山陰旅行⑤ 日本一高い
 11月17日(月) 風土記の丘-出雲大社-日御碕-三瓶山

 風土記の丘と呼ばれる所は全国で17もあり、この「八雲立つ風土記の丘」は6番目のものだそうだ。
 古事記・日本書記が編纂された時代に、各地でも作られた風土記の中でも出雲の国風土記は最も有名。 …だと思う。
 そして「八雲立つ」の枕詞にも惹かれ、立ち寄ってみることに。

f0066555_8563490.jpg 資料館に入る前に少し周囲の古墳を見て回る。

 周囲は古墳と思われるこんもりとした丘、そして真っ赤な紅葉がきれいだ。
 資料館内部は撮影禁止。 出雲の国に国司が着任した時代、その饗応の様子などが展示されていた。
 饗応の食卓はモチロン豪華、庶民の食卓も海の物・山の物で想像よりは豊か。


 風土記の丘というのは資料館のある所だけでなく、半径2Kmほどにある古墳全体が含まれている。
 ここに来る途中で見かけた二子山古墳と言うのが、島根県最大の古墳だと言うので行ってみる。

f0066555_9272372.jpg この古墳のそばにも小さな資料館があり、映像で古墳のことなどを教えてくれる。

 古墳を築くとき、黄色の土と黒い土とを交互に積むと崩れにくいということを、当時の人は知っていた。
 この古墳は中に入れるようになっており、黄色と黒の地層を見ることができる。

 「国引き神話」の紹介もあり、この出雲の国が狭いと思った神が今の島根半島を引き寄せたと言う。
 その最初に引き寄せたのが日御碕のあたり、つなぎとめた綱を結んだのが三瓶山。 偶然とはいえ、今日これからの行き先と同じなのが面白い。


 今朝出発前にホテルのフロントで道を聞くと、市内は渋滞する時間なので「山陰道を走ると良い」と、教えてくれた。
 山陰道はまだ全線完成されておらず、「無料開放されているから」と。
 で、山陰道をしばらく走り、松江市内を過ぎたあたりで料金所が… フロント嬢の情報が古かったのか、でも渋滞を避けられたのはラッキー。

f0066555_9535719.jpg さすがに出雲大社と思ったのが、この巨大なしめ縄。

 昨年、地元の神社のしめ縄を自分達で手作りしたが、「とてもこれほどの物は」と思う。

 本殿前のしめ縄には、その藁の間に投げ付けられ上手く挟まったお賽銭がたくさんあった。 まわりには挑戦する人がいたが、なかなか上手くはいかないようだ。


f0066555_1084963.jpg 少し観光客の人並みも途切れ、出雲大社らしい雰囲気を感じたのがお社の横。

 屋根や塀の檜皮葺きが苔むしている。
 神話時代には及びもつかないだろうが、何十年と言う年輪を感じる。

 妻はここで、「せっかくここまで来たのだから」と出雲そば。


 その食堂で道を聞いた日御碕へは、あっという間。

f0066555_10244964.jpg 灯台はちょっとだけ後回し。
 経島(ふみしま)へ。

 残念ながら、ウミネコの飛来するシーズには少し早すぎたようで、見えるのはカワウのようだった? ←とにかく色が違う。
 風が強く、写真よりずっと波も高かった。

f0066555_10502697.jpg 日御碕付近の地形は柱状節理という、不思議な形の岩で覆われています。

 噴出した溶岩が冷やされてできた、割れ目(摂理)なんだそうです。
 一つ一つは6角形で、私など柱の方向に溶岩が噴出したのかと思っていたら大違い。 表面から冷やされ、暖かい中央に向って伸びているんだそうです。

f0066555_1155781.jpg いよいよ、日御碕灯台。

 日本一高い灯台。
 観光灯台なので、中を登ることができる。 らせん状にグルグル回り、最上階は6.5階。
 その最後の0.5階分は急な階段。

 展望部分からは日本海が一望できるが、風が強くとても長くはいられない。

 使われているレンズも全国で6箇所しかない、第1等レンズ。 光の到達距離は39Kmとかで、白と赤の灯火がきれいだろう。

 近くで宿泊するならそれを見られただろうけど、今夜の宿泊は三瓶山。
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by t_ichib | 2008-11-25 11:28 | 今日もまた旅の空
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