今日の出発もゆとりがあり、朝食前にホテル周辺を散策。
ケープタウンでは、「ヨハネスブルグほどではないけど治安が悪いから・・・」と、外出を控えるように言われていた。 ジンバブエでは、あまり心配しなくても良いのだろう。 もっとも、ホテルはビクトリア・フォールズの町のずっと郊外、散策したのも広いホテルの敷地内だけ。 敷地内に何本もあるバオバブの木。 バオバブにもいくつもの種類があるようで、どこかで見たような「上と下とをひっくり返しても、区別がつかない」ような木ではない。 それでも、幹はバオバブらしい太さ。 こんな珍しい木も。 太い幹に直接いくつもの実がなっている。 逆に枝先には実を見つけられなかった。 実がなっているってことは、その前には幹から直接咲いていた花もあったはず。 そしてイボイノシシとインパラが普通に朝の食事を 至近距離にいるお互いにも、私たちをも意識することなくのんびりと。 昨夜ボナ・ディナーに出かけたことを知っていたら、少しは意識しただろうか? 最初はヘリコプターに乗って、上空から滝を見る。 一度に3、4人づつ分乗して、上空からの眺めを楽しむ。 パイロット横の特等席をかけたじゃんけん勝負に、私たち2人は負けた。 販売用のビデオ撮影していたスタッフは、じゃんけん勝負をする4人を、きっと不思議な思いで見ていただろう。 国境のビクトリア・フォールズ橋 どちらがザンビアで、どちらがジンバブエ側か、添乗員が傍にいないので聞くこともできない。 2日前あそこをバスで通過し、明日は歩いて渡ることになる。 そしてその両国のどちらかの税関の建物。 いつも税関通過の時には、「写真を撮らないように」と言われるが、上空からなら...。 妻は発電所も見えたと言うのだが、私は見落とした。 ビクトリアの滝を上空から見る。 左端がデビルズ・キャタラクト、中央に見えるのがメイン・フォール。 さらに写真より右に、レインボー・フォールなどへと続く。 滝の上流に見える中州の岩などは、雨季には隠れてしまうらしい。 せっかくヘリコプターに乗ったのだから、滝の写真をもう一枚。 滝から上がる水けむりは、乾季の今でも日によってずいぶん高くまで上がり、私たちの泊まったホテルからでも、滝の方角の見分けがつく。 短いが十分満足できたヘリコプター搭乗を終え、今度は歩いてジンバブエ側の滝を見る。 公園内に入ると、まずジンバブエの民族舞踊の人が歌と踊りで、そのあとリビングストンの銅像が私たちを出迎えてくれる。 リビングストンの銅像のところから、少し石段を降りてデビルズ・キャタラクトへ。 「水しぶきを避けるため」傘やレインコートが必要なところらしいが、乾季の今はその必要もない。 やや狭いところなので水量が多い時なら、さぞ「悪魔の大滝」だろうと、想像するしかない。 遊歩道を歩きながら、不思議な花を見つけた。 ファイア・ボール・リリーという花だとか。 ファイア・ボールまでは納得できるが、最後のリリーには違和感が。 メイン・フォール 渇水期とはいえ、せめてこれくらいでないと。 2日前のザンビア側から眺めただけだったら、がっかりだろう。 その時、「あんな所に!」という声によく見てみると、滝の上のプールのような場所で水につかる人たちの姿が。 今日はペットボトルの水をがぶ飲みする暑さ、私たちの場所では滝のしぶきもかかってこない。 「気持ちいいだろうな」と、うらやましくなる。 高さ108mのレインボー・ファール 水量不足の今は、スダレかレースのカーテンくらいにしか見えない。 高さではビクトリア、滝の幅ではイグアス、水量ではナイアガラが世界一になるそうだが。 しかしビクトリアは雨季になると、水量でもナイアガラを超えるらしい。 個人的には、イグアスがもっとも迫力があったと思う。 この日の最後は、ザンベジ川のサンセット・クルーズ 広くて静かな流れなので、勘違いしてしまいそうになるが、ここはビクトリアの滝の上流。 少人数の私たち以外はフランス人の団体が乗船。 すごい望遠レンズつきのカメラを持っているので、身振りでほめると、「覗いてみろ」とこれも立派な双眼鏡を貸してくれる。 彼らの持つ立派なカメラは、ニコンとかキャノンとかの日本製、悪い気はしない。 私たちの一行は、いずれもコンパクトなデジカメくらいしか持っていなかったが。 貸してもらった双眼鏡で覗いたのは、川を渡るカバの親子? 「3頭いる」と言っていたので、1頭は潜っていた? 「カバは泳ぐのではなく、水中を歩く」と聞いていたので、あのあたりはそんなに深くない? 対岸の子供のゾウ けっこう長い時間船が止まり、もっとも良い位置で写真を撮ろうと、乗客たちが船内を右往左往したのが、対岸にゾウの群れが現れた時。 子供でも大人にまけず、太い枝を鼻でバシッと折り、むしゃむしゃ食べる。 枝そのものを食べてしまうのか、樹皮の部分だけを食べているのかは、遠くてよく分からない。 ようやくサンセット・クルーズらしくなってきた。 ただし空には雲が多く、今夜も南十字星は見られそうもない。 後半の3連泊の宿は郊外にあり、星空を見るには絶好なので、「南十字星はどの方角に見える?」と、みんなが気にし始めた。 残念ながら、3日間とも空振り。
by t_ichib
| 2014-11-14 09:28
| 今日もまた旅の空
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