反面教師
 エジプトに戻った私たち一行は、再び地中海沿岸の町アレクサンドリアへ。

f0066555_22442271.jpg カイロ、ラムセス駅。

 アレクサンドリアまでは、エジプトで一番の列車の1等車ということで期待していたのだが。
 確かに床はじゅうたん、右に2席、左に1席のユッタリシート。 ただし、それがきれいに維持されていればの話。
 じゅうたんはめくり上がり、細かいゴミが目立つ。 窓は二重ガラス、その外も内側も汚れたまま、外の景色もその汚れの向う。


 数少ない経験しかないが、外国の鉄道では日本の駅のような改札口がないことがある。
 先日のトルコでは、イスタンブールに着いた後、添乗員さんから「記念だから」と切符を渡されたくらい。
 エジプトでも改札口はない。 ただし検札には回ってきた。 日本のようにパンチ孔を空けるのではなく、ボールペンでチェック。


f0066555_23255056.jpg ポンペイの柱
 ここに有った神殿は後にキリスト教徒により破壊され、付属していた図書館の柱が1本だけ残った。 スフィンクスは近くで発掘された別時代のもの。

 遺跡全体は廃墟という印象を受ける。 これから発掘が進めば、その価値が見直されるのかもしれないが。
 と言いながらも、高さ30mの柱と2体のスフィンクスは、素人のカメラには収まりがいい。



f0066555_022292.jpg アレクサンドリア国立博物館

 博物館・寺院などでは、多くが撮影禁止となっているが、ここでは、フラッシュ撮影が禁止。
 そのため、ケースに照明が反射していたり、手ブレの写真ばかり。

 働く人々の像 エジプトのパン=アイシを作っている。


f0066555_2349698.jpg ハトシェプスト女王の像

 優しい顔なのに、髭が…
 付け髭はファラオの権威を示すもの。 男性のファラオも付け髭をしていた。

 死後、後を次いだ義理の息子(弟?)のため、その像は破壊されたりして、残っているものは少ないそうだ。


 アレクサンドリアはカイロに次ぐ、エジプト第2の都市。 そして、エジプト一美しい都と言われています。
 確かに、昼食をとったレストランからの地中海の眺めは美しく、その近くにあったアレクサンドリア図書館もきれいな建物でした。
 しかし、路地を歩くとごみ、ごみ、ごみ。
 それでもエジプト人は平気です。 国民性なのか、貧しさから脱出する過渡期では仕方がないことなのか。

f0066555_0312118.jpg アレキサンドリア駅

 撮った時は、ただ旅の記念にという気持ちだったが、見直してみると、列車の汚れ・線路に落ちているゴミの多さに、「ああ、もう少し何とかして欲しい」という気持ちになる。

 観光で持っている国とまでは言えなくとも、観光で得る収入は少なくないはず。
 観光客を気持ちよく迎え入れ、自分の国を誇りに思える美しい国に…

 ただし、他の国の批判だけでなく…
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by t_ichib | 2008-07-09 22:05 | 今日もまた旅の空
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