5月19日
この丘陵地帯に生える樹木の90%は、6000種類あると言われるユーカリ。 その葉に含まれる油分が太陽に照らされ蒸発し、全体が青っぽく見えることからそう呼ばれるとか。 せっかく着たのだから「コーヒーを買って帰りたい」という観光客がいるとか。 「ここにはコーヒーはありません」とガイドさん。 本当の話なのか、冗談なのか。 手前の3つの岩が先住民アボリジニの伝説にある「スリーシスターズ」。 魔物に襲われそうになった娘達を救うために、父親が岩に変えた。 父自身も難を逃れるために小鳥に変身したため、魔法の杖を振るうことができず、岩のままになってしまった。 ここには写真のケーブルカー、平均の傾斜が45度を超えるトロッコ、足元がガラス張りのスカイウェイの3つの乗り物がある。 それぞれの距離は短いが、ユーカリの間を森林浴していると思えば… ティーツリーとか言う、ちょっと葉が白い高いユーカリがあり、初期の入植者(その多くは軽罪の囚人たちだった)が、お茶の代わりに飲んだという。 初期の移住者の苦労がしのばれ、興味深い。 再び市内に戻り、免税店へ。 ここでも頂いたマップを片手に散策。 正面は歴史を感じさせる建物だが、シドニー病院とあった。 中央に歩行者信号が見えるが、青で渡り始めても向うに行き着けないうちに赤の点滅に代わる。 実に短い。 だから、点滅が静止した赤になっても、歩行者はドンドン渡る。 最初はビックリしたがすぐ慣れて、同じようについて渡った。 ホテルに戻ってから夕食までの時間に、近くのシドニー駅へ。 市内の観光名所にはバスで、15分、20分で行きつけるところが多く、歩いて回れそうな気もする。 帰って来た今、近くでよいからもう少し歩き回れば良かったと思う。
by t_ichib
| 2007-05-23 16:00
| 今日もまた旅の空
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