カテゴリ:今日もまた旅の空( 321 )
ベネルクス3国観光⑦ キューケンホフ公園
 いよいよ、今回の旅の一番の目的であったキューケンホフ公園のチューリップの見学。


 アムステルダムのホテルからは、バスで45分ほど。
 途中で、私たちが着いたスキポール空港のすぐそばを通過する。 「こんなに大きな空港だったんだ」と。


f0066555_8212323.jpg 【公園中央入り口】

 キューケンホフ公園の敷地は、32haとか。
 広さの見当もつかないが、「東京ドームの何倍」と言われても・・・
 せめて砺波チューリップ公園の何倍とかなら、比較しやすいのだが、参加した関空発のツアー客には、私たち以外には砺波に行ったことがないらしい。


f0066555_8364242.jpg 入園して、すぐ右方向へと進む。

 昨年のヨーロッパは厳寒、そして今年は何十年ぶりかの暖冬。

 チューリップの開花も今が盛り、添乗員からも現地ガイドからも「皆さんはラッキーですよ」の声を、何度も聞かされる。

 奥の方に置かれた黄色の靴、オランダの木靴サボだろうか?
 気づかずに通り過ぎたが、ベンチになっているのかもしれない。



f0066555_8494277.jpg 入り口で配布された地図はオランダ語だが、それを頼りに進む。

 このあたりには「オラニエ・ナッサウ」の近く?

 オラニエ・ナッサウはオランダの王家の名前。

 他の4つの建物は中央に現国王ウィレム・アレクサンダーの名がつき、ウィルヘルミナ、ユリアナ、ベアトリクスの歴代の女王の名がついたパビリオンが周囲に配置されている。

 間もなくオランダは、国王の誕生日(4/27)を祝うオレンジの色で埋め尽くされると言う。



f0066555_964378.jpg キューケンホフには全部で700万株の球根花が咲く。
 そのうちチューリップが450万株、残りはスイセンやヒヤシンスなど。

 思いのほか、チューリップ以外の花も多い。

 その花が全部この時期に開花するためか、公園がオープンするのは3月末からの2ヶ月間のみ。



f0066555_10115479.jpg 木の花は700万株に数えられていないだろうが、つつじなどが咲いていた。

 この白い花の名は分からない。

 そういえば、この旅行中随所で「さくら?」と思うような花を見る。
 幹を見ると、まるで桜らしくないものもあった。
 淡いピンクでなく、真っ白だったり。

 あれは、なんて名前の木だったんだろう?



f0066555_10221867.jpg ベアトリクスパビリオンでは、蘭の花の展示がされていた。

 一隅には「蘭」という漢字とともに、日本の蘭も展示。
 ほかにアンスリウム、アナナスという花も展示されていたそうだが、蘭ばかりと思っていた。



f0066555_10421290.jpg たった20人弱の私たちの一行、入ってすぐ右・左・真ん中と分かれてしまった。
 それでもしばらくすると、広い公園内でもばったり出会ったりする。

 その時に「あちらに風車がありましたよ」との情報を聞き、さっそくその方向に向かう。

 中段あたりに展望デッキが設けられており、一段高い場所から園内・園外を眺められる。


f0066555_10505435.jpg 園外は鮮やかな色彩のカーペットのようなチューリップ畑。

 チューリップを生産・輸出するためのチューリップ畑。
 添乗員からはチューリップの球根が欲しくても、検疫の処置がされていないと国内に持ち込めないから、「空港の免税店で買うのが良い」とアドバイス。



 【公園内の色とりどりのチューリップ】
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f0066555_11241129.jpg 花ばかりだと飽きてしまう子供たちのためか、街中の公園のように砂場・ブランコ・滑り台などの遊び場が設けられている。
 ブルーナの国オランダらしく、遊具にはミッフィの絵が付いている。

