初めての中国-2
  12月12日(火)

 「今日は晴れ、最高気温は5℃」とのガイドさんの言葉に、早朝の八達嶺(はったつれい)、世界遺産「万里の長城」に臨み、マフラー・手袋・コートの重装備で歩き始める。

f0066555_8575470.jpg あまりの寒さにデジカメのバッテリーが弱り、シャッターが押せない。 コートのポケットに入れ暖めながら、素晴らしい眺めを写すことに。
 秦の始皇帝により築かれ、その後明の時代に整備され、その総延長は6500Kmにもなったそうだ。 現在でも5000Kmに及ぶそうで、中国の里は1Km=2里なので、「万里」には嘘いつわり無しと言うことらしい。
 なだらかそうに見えるが、傾斜はけっこうきつい。 部分的には45度くらいも有ると思えるほどで、デジカメ以外はすぐに息が切れ熱くなってくる。
 とはいえ、万里のかなたに思いを馳せると、実に雄大な気分になる。

 そこから同じく世界遺産「明の十三陵」へ。 途中、大型トラックで渋滞する道に合流。 北部から北京へ、冬場には需要が増す石炭を運ぶ車だそうだ。
 幸いにも午前中だったので、北京へむかう車の列とは反対方向のため、渋滞はしなかった。
 道の両側の並木の下方が白く石灰が塗られている。 ガイドさんの説明では、夜間車のライトを受け反射板の役割と、虫がつかない効果があるそう。

f0066555_9341986.jpg 十三陵は1ヶ所にかたまっているのではなく、広く天寿山に点在しており、私たちは「定陵」にのみ入る。
 国家予算2年分を費やした壮大な陵で、明の財政を破綻させたと言われる。
 地下宮殿は周恩来の時代に発掘され、その後文化大革命の時代には、その棺などが破壊され、巨大な碑などには赤いペンキが塗られたと言う。
 明から清へ支配王朝が変り、さらに社会体制が変り、死後も安泰では居られない。

 北京市内に戻り、北海公園近くを「輪タク」に乗り散策。 ホテルにチェックイン後、オプションの京劇を観賞。

f0066555_10232150.jpg 2つの劇が上演され、暗闇の中で、善悪2人の男が手探りで闘う、ややこっけいなストーリーの活劇が最初。
 後は人間の若者に恋をし、結ばれた妖精の女王が、それに怒った魔王の軍と闘うもの。
 台詞は最小限の舞踊劇で、中国語+英語の字幕が舞台両側に電光表示される。
 ストーリーが単純でもあり、京劇がどんな物なのか、だいたいの雰囲気を味わえた。
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by t_ichib | 2006-12-16 10:47 | 今日もまた旅の空
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