南アフリカ旅行④ 嵐の岬?
 今日の観光のメインは、喜望峰。

 行ったことはなくともケープタウンなどとともに、目にし耳にしてきた地名だ。
 どんな所なのか楽しみにして来た。


f0066555_11253954.jpg その途中で、ハウトベイという小さな漁村に立ち寄り、そこから船に乗り換えアザラシを見に行く。

 小さな貧しい漁村と言う説明だったが、露天でお土産品を売る人たちも見かけ、「それなりの恩恵もあるのでは?」と聞くと、「あの人たちは、不法移民の外国人」とのこと。

 今まで観光地で、路上に品物を並べる人たちを良く見かけ、地元の人と思い込んでいたが、中にはこういうケースもあったのかな?と。


f0066555_1137964.jpg アンジェラさんがアザラシとオットセイの違いを教えてくれた。

 アザラシは歩くのが苦手で、陸上では這って歩く。
 オットセイは左右の手を交互に動かし、上手に歩ける。
 水族館などでいろんな芸を見せるのはアシカを含むオットセイの仲間。


f0066555_1152274.jpg 旅行社の案内には、「シール(=アザラシ)・アイランドにオットセイを見に行く」となっていた。
 アンジェラさんの話を参考に、ちゃんと訂正して欲しいな。

 岩の上でのんびり昼寝をしている姿は「ぐうたら」というイメージだが、えさを採るためか荒い波間で、泳いだり潜ったりもする。


f0066555_12394091.jpg ハウトベイを後に、さらにドライブ。

 このあたりは眺めも良く、ニッサン・トヨタなどもここでCMを撮ったこともあるそうだ。

 その一方でここから転落し、奇跡的に一命を取りとめたドライバーもいる。

 その車は欧米の名車で、そのメーカーが「わが社の車だからこそ、無事だった」と宣伝し、対抗するメーカーは「わが社の車なら、転落しない安全設計」と宣伝したのだとか。

 景色は良いが、そんな話を聞くとちょっと怖い。



f0066555_12482316.jpg 喜望峰に近づくと、車窓には荒地としか思えないような風景が続く。

 しかしここもケープ植物保護地域の一部で、何百・何千の植物種の宝庫。

 黄や赤の花の塊が随所に見られ、後方の白い岩のように見えるものも、菊の仲間の花の群生だったりと。

 時おり、シカやサルの群れも見え隠れする。



f0066555_137693.jpg 【喜望峰】

 喜望峰という名からイメージする、春のようなうららかな地とはかけ離れ、この看板の前で記念撮影しようとしても、強風で転びそうになる。

 はじめてこの地に来たポルトガル人たちは、このあたりの海流の激しさから、ここを嵐の岬と名づけた。
 しかし、この航路は香辛料貿易の新たなルートとなったため、ポルトガル国王が「喜望峰」という名に改めさせた。

 そこに来たこともない人が、そこの「地名をつける」なんてことも、けっこうあったことなのかもしれない。


f0066555_1322219.jpg 喜望峰はアフリカ大陸の最南端ではない

 ...知らなかった。
 最南端は50Kmほど離れたところにあり、正しくは最南西端。

 しかも喜望峰付近には、小さな岬が3つもあり、古い灯台の建つこの岬はケープポイントと呼ばれる。


f0066555_1335015.jpg 旧灯台のところまで登り、下を見下ろす。

 灯台までの坂道はコンクリートで舗装されているが、強い風に吹き付けられ危ない。

 下りは舗装されてはいないが、風下側の安全な道を選ぶ。


f0066555_13405120.jpg その下り道の途中で、新しい灯台が見える。

 元の灯台のほうが高い所にあるのだが、霧が多いため岩場に座礁する船が絶えず、新たな灯台が築かれた。

 新灯台には、観光客が近づけそうなルートはなさそうだった。



f0066555_1353538.jpg 喜望峰からの帰り道には、ボルダーズビーチに立ち寄る。

 ボルダーズは年間6間人の観光客が訪れるペンギンの生息地。

 ペンギンを保護するため、観測通路や人工の巣箱などが設置されている。


f0066555_1421819.jpg 写真中央左寄りに、ボロボロの汚く見えるペンギンがいるが、これはひな鳥。

 もうすぐ毛が生え変わる。

 種類はケープペンギンというのだが、騒がしい鳴き声からジャッカス(ロバ)ペンギンとも呼ばれる。



f0066555_14163278.jpg 市内に戻り、ケープタウンの最後の観光になったのが、カラフルな家々が立ち並ぶ通り。

 ただ珍しいからと、写真撮影しただけだが、幼児が積み木を並べたような家。
 住み心地は、色とは関係ない?


f0066555_14224367.jpg 「この家の欠点は、車庫がないこと」と、ガイドのアンジェラさんが言うが、道路には駐車の区画を示す白線が引かれている。

 だったら、駐車違反ではないらしい。
 屋根はなくとも近くに車が置ければ、都会では御の字。
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by t_ichib | 2014-11-10 09:44 | 今日もまた旅の空
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