 その近くにあった迷路。 子供に紛れ大人たちも入り込む。
 迷路の真ん中にたどり着くより、そこから外へ抜け出すことのほうが難しい。

 なかなか侮れないと思うほどに、脱出に時間がかかった。


f0066555_113211.jpg あまりに色鮮やかな花を見た後、すっきりした水の風景に行き着くと、目がリフレッシュされるような気がする。

 ここでしばらく休息を取りたいところだったが、集合時間が迫っており駆け足でもどる。
 2時間半のフリータイムだが、それが足りないと思うほどキューケンホフ公園は広いんだ。




f0066555_12254724.jpg 【その後は公園を出て、チューリップ農家の畑の観賞へ】

 球根を育てるのが目的だから、咲いた花は早いうちに摘んでしまう。

 案内してくれる農家の人も歩きながら、無造作に花を摘み女性たちに差し出す。
 自由に摘んで持ち帰っても良いそうだが、日本に持ち帰れないし、ホテルには花瓶もないし。


f0066555_12354863.jpg 私たちが案内された畑はなんと、先ほど登った公園内の風車のすぐ外側、取った写真もこの畑だったことになる。

 案内してくれた畑の人が私たちの手からカメラを集め、風車をバックに記念撮影をしてくれた。

 この後は昼食を摂った後、終日フリータイムとなる。
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by t_ichib | 2014-04-16 08:00 | 今日もまた旅の空
ベネルクス3国観光⑥ 美術館三昧
 今回の旅も終盤に入り、マーストリヒトからアムステルダムへの帰路に、2つの大きな美術館を回る。 (後は、ダイヤモンド工場)

 芸術に関する素養はなく、こうしたツアーに組み込まれていなければ、すすんで美術館へ足を運ぶこともないのだが、これも優雅でよいのかもしれない。

 本当に趣味のある人なら、1日に2つも回るのでじっくり見られず、物足りないのだろうが。


 【クレラー・ミュラー美術館】

 この美術館は、実業家のクレラー・ミュラー夫妻のコレクションを元に開設され、特にゴッホの作品を多く収蔵していることで知られる。

 広い敷地を持ち、彫刻作品などは屋外に展示されている。 無料の貸し自転車が置かれ、それに乗って作品を見て回ることもできる。
 ただしこの日は小雨模様、できることなら屋内の観賞だけで。


f0066555_9454517.jpg 【ミレー:「パンを焼く婦人」】

 (作品名はオランダ語と英語でしか表示されていなかったので、日本語名は適当)

 いくら美術への素養が小指の先ほどでも、その作家らしいタッチ、色使いらしきものが頭の中にあり、それと一致するものがあると、「あっ、ミレーだ!」とか、うれしくなる。

 ということは、有名作家の有名作品「崇拝病」だと自覚しながら。

 この美術館には、ミレーの「種まく人」らしき作品があった。
 作家名はゴッホ。 「After Millet」の文字も。 ゴッホがミレーの絵を模写して、「勉強していたんだな」と。

 美術館の中で、作品の前の床に座り込んでスケッチを取る画学生らしき人たちを見かける。
 彼らの作品が「After ・・・」の文字がつけられ、掲げられる日が来るだろうか?


f0066555_10134270.jpg 【ルノワール:「カフェにて」】


 印象派を代表する画家。
 美しい豊満な女性を描いた作品が多いような気がする。


f0066555_10334940.jpg 【モネ:「アトリエボート」】


 ルノワールと同時期の画家、印象派。
 連作「睡蓮」が有名なこと、印象派には日本の浮世絵が影響を与えたことなど。


f0066555_1124548.jpg 【セザンヌ:「湖へと続く道」】


 「水浴」などの作品が私の頭の中にあったが、セザンヌは静物画や風景画のほうを好んでいたようだ。


f0066555_12323170.jpg 【ゴッホ:「アルルの跳ね橋」】

 「炎の人」と知られ、オランダを代表する画家であったゴッホは、生前は絵が1枚しか売れなかったとか。
 認められず不遇な生涯を送ったようだ。

 牧師をしていた父とは不仲で、弟からの援助でやっと画材を買うなど貧しい暮らしだった。


f0066555_123439.jpg 【ゴッホ:「ジャガイモを食べる人々」】

 ランプが一つだけ吊るされた薄暗い部屋で、ジャガイモを食べる一家、貧しさや暗さが画家の心情を反映しているかのよう。

 前の作品にはいくらか明るい色彩が使われているが、こちらの方がゴッホらしいような気もする。


f0066555_12485133.jpg 【ピカソ:「ギター」】

 青の時代、ばら色の時代、キュビズムの時代と何度も作風を変える。
 同じ美術館に所蔵されている、普通の(としか素人の私には言えない)肖像画と、この絵とでは同じ画家の作品と思えないほど。

