われば理想の姿も変わるのだろうと。 【コーンウォリス要塞】 ここのすぐ側は海(泳げない泥海)なのは、要塞なのだから当たり前だが、この大砲は敵に向かって一度も撃たれたことのない「処女砲」なんだとか。 そして子宝を望む女性がこの大砲を撫でると、たちどころにご利益があると言う。 さすがに日本からそこまで出かける人はいないだろうが、近隣の国々からは訪れる人もいるのだそうだ。 【ペナンヒルに登るケーブルカー】 ペナンヒルの標高は830m、ペナン島が一望できるらしい。 頂上まで10分くらいで上がるというが、2度ほど中間の駅で止まる。 丘の中腹に住んでいる人がおり、買い物などの行き帰りにケーブルカーを利用するという。 このケーブルカーは4代目だとかで、初代のものは下に展示されていた。 【ペナンヒルから見下ろすジョージタウン】 ヒルに登っても、モスクやお土産屋があるだけで、他には何にもない。 この景色を眺めるのが最大の目的となる。 ジョージタウンは、マラッカと一体で、マレーシアの世界遺産題1号となった町。 【極楽寺】 ここもそこそこの丘の上にあるのだが、途中の道幅が狭く観光バスではあがれない。 下の駐車場でワゴン車に乗り換えあがる。 そのワゴン車、何台かに分乗…なら良いのだが、1台っきりで何度か往復する。 先に上がった人はこの巨大な観音像を眺めたり、丘の上から下界を見下ろしていたりしたが、最終組が上がってまもなく「さあ降りましょうか」のガイドの言に、その人たちからは「え~っもう」の声も。 【降る途中の仏閣】 最初にごく短い距離をケーブルカーで降りた後、こんな仏閣が目の前に。 白い塔は上・中・下の3層に別れタイ風とかミャンマー風とかになっているそうだ。 さらに降ると土産物屋が並び、ちょっと興ざめ。 ここに限らず、今回の旅行はじっくり見て回ることが少なく、心に残るものが少ない旅行だった。 ペナン島から日本への直行便はなく、香港乗り継ぎは仕方がないが、そこでの名古屋便待ちの5時間はどうしようもない。 と言うわけで、22日は朝5時にホテル出発、自宅へ帰り着いたのは、日付が変わる直前だった。
by t_ichib
| 2014-01-21 09:53
| 今日もまた旅の空
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