オメガやロレックスではなく スイス⑧
 8月27日 ルツェルン市内散策→チューリッヒ空港→名古屋

 スイス旅行最終日(9日目は飛行機の中)、13名がオプションの観光、私たちを含む18名が自由行動。
 宿泊した湖のほとりのホテルに荷物を預け、旧市街に向けゆっくり歩く。

f0066555_192634100.jpg ルツェルンは昔、首都だったこともあり、今まで通ってきた町々に比べ、立派で歴史を感じさせる建物が多い。

 なかでも、美しい外観の教会が目立つ。
 湖に沿ってに歩いてきた私達が、最初に目にした均整の取れた教会。
 2本の尖塔が特徴的な、ホーフ教会。

 この教会を過ぎると、旧市街。
 湖沿いの道は、恐いくらいに車が走っていたのに、1台の車もなく、旧市街は歩きやすい。

f0066555_19283486.jpg 今でこそ、観光立国となったスイスだが、貧しかった中世には傭兵となり、外貨を稼いでいた。
 フランス革命の際、ルイ16世を守って戦死したスイス兵を悼む「ライオン記念碑」。

 腹に刺さり折れた槍、その悲痛な表情。 ライオンとしたのは、その悲劇を悼むと同時に、勇敢さを讃えたものなのか。

f0066555_19513640.jpg このカペル橋と上のライオンは、ルツェルンでも最も有名な名所。
 屋根つきの木の橋で、1333年建造。 一度火災にあっており、少し焼け焦げた絵も掲げられていた。
 不思議なことに、この橋は直角ではなく川に対し斜めに架けられていた。

f0066555_2095124.jpg 橋を渡って対岸に渡り、「水の塔」を写す。
 この塔は橋ができる前からあり、その目的は囚人を幽閉する牢獄、周りが水では脱出不能だろう。
 ここで、外国人(?)観光客からにこやかに身振りをまじえ、「撮りましょうか?」と声をかけられた。
 恐ろしさと暖かさを味わった場所だった。

f0066555_20351676.jpg 湖から流れ出すロイス川の右岸には、ルネッサンス期に作られた旧穀物倉庫、現在は市庁舎。
 掲げられているのは、スイス国旗と州の旗。

 この少し下流には、もう一つの屋根つき橋がある。 同じように斜めに架けられ、同じように中ほどで折れ曲がっている。

f0066555_20455146.jpg ロイス川を挟んで、ハス向かいにあるイエズス教会。
 川と教会の間には広場があり、(本来の旧市街はロイス川の向うだが)この辺りまでは、車の乗り入れもなく、ノンビリと歩ける。

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 教会の内部、特に天井画は華やかだ。

 旧市街はそう広くもなく、思わぬところに噴水のある広場があったりして、何度も橋を渡る。

f0066555_2174929.jpg 旧市街には歴史の古い建物なのか、商店・小さなホテル(と思われる)などに、興味深い壁画が描かれている。

 広場、壁画、時計塔… 旧市街を歩き回っての、発見の楽しみでもある。

f0066555_21171832.jpg ホテルのフロントで受け取った市内地図の隅っこにあった、Gutsch城。

 専用のケーブルカー(3フラン)で上がってみる。
 実際はホテルのようだったが、そこからの展望は素晴らしかった。

f0066555_21241138.jpg 右のルツェルン湖から、ロイス川が左に流れる。
 少し左に白く棒状に見えるもの。 ムーゼック城壁の一部で、白く見えるのはその部分の修復がおこなわれているため。

 城壁はもう少し先まで連なっており、いくつかの塔が並ぶ。

f0066555_21383165.jpg そのムーゼック城壁のいくつかの塔の一つ、時計塔Zytturn。
 近寄りすぎで、全体が見えないのが残念。

 前日添乗員さんから聞いた話では、市内で最も古いこの時計塔に敬意を表して、他の時計塔の鐘は1分遅れで、鳴らされるそうだ。

 ルツェルンには、大手宝飾店の本社の大きなビルもある。
 そこに並ぶオメガやロレックスの時計よりも、この時計台の話がお勧めです。
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by t_ichib | 2007-09-03 21:59 | 今日もまた旅の空
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