 油絵・デッサンが1万点余、10万点の版画を始め、彫刻・陶器など作品の多さでも、その作品に付いた値段でもギネス級の天才。


 屋内の作品を見て回るだけで予定時間となり、とても屋外までは回れなかった。
 クレラー・ミュラーを出ると、アムステルダムまでバス移動。



 【オランダ国立美術館】

f0066555_13542420.jpg 【国立美術館のロビー】


 ここからは日本人ガイドが付き、主な絵の解説を聞きながら回る。


f0066555_14144097.jpg 【レンブラント:「夜警」】

 「夜警」という名が知れ渡った後、絵の埃などをきれいにすると、明るい日差しや影などから夜ではなく、昼間だと分かったが、絵のタイトルはそのままとなっている。

 同じ部屋には自警団を描いた、同じような絵がいくつかあり、「全部レンブラント?」と勘違いしそうになった。

 レンブラントは他の記念写真風な絵に飽き足らず、一瞬の動きを絵に捉え、評価を得た。

 この美術館の中でも、このレンブラントの絵の前の人だかりが一番多く、この絵の存在がアムステルダム市の、大きな観光資源になっているという。


f0066555_1434233.jpg 【フェルメール:「牛乳を注ぐ女」】

 フェルメールといえば、「青いターバンの少女」が有名で、その青色は「ウルトラマイン」という高価な絵の具だった。
 この絵にも、青色が使われているが。

 レンブラントとフェルメールは17世紀のオランダを代表する画家。


f0066555_15235120.jpg 【ゴッホ:「自画像」】

 前の2人よりは200年ほど後になるが、やはりオランダを代表する画家。


 ゴッホの自画像は「ひまわり」とともに、好んで描かれた題材だが、贋作が多いのもこの二つのようだ。


 2つの美術館の観賞が終わると、あとはダイヤモンド工場の見学と車窓からの市内観光。

 「車窓から・・・」は、明日のフリータイムのために、「アンネの家」や運河クルーズに行くには、何番のトラムでどこで降りれば良いかなどの案内程度。
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by t_ichib | 2014-04-15 16:01 | 今日もまた旅の空
ベネルクス3国観光⑤ ルクセンブルグ~マースリヒト
 【ルクセンブルグ】

 ルクセンブルグの国土は、神奈川県くらいの大きさ。 欧州に7つあるミニ国家の一つで、その中では最も広い。

 ルクセンブルグに向かう車中で、「その7つの国名は?」と、問いかけられる。
 周りには、海外旅行の経験の多い参加者ばかり、さすがに次々に正解が出てくる。
 (私たちが実際にいったことがあるのは、バチカンくらいだが)


 ルクセンブルグは小国とは言いながら、ECの本部が置かれる。
 EC関連のビルや、欧州銀行を含め各国の銀行のビルなどが立ち並ぶ、近代都市を抜け、ペドリュス渓谷を見下ろす絶景ポイントへと案内される。


