東北旅行(2)
 10月4日(水)

 今日の観光は酒田から。 酒田といえば、北前船で大いに繁栄した地です。

f0066555_14595983.jpg 最初に訪れたのは山居倉庫。 新井田川、最上川の船便で庄内平野の米を集めたそうです。
 大きな倉庫が立ち並び、道路に面した2棟、一番奥の1棟がみやげ物店、資料館として使われているほかは、今も現役の米の倉庫として使われています。

f0066555_1501392.jpg ちょうど私たちが見学している時、日通のトラックで運ばれてきた米を搬入していました。
 さすがに今はベルトコンベヤで奥に運んでいましたが、昔は「女丁持」といわれる女性が、軽々と米俵を背負ったということです。

 次に酒田の豪商、本間家の収蔵品を集めた本間美術館へ。
f0066555_15522618.jpgf0066555_15524337.jpgf0066555_15525754.jpg


 館内は撮影禁止なので、1枚目は美術館の庭園の写真。 本当に広いみごとな庭園でした。
 2枚目、3枚目は旧本間邸、旧鐙(あぶみ)屋。 鐙屋の石が並べられた屋根(石置桧皮葺)が面白いと思い撮りました。

 酒田を出て延々最上川をさかのぼり、今日の宿鬼首(おにこうべ)へと。
f0066555_16285599.jpg 途中、何艘もの最上川下りの船を見かけました。
 かの芭蕉も乗った川下り、「ユッタリとした気分でいいなぁ」とうらやましく思いながら、車を置いた場所へ戻らなけれならず、あきらめることに。

f0066555_16354851.jpg 鳴子峡、尿前の関では1時間くらい歩いた。 この日は今回では一番の好天気、久々にTシャツ一枚になることに。
 紅葉の頃はさぞ見事だろうが、まだ半月は先なのが残念。
 後で聞くと、今日はサーっと通れた道が、紅葉のシーズンには身動きの取れない渋滞になってしまうそうだ。

 その先の鳴子温泉を通る頃には、温泉から吹き上げる白い煙が見え、特有の硫黄の香りがしてくる。
 宿は鬼首温泉とは反対側の鬼首スキー場のペンション。 それでも天然の温泉が引き込んであり、全室床暖房。
 もちろんお風呂は、ペンションとは思えないほどの大きな浴室が2つもあり、極楽気分。

 10月5日(木)

 今回は今日が最終日。 飛行機の時間は20:25なので、観光の時間はたっぷりある。 観光を欲張ったわけではなく、それ以外の予約が取れなかった。

 尾花沢は「奥の細道」で芭蕉が紅花長者、清風のところで長い滞在をした地。
 案内には「清風邸跡」とあるが、十何代か後の子孫がこの碑の後ろの方に住まわれているとのこと。
 もちろん、観光用に公開されてはいない。

f0066555_17465849.jpg 芭蕉資料館はそのすぐ近く、やはり代々栄えた酒屋さんのお宅だったところだそうだ。
 何年か前、お孫さんを連れたおばあさんが「私はこの部屋で寝ていたのよ」と話されていたと、係りの人の説明。
 写真はその中の展示の一つ。 (撮影禁止ではなかったと思う)

f0066555_17555024.jpg 今回、そこかしこで芭蕉の旅の跡に遭遇した。 右の写真、実は昨日の尿前の関で見た、芭蕉が訪れた80年後に立てられたという歌碑。
 例の「のみしらみ 馬のばりする まくらもと」の句です。

f0066555_1845955.jpg 山寺も800数段の石段を登る事になる。
 しかし、少し登ってはいくつものお堂を拝観するなど、小休止がイッパイ。
f0066555_18131021.jpg 「以外に楽だった」と言うには、麓から登った芭蕉に比べると申し訳ない。

 右は全山でもっとも古い建物と言われる納経堂。
 小さなお堂ですが、崖の上に建ち人目を引きます。

f0066555_1820263.jpg 山寺の観光を終え、飛行場に戻りながら秋保(あきう)大滝へと向かう。
 「あきほ」と打ち込んで検索できないので、カーナビ様にぶつぶつ文句を言って現地に着き、(AKIU)とのローマ字にびっくり。
 写真右の滝の方から、左へと水しぶきが吹き上がります。 今日は快晴なのに、滝つぼから離れた岩場でも雨が降ったように濡れていて、足元が滑りやすい状態でした。
 こんなに勢いのある滝を見るのは初めて。

f0066555_1837468.jpg 最後は仙台空港へ戻る途中でのそば畑。
 尾花沢では、「そばの花が咲いている所…」と聞いたとき、「もう終わっている」との返事で、一度はあきらめたので、うれしくて車を停めて1枚。

 飛行機の時間が遅かったので、帰りの列車は最終便。 家へ着いたのは日付が変っていました。
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by t_ichib | 2006-10-06 18:56 | 今日もまた旅の空
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