南アフリカ旅行② 一つ目の世界遺産
 ケープタウンで出迎えてくれたガイドは、日本語が堪能なアンジェラさんという白人女性。
 ワインと植物について詳しく、アルコールがまったくダメな私たちに息子へのお土産の相談にも乗っていただいた。

 日本語が達者だが当初日本に来た時には、「当然英語が通じる国」と思ってきたそうで、それからの猛勉強で話せるようになったとのこと。
 今も毎年のように日本に来ているそうだ。 観光ではなく、仕事で。


f0066555_9273261.jpg 【テーブルマウンテン】

 この写真は実は翌日、ウォータフロント側から撮ったもの。
 空港からケープタウンに向かう側からでは、この山の背後から近づくことになるので、あまりテーブルらしくない。

 そして山頂を覆う白い雲、地元ではこの雲をテーブルクロスと呼んでいるそうだ。


f0066555_9372366.jpg テーブルマウンテンにはケーブルカーで上る。

 このケーブルカーは優れもので、内側のフロア部分が回転する。

 登り降りの短い間とはいえ、どの位置に立っても不公平なく周囲を見渡すことができる。


f0066555_9455992.jpg テーブルマウンテンに登ると、珍しい生き物をいくつか目にした。

 このトカゲは名前も分からないので、アフリカ固有のものなのかどうか。
 ちょっと珍しい色だったので。


f0066555_104557.jpg ガイドの説明によれば、こちらは南アフリカの固有種らしい。

 ダシ(Rock Dasiie)という名で、見かけは太ったネズミのようだが、象の仲間と言う説明を受けビックリ。

 写真のように、大きな岩の上での日向ぼっこを好むようだ。


f0066555_10243859.jpg 一見カラスのようにも見えるが、ムクドリの仲間だとか。

 大きさもからすよりずいぶん小さく、泣き声もかわいらしい。
 飛んでいるときは下の方の茶色の部分が目立ち、きれいに見える。



f0066555_10284271.jpg 【カーステンボッシュ植物園】

 「世界遺産:ケープ植物区保護地域群」の中心。

 もっとも、世界遺産の保護地域はここだけでなく、テーブルマウンテンも、更に翌々日に向かう喜望峰までを含む広い範囲であるらしい。


f0066555_10314822.jpg 世界の植物群は6つに区分されるが、第1群が北半球の熱帯を除く大部分を含む広大面積なのに較べ、第6群は地球のわずか0.4%に過ぎない。

 左の図の赤い丸で囲まれた範囲がそれで、フィンボスとも呼ばれている。

 5000種の固有種を含む8000種の植物は、熱帯雨林の多様性を上回るという。


f0066555_1946274.jpg 植物園に入ってすぐに目につくのが、ネルソン・マンデラ元大統領の肖像の入った看板。

 マンデラ氏の肖像を見て、改めて南アフリカがアパルトヘイト政策により、長い間世界から孤立していたことを思い出す。

f0066555_2043724.jpg 看板の内容は、左の写真の花の説明のようだ。

 極楽鳥花の一種のこの花は、元大統領の名にちなんでマンデラ・ゴールドと名づけられた。

f0066555_20383682.jpg 植物園の中でも、いくつもの珍しい生き物を見られた。

 これはエジプトガンの親子。

 芝生に広がるいくつかの敷物は、ここでピクニックを楽しむ人たちのもの。
 ここは広々としているし、花々も美しく家族で遊びに来るには絶好の場所。


f0066555_20591235.jpg ホロホロ鳥。

 草の陰で、しかも2羽重なっているので少し分かりにくいが。
 実はこの数日後、ジンバブエでこのホロホロ鳥の料理をいただくことになる。


f0066555_2126928.jpg ガイドのアンジェラさんは植物に詳しい、この植物園では本領発揮で親切な説明をしてくれる。

 この花は来る途中の道にも、テーブルマウンテンでも見た。
 いくつもいくつも教えていただくので、聞いたそばから忘れてしまう。

 この花の名も3度目にやっと覚えることができた。
 ピンクッション、確かにまち針をいっぱい刺した「針山」、赤やピンクなどの色も有った。


 この小さな花に止まっている小鳥がいた。
 動きが早すぎてシャッターチャンスを逃してしまったが、花の受精を助けているのだそうだ。


f0066555_223889.jpg もう一つやっと覚えられたのが、キングプロテアという大きな花。

 南アフリカ原産で、南アフリカの国花になっている。

 他に覚えたのは、エリカというかわいい花。
 他の地区ではわずか26種しかないのに、このフィンボスでは600種もあるというから、この地区の多様性に驚く。


 南アフリカに来るまでは、ビクトリアの滝とジャカランダの花、それと喜望峰のことくらいしか予備知識がなかったが、この世界遺産はすっかり気に入った。


 そのジャカランダの紫色の花は、ケープタウンでも何度も見かけた。
 ただ、ジャカランダは外来種なので、世界遺産の指定を受けた後は、新たに植えられないよう規制されていると言うこと。
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by t_ichib | 2014-11-08 09:12 | 今日もまた旅の空
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