f0066555_14533539.jpg 【ペドリュス渓谷にかかるアドルフ橋】

 アドルフ橋は、左側のノートルダム大聖堂などの美しい町並みが広がる旧市街と、右側の私たちが通り抜けて来た新市街とを結ぶ。

 この渓谷は攻め入る敵に対して、天然の要塞になっているばかりか、いくつかの人工の要塞が築かれている。

 更にこの下に、数キロに及ぶ地下道が築かれ、すばやく兵士たちが移動できるようになっていた。

 ルクセンブルグ唯一の世界遺産は、旧市街とこの自然の要塞が一体として登録されている。



f0066555_152996.jpg 【ボック砲台】

 絶景ポイントからはほぼ対岸に移動し、ボック砲台へ。
 砲台は19世紀にオーストリアにより築かれた。

 右下にはアルゼット川とグルント地区の建物が見える。


f0066555_14584639.jpg 【グルント地区】

 このグルント地区は、敵が侵入してきたときには川を堰きとめ、地区の一部を水没させ、堀にして旧市街を守る。

 砲台と堀、難攻不落の防衛施設だっただろう。



f0066555_152229.jpg 【憲法広場にある第1次大戦の戦没者慰霊碑】

 慰霊碑の高い塔の上には、金の女神が。

 憲法広場は、ルクセンブルグでも最も眺めが良い場所とされ、観光客を乗せたミニトレインが、このあたりを走る。

 先ほどのアドルフ橋や旧市街、ペドリュス渓谷などを望むことができる。


f0066555_15225441.jpg 【ノートルダム大聖堂】

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f0066555_15334970.jpg 【クレールフォンテーヌ広場】

 広場に建つ女性は、ルクセンブルグ大公シャルロッテ。

 ルクセンブルグの正式な国名はルクセンブルグ大公国、現国王は彼女の孫。

 ルクセンブルグの公用語は、フランス語、ドイツ語、ルクセンブルグ語。
 国名「ルクセンブルグ」はドイツ語読み。


 今日の午前中はルクセンブルグ、午後はマーストリヒトへ向かう。
 大きな観光地を2つもめぐると、どうしても頭の容量をオーバーし、結果として印象が薄くなる。



 【マーストリヒト】

 オランダに戻る。
 この地名で一番に思い出すのは、ECの創設を決めたマーストリヒト条約の名。


f0066555_15521091.jpg 【マース川】

 地名マーストリヒトは、マース川の渡河地点という意味。

 ここで私たちを迎えたガイドは、日本人の祖父を持つ日系メキシコ人女性。
 現在はオランダ人と結婚して、マーストリヒト市民。

 独身時代に筑波大学に留学した経験を持つが、日本語はややたどたどしくて、着いていくのに少しもどかしい。

 マース川に架かる橋の真ん中あたりで、いくつもの資料を見せ町の歴史を紹介してくれる。
 熱意は伝わるが、川風の寒さに震え上がる。


f0066555_1675788.jpg 【町を取り囲む城壁】

 中世には町を取り囲むように第1城壁、その外側に第2城壁が築かれていた。
 当然歴史的な建造物は第1城壁の中。

 城壁の外に、(観光用に?)マース川方面に向けた大砲が置かれていた。


f0066555_16154564.jpg 【地獄の門】

 中世のヨーロッパでは恐れられたペスト、そのペストに罹った人をこの門から町の外へ追い出した。

 そのことからこの名が付いた。

 門外にペスト患者を収容するペストハウスがある。


f0066555_162515100.jpgf0066555_16253892.jpg 【通りの家の入り口の上に?】

 当時は通りの名はあっても番地がなかったので、「船乗りの〇〇さん」とか分かるようにしていた。

 確かに、番地を発明した人は偉い!



f0066555_163257.jpg 【5つ星ホテル?】

 本当は4つ星ホテルで、真ん中の赤地の星はマーストリヒトの州旗。

 シャレなのか(詐欺ではないだろう)、おかげでマーストリヒトの州旗は、この次に見たときには きっと (たぶん)分かる。



f0066555_17103069.jpg 【聖セルファース大聖堂】

 フライトホフ広場に建つ聖セルファース大聖堂、すぐ左に聖ヤンス教会があるほか、カフェなども多い。

 聖セルファースは4世紀ごろの大司祭、彼の遺骸をここに埋葬したことが大聖堂の起源。
 現在の建物は11世紀のもの。



f0066555_172284.jpg 【広場から近いこの建物は?】

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 実は本屋さん。
 中に入ってみると、高い位置にステンドグラスが入っていて、広々とした贅沢な本屋。

 「世界一美しい本屋」に選ばれたこともある。 当然かな。


 ガイドさんによると、教会を子供の遊び場として再利用しているところもあるという。 (保育所とは違うらしい)

 マーストリヒトでは、この本屋さんが印象に残った。
 日本語の本がないのが、残念。
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by t_ichib | 2014-04-14 14:21 | 今日もまた旅の空
ベネルクス3国観光④ 今日は移動日?
 今日はブリュッセルを出発した後、ルクセンブルグへ向かう。
 その途中で、観光ガイドブックに1、2ページしか割かれていないような観光地を回る。
 私たちの期待度も薄く、添乗員にとってもたる~い日となるはずだった。


