3日目は秋田竿灯。 昨夜遅かったのに、朝は前日より早い8:00出発。
八幡平山頂・田沢湖・そしてこの角館の武家屋敷で、少しづつ観光を楽しみながら、秋田へと近づく。 前回来た時は、青柳家など入館して見学したが、今回はそれだけの時間がとれず、街並みを見て回るだけに。 ガイドさんのお勧めのシーズンは桜の咲く頃。 その頃はまた、弘前の桜などと重なり大変な混み具合だろう。 竿灯の数は、大きな物・子供用の小ぶりな物を含め、なんと250を超える。 次々に竿灯が入場し、私たちの周囲を埋め尽くす。 そして、一斉に演技を開始する。 始まる前から、その大きさに度肝を抜かれ、興奮が高まる。 可愛らしい子供たちが扮する「招福小狐」 観光客の予約席は沿道側ではなく、道路の中央分離帯にひな壇を設営している。 ただし私たちの席は交差点の真ん中。 ひな壇ではなく、平イスを並べて座る。 最初、「ショボイ席…」と思ったがとんでもない。 竿灯が小休止するたび、席を立ち言葉を交わしたり、一緒に記念撮影ができるなど、特等席だった。 横にして運んだ竿灯を立てたところ。 とてつもなくでかい。 提灯の数46、重さ約50Kg。 右側に立つ3人が持つ継ぎ棹を、演技をしながらつないでいく。 3本つなぐと、これまたとてつもなく高い。 今、ちょうど1本目の継ぎ棹をつないだ所。 手前の男性が棹を手に待ち受ける。 見上げる私たちは、さぞあんぐりと大口を開けて、バカみたいに見えるだろう。 …と、首が痛くなって、ちょっと見上げるのを止めた時の私の感想。 右が2本、左側は3本をつないだ所。 高さがまるで違う。 微妙にバランスを取りながら、座っている私たちの方に寄ってきたりすると、その迫力に思わず後に下がりそうになる。 観客席を守るようにワイヤーが張ってあり、私たちに倒れかかることはない。 私たちの背後では、2度3度とバランスを崩しワイヤーに倒れかかることが有った。 口の悪い人は「ヘタ!」と言っていたが、私たちの席は交差点の中。 横の道から風が吹いてきたりして、きっと難しいのだろう。 最後に短いながら「触れ合いタイム」があり、竿灯を持たせてもらったり(持ち上がらない)、一緒に写真を撮ったり… 今日ばかりはこのひと時のため、帰りをせかされることもなく最後までを堪能。 そして、この日の宿も1時間半をかけて、再び田沢湖まで戻る。 【田沢湖高原温泉泊】
by t_ichib
| 2008-08-04 23:42
| 今日もまた旅の空
|
プロフィール
カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
記事ランキング
|
ファン申請 |
||