鳩の糞、日本では嫌がられるのに…
 今回の旅で同じ観光地に2日間をかけたのは、カッパドキアのみ。
 来る前に知っていたトルコの観光地はブルーモスクとこのカッパドキア。 それだけ人気も高く、見るところが多いからなのだろう。 もちろん、私たちにもそれに不満はない。

f0066555_20103175.jpg ギョレメ野外博物館

 昨日訪れた地下都市同様、迫害から逃れるため、キリスト教徒がここに隠れ住んだ。
 当初は、洞窟の入口も外敵に見つからないよう、巧妙に隠されていたという。


f0066555_2025260.jpg 洞窟の中にはキリスト教の壁画などが描かれていて、保存状況もかなり良い。

 天井部分の聖者と思われる男性の額の部分が剥れている。
 これは悪意やイタズラではない。 剥がして口にすることで、徳を積むことができると信じられていた。
 つまり、壁画を傷つけたのは信者たちだったという。

f0066555_2038494.jpg 写真の右下にある大きな穴は、もちろん洞窟への入口。
 その左、さらにその上にいくつも空いている小さな穴は何か。

 意外なことに、その穴に鳩を飼っていた。 人々はブドウを育てるための、鳩の糞を上質な肥料として必要だった。

 現在のカッパドキアでもブドウはよく目にするが、儲からないとカボチャなどの栽培に代りつつある。


f0066555_20532554.jpg ギョレメからゼルベに向う途中、キノコの形の巨石群を目にする。

 昨日は「3つだけ…」などと思ってしまったが、とんでもない。
 次々に形の違う大きなキノコを目にし、興味が尽きない。


f0066555_2114189.jpg ゼルベ野外博物館

 キリスト教徒が隠れ住んだのは、ギョレメと同様。
 キリスト教徒がここを去った後、トルコ人が洞窟住居としてここを使った。

 私達が見学して回った範囲では、宗教的なものを目にしなかったのは、そのことと関係あるのだろうか。


f0066555_21132683.jpg 午前中は2つの野外博物館を回った後、一度ホテルに戻りシャワーでさっぱりして、いよいよカッパドキアを離れる。

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 最後に古い洞窟住居をバックに現在の住宅が建ち並ぶカッパドキアの町と、最も面白いと思えたラクダ岩に別れを。


f0066555_21213691.jpg カッパドキアからアンカラへは310Km、途中のトゥズ湖で休憩。

 「塩分濃度30%」という説明だったのに、厚く塩が堆積しているのみで、液体の水はず~っと先まで行っても見えない。
 塩の採取場もあり、トルコで消費される塩の70%が採れる。


f0066555_21325874.jpg ようやくアンカラに到着。
 ただし、今日の旅はこれで終りではない。 夕食後、アンカラ特急の寝台車に乗る。

 せっかく首都に来たというのに、散策もショッピングもせずに行ってしまうのは残念。
 一方、日本でも一度も乗ったことのない寝台車。
 しかも1等寝台だという。 こちらも楽しみ。

 【寝台特急「アンカラエクスプレス」】
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by t_ichib | 2008-07-07 19:45 | 今日もまた旅の空
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