 【ナミュール】

 ところが、その最初の目的地、ナミュールのシタデルにたどり着けないというアクシデントが起こってしまった。
 そこは、2つの川の合流点にある高台に築かれたシタデル(城砦)。

 シタデルそのものと、眼下に広がるナミュールの町を見下ろそうというものだったが。
 なんと私たちの大型バスでは、坂道のカーブを曲がりきれないと言う。

f0066555_1447208.jpg 【結局は…】

 もう少し広い道がないかと捜し回ったが、坂道の下にバスを停め、少しだけ見晴らしの良い所まで徒歩で上がることになった。

 写真右下の白いのが私たちのバス。
 私たち一行は20人弱の少人数、それなのにこんな大きなバスで、ユッタリ座れ喜んでいたのだが。


f0066555_15362044.jpg 【シタデルよりはず~っと下からの眺望】

 朝からの小雨模様で、先のほうは少しもやっとしている。

 目的地にたどり着けなかったことと、寒さのために全員早々とバスに戻る。



 【アンヌヴォワ城】

f0066555_1631267.jpg 【庭園の噴水】

 18世紀の荘園領主の館といわれるが、城はともかく庭園はすごく広く、美しい。

 池、滝、噴水…、それがいくつもあるのだからすごい。


f0066555_1693480.jpg 【前座?のチューリップ?】

 今回のツアーではオランダのチューリップが、一番の楽しみでこの時期を選んだ人がほとんど。

 キューケンホフ公園のチューリップを見た後では、感激の度合いが違うのだろうが、「わー、きれい」と歓声を上げカメラを向けている。


f0066555_16184335.jpg ここにはなぜか白鳥はいなくて、黒鳥だけ。
 昨日のブルージュの公園では白鳥がいっぱいいたが。

 鳥インフルエンザが流行した時、その白鳥たちは安全な施設に隔離されたとか。

 結局、ベルギーでは被害はなかった。



 【ディナン】

 ディナンは楽器製作者アドルフ・サックスがサクソフォーンを発明した地。

 当初の予定では、小休止程度の予定だったのだろうが、ふと見上げるとロープウェーがあり、その上にシタデルがある。
 ナミュールでは登れなかったので、ここのシタデルを見てみることに。


f0066555_16462561.jpg 【シタデルまでを上下するロープウェー】

 あっという間に着いてしまうので、「8ユーロは高い!」との声も出たが、歩いて登るには時間と何よりも体力がない。

 もう少し距離があると、ローウェーからの下界の眺めもすばらしいのだが。


f0066555_16565757.jpg 【高台にあるシタデル】

 上がってみると意外に広い。

 城砦は11世紀に小規模なものが築かれ、現在のものは19世紀に再建されたもの。
 思いのほか、頑丈にできている。


f0066555_17124478.jpg 【ノートルダム教会】

 バスを降りたのはこの境界のすぐ近く、そしてすぐ右側にロープウェー乗り場がある。

 シタデルに上がってしまったので、この教会はちょっとのぞいた程度。

 写真の下のほうに写っているのは、道路ではなく橋。
 そしてその橋には大きなサクソフォーンのオブジェ。

 町歩きの時間はまったく取れなかったが、町中にさまざまなサクソフォーンのオブジェがあるそうなのだが。



 【デュルビュイ】

 デュルビュイは「世界一小さな町」として、知られているそうだ。 私は名前も知らなかった…。


f0066555_17261935.jpg 【デュルビュイの町】

 ここは標高400m、夏は涼しくリゾート客に人気とか。
 今の私たちには涼しすぎるが、やや薄日も差してきたし、まぁ良いか。

 今は芸術家が多く住む町、コンサートが年に20回ほども開かれる。



f0066555_17342938.jpg 【展望台までのパノラマカー】

 昼食後ふと見ると、このパノラマカーがもうすぐ発車しかけている。
 まだ間に合うと言うので、大急ぎで駆けつける。

 実際には、切符を売るのと運転を一人でやっていたので、声さえかければ良かったのだが。


f0066555_17431064.jpg 【展望台からの眺め】

 写真の上の方には、17世紀に建てられたウルセル伯爵の居城が写る。

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 分かりにくいので、下に降りてから撮ったものを、しつこくもう一度。

