山陰旅行③ はきなれた靴よりも
 11月15日(土) 三徳山投入堂-大山

 いよいよ今回の旅行で一番の難所、三徳山へ。 投入(なげいれ)堂は往復2時間、断崖のような所をよじ登るんだそうだ。
 私はもちろん、こんな所は知らなかった。 1ヶ月も前から数冊のガイドブックを調べていた妻が見つけ出し、「行ってみたい」と。


 倉吉から車で30分で三徳山に到着。

f0066555_929276.jpg そこで第1の難関、履物チェックに引っ掛かった。 妻が旅行前に買った靴は、軽くて履き心地良いのだが、「滑りやすく危険だ」と。
 さらに、「ここは修験の場でもあり、足元も失礼のないように。」

 というわけで、わらじに履き替え。 (ついでながら、スカートで来た女性は入山を断られていた。)
 よく見ると、何人かに1人はわらじ履き。 すれ違うたびに「わらじは岩場でも滑らなくて、とっても良い」と、声を掛け合う。 ← 負け惜しみの強いこと


 投入堂に至るまで、大小いくつものお堂がある。 投入堂は国宝、他も国や県の重要文化財となっている。

 最初の文殊堂に行き着くまでに、かなり急な断崖を登る。 実は1組だけ「ここから、皆さんを応援しています」と、登るのを諦めるご夫婦もあった。
 文殊堂横の坂は「鎖をつかんで、お1人づつお登り下さい」とある、くさり坂。 馬の背、牛の背と呼ばれる難所も。


f0066555_9562435.jpg 2番目のお堂、地蔵堂。

 よくもこんな断崖の岩の上にお堂を建てたものだ。 わらじどころか、裸足になってお堂を回り始めた妻が引き返してくる。
 反対側から来る人がいて、「恐くてすれ違えない」と。 確かに踏み外したら…


f0066555_10205962.jpg 鐘楼堂をすぎ、納経堂、観音堂・元結掛堂・不動堂と続く。

 いずれも岩のくぼみ、崖の上に建てられており、お堂の後ろは通れても前は通れなかったりする。
 そして…


f0066555_102922100.jpg 国宝、投入堂が目の前に。

 奥の院と言うのが正式な名称か?
 役の行者が法力で岩屋に投入れたというのが、投入堂の謂れ。

 「舞台造り」と言うのだそうだが、その舞台どころか手前の岩場にさえ登れない。
 途中のお堂はともかく、さすがにあそこにお賽銭をあげられる人はいないだろう。

 下り道も、わらじを自慢しながら…

 投入堂遥拝所(登れない人のため?)から、上を見上げ「よくもあんな所に!」と、もう一度感嘆する。



 再び倉吉の市街を通り、大山へ。

f0066555_10515337.jpg 大山の紅葉は途中立ち寄ったお店で、「それはそれは綺麗だったんですよ」と、1週間以上遅かったようだ。

 それでも、山の低い所では十分「紅葉に間に合った」とも思える。



f0066555_11111328.jpg 鬼女台展望所からの大山。

 ここに来るまでにいくつも展望所に立ち寄ったが、ここは大人気。 駐車場に入る車が列を作っている。

 手前に広がる草原の黒い点は、牛の放牧。


 さらにその先、大広原はさすがにたくさんの観光客。
 妻はせっかく大山に来たんだからと、おいしい牛乳で作ったソフトクリーム、コーヒーを頼んだ私も一口だけ味見。


f0066555_12333945.jpg 自然な車の流れに乗って、大山寺へ。

 下の駐車場からほぼ一直線に坂を上り山門に着き、さらに石段を上がり本堂へ。
 本堂横の鐘楼は「幸運の鐘」と言って、(乱打とかをしない限り)誰でも自由に撞くことができる。


 今日の宿は大山の中のペンション。 主な観光が2ヶ所だったこともあり、今回の旅行中最も短い走行距離、104Km。
 明日の天気はどうかな。
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by t_ichib | 2008-11-23 12:51 | 今日もまた旅の空
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