 パノラマカーの料金は4ユーロで、皆さんは口々に「安かった」と。
 本当はシニアは3.5ユーロで乗れたらしい。


 お金のことばかり書くのははしたないようだが、この日は本当に印象の薄い日だったので。
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by t_ichib | 2014-04-13 13:27 | 今日もまた旅の空
ベネルクス3国観光③ ブルージュ~ブリュッセル
 【徒歩と観光船で回ったブルージュの町】

 昨夜のホテルはブルージュの町の中だったので、ホテルから徒歩で観光に出発。

 昨夜、私たちは地図を片手に大通りから、目的の教会などを訪ね歩いたが、さすがにベルギーに詳しいガイドさん、細い路地からあるいは裏口から目的地に入る。

f0066555_14143772.jpg 【神の家】

 この美しい庭園と長屋風の建物は、政府が低所得者に提供している住まい。
 その代わりに節度さえ守れば、観光客が遠慮なく立ち入ることができるようになっている。

 中世にギルドが引退した仲間や、家族に提供した住まいが元になっている。
 ブルージュだけでなく、各都市にもあるようだ。


f0066555_14233253.jpg 【運河と鐘楼】

 しつこいようだが、この鐘楼も世界遺産の一部。

 この運河は、後で私たちが乗る観光船のコースになっている。
 少し遠めであったりするが、歩き回ったかなりの建物が、船からも眺めることができた。


f0066555_14391326.jpg 【中世には何の建物だったか?】

 それは建物の入り口の上と、2階の4つ窓の上に彫られた飾りが、その職業を表しているという。

f0066555_14464489.jpgf0066555_14465977.jpgf0066555_1447996.jpg
 枚数を省略したが、最初は牛の絵、2枚目では何かを煮こんでいる。 (ここまでだとチーズかな?と)
 3枚目のなめしている作業から、皮革製品だと分かる。


f0066555_14594154.jpg 【市庁舎】

 建物の前がブルグ広場となっており、9世紀に要塞(ブルグ)が築かれ、ブルージュ発祥の地となる。

 市庁舎は1375年に建てられ、ベルギーでも最も古い市庁舎の一つ。


f0066555_157589.jpg 【昨夜も来たマルクト広場】

 広場のほぼ北側に昨夜のギルドの建物、東側にこの写真の州庁舎、南側には鐘楼が建つ。

 広場の中には、やや派手なテントの屋根などから想像できるが、「移動遊具」がいくつか並んでいる。



f0066555_15181990.jpg 【聖母教会(左)とグルートゥーズ博物館】

 ガイドブックなどではなぜかここだけは、ノートルダムとカタカナを使わず、聖母となっている。

 ここで一旦町歩きを中断して、この先にある観光船乗り場での乗船待ちのため、しばしフリータイム。

 教会内部が修復中なので、割引かつシニア料金があり、入場料わずか1ユーロ。



f0066555_1531210.jpg 【ミケランジェロ作の聖母子像】

 この教会の中で最も注目されるのが、この聖母子像。


f0066555_1529424.jpg 実際には右の写真の下の中央。






f0066555_16204577.jpg 【いよいよ観光船に乗り込む】

 観光船乗り場はほかにもあったが、聖母教会近くで乗り合わせたのは日本人観光客ばかり。
 日本語の案内テープが流される。

 乗船には予約が必要と言っていたが、同じ言葉が分かる観光客が乗り合わせるよう調整するためだったか。


f0066555_16262819.jpg 【徒歩で眺めた鐘楼の見えるポイント】

 同じ光景を少し低いアングルで、川面を通して眺めることができる。

 船長(一人しかいないが)が音声テープに合わせて、指で示してどの建物のことか教えてくれる。

 教会などの公共的な建物ばかりでなく、両岸の古い民家の特徴なども、音声テープで説明があり、面白かった。


f0066555_16362490.jpg 【世界遺産:ベギン会修道院】

 ブルージュ最後の観光は、「フランドル地方のベギン会修道院群」として世界遺産に登録されたものの一つ。

 女性だけの修道院は珍しいらしい。
 また女子修道院は未婚の女性に限られていたらしいが、ベギン会では既婚の婦人も受け入れた。

 死別・生別を問わず、弱者であった女性を庇護していたと言う。


 ブルージュで昼食を摂った後、ブリュッセルに向け出発。



 【世界遺産:グランプラスをメインにしたブリュッセルの観光】

 市庁舎以外は木造だったので、ルイ14世の命令による、フランス軍の砲撃で破壊されたが、ギルドにより石造りの現在の建物が、驚くほどの速さで再建された。

 その後、文豪ビクトル・ユゴーが、ここを「世界一美しい広場」と称したこともある。
 政治家だった彼はナポレオンによる迫害を受け、亡命の一時期ここに住んだこともある。


f0066555_17224538.jpg 【市庁舎】

 左側の部分が1402年に完成し、その後右側そして中央の塔の順にすべての建物が完成したのは1455年になる。

 他の建物が1695年の砲撃以後の再建なので、300年近くも古いことになる。


f0066555_17405668.jpg 【ギルドハウス】

 建物につけられた紋章によりどの職業のギルドかが、分かるようになっている。
 亡命中のユゴーはわずかな期間だが、ここに滞在した。

 広場には、ほかに「王の家」(実際に王が住んだことはない)、「ブラバン公爵の館」などがある。


 この後、ギャルリー・サンチュバールと呼ばれるアーケード街を歩き、あまりの人ごみとゴチャゴチャした商店で、頭の中が混乱し、ブリュッセルを印象の薄い町にしてしまっている。


f0066555_17513999.jpg 【小便小僧】

 世界一の衣装持ちだといわれる「小便小僧」は、今日はドラキュラに扮し、顔にはお面までつけている。

 しょっちゅう目にする機会のある人なら、それもシャレで面白いだろうが、たぶん再び見ることのない私には素顔を見せて欲しかった。
 同行の人たちからも、「かわいくない」と不評。


f0066555_1824236.jpg 【おみやげのベルギーチョコ】

 当初「ゴティヴァのチョコレートを」と考えていたが、ガイドに薦められたのが、ダルシーのチョコレート。

 10年ほど前に世界コンクールで金賞を取ったとか。 (お店の人によれば、現在は審査員側)

 どちらも同じくらいの「お高い」モノだったが、日本人店員がいたことでダルシーにした。


f0066555_1915997.jpg 【ブリュッセル中央駅】

 買い物を済ませた後のフリータイムには、中央駅に行ってみた。
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 詳しいことは何も分からないものの、「なかなかきれいな列車だな」と。
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by t_ichib | 2014-04-12 14:03 | 今日もまた旅の空
ベネルクス3国観光② アントワープ、ゲント、ブルージュ
 今日のメインは隣国ベルギーの観光だが、1ヶ所だけオランダ国内の観光がある。

 【世界遺産:キンデルダイクの風車群】


f0066555_1914181.jpg 【見るからに堤防の向こう側の水面は道路より上】

 オランダは国土の1/4が水面下にあり、風車の力で低い土地の排水をしてきたことは、よく知られている。

 そのことを知ってはいても、こうして川の水面より低い道路をバスで走るのは、少し気持ちが落ち着かない。


f0066555_19143962.jpg 【川の両側にずらりと並んだ風車】

 この川は先ほどの川より一段低い。
 たぶん低地に作られた排水用の運河で、ここに雨水などを風車により汲みあげる。
 そして、この運河の終点では先ほどの大きな運河へと、さらに汲み上げているのだろう。


f0066555_19145762.jpg 【風車の中の見学はダメだった】

 「希望者は風車の中の見学ができます」の言葉に、観光客にオープンしている風車の場所まで小走りに進むが、開館時間が9時半くらいだったとか。

 残念だったが、いろんな角度から風車を眺められたし、運河を泳ぐカモの親子やいろいろな草花も見られたし、添乗員に文句を言う人はいなかった。


f0066555_19154512.jpg 【運河の終端にある排水設備】

 先ほどは見学のために道を急いだので、バスの駐車場のそばにあるこの設備を見落としていた。

 手前側の運河の水を、奥側の大きな運河へと排水している。

 動力は電気。 現在は電力による排水が主で、風車は補助用あるいは観光用という。
 オランダの生命線とも言えるので、そのことには納得できる。



 【アントワープ】

 ベルギーに入り、ここから現地ガイドが付く。 長野出身のベルギー人の旦那をもつ日本女性。
 話が分かりやすく、時々ユーモアで笑わせてくれる。

f0066555_19164572.jpg 【ステーン城】

 この左側は川、中世には川から侵略を受けることが多かったので、ヨーロッパの城は川に面していることが多い。 (元々は要塞)

 面白かったのは、城の前に建つ巨人の像。
 (小さくて分かりにくいが)2人の酔っ払いの前に仁王立ちし、お説教を垂れているのだそうだ。
 左側の男は、酒瓶を背後に隠している。


f0066555_19193168.jpg 【肉屋のギルドの建物】

 ガイドから「建物の赤と白のレンガから、連想される商品は?」との、問いに「ワイン」などいくつかの声が出たが、正解の「肉屋」を聞いて「なるほど」と。

 当時は1階がお店、2階以上は肉の倉庫や会議・商談に用いられた部屋があった。


 【市庁舎】
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 建物にずらりと並んだ国旗、「日本の旗はどこ?」と捜すと左の側面にあった。
 国旗の配置は、定期的に変えているとか。 (どこの国にも公平にか?)

 広場には「ブラボーの像」が。
 ブラボーは邪悪な川の巨人を退治した勇敢な兵士の名。

 ブラボーは切り取った巨人の腕を遠くへ投げ捨てようとしている。
 実は町の名前「アント(腕)ウェルペン(投げる)」はこの伝説から取られており、アントワープは英語読みなのだそうだ。


f0066555_204179.jpg 【同じ広場にあるギルドハウス】

 立派な建物だが、イくつものギルドが入っている。

 先ほどの「肉屋のギルドハウス」は1戸建てといえる。
 単独の建物を持てるということは、相当力があった。 そして、現在でもそちらのほうが有名なようだ。


f0066555_205510.jpg 【世界遺産:ノートルダム大聖堂】

 正式には、「フランス・ベルギーの鐘楼群」として世界遺産に登録されている。

 ついでながら、オランダとフランスに挟まれたこの国では、オランダ語、フランス語が公用語で、ベルギー語は存在しない。 (先ほどのアントウェルペンはオランダ語)

 大聖堂の前に建つ銅像は、教会内部にいくつかの絵を描いた画家ルーベンス


f0066555_20134176.jpg 【ルーベンスの「聖母被昇天」】

 祭壇に描かれた絵の上方に天使たちに支えられ昇天するマリア、下方に棺が空になったのを知り驚く人々を描いている。

 まだ字の読めない人が多い時代に、聖書を説明する宗教画には、約束事があった。
 それは「手にりんごを持った女性はイブ、青い服を着た女性はマリア」などと、衣服や手にする物で人物を象徴させること。


f0066555_20135760.jpg 【ルーベンスの「イエスの昇架」】

 絵は三面鏡のように左右を折りたたみ、全体が閉じられるようになっている。
 その外側には画家に金を払い、絵を寄贈した個人や団体を現す絵などが描かれている。

 この大聖堂には、「イエスの降架」、「イエスの復活」などあわせて4つのルーベンスの絵がある。


 ガイドの説明の後、30分ほど大聖堂内部の絵画やステンドグラスを鑑賞するフリータイムがあり、その後ゲントへ向け出発。



 【ベルギー第3の都市、ゲント】

 アントワープと同様に、ゲント(英語読み)もオランダ語では、ヘントが正しいようだ。

 同じ日に2つの都市をめぐり、しかも同じ都市にいくつもの教会や広場があり、後から写真を見たのではどれがどれなのか分からなくなってしまう。

f0066555_2019518.jpg 【聖バーブ教会とファン・アイク兄弟の銅像】

 ファン・アイクはこの教会の秘宝「神秘の子羊」を描いた画家。

 実はこの絵の左右に描かれた人物たちの説明を聞いている。
 お約束どおりに描かれたアダムとイブ、馬に乗った騎士たち、異教徒や信者、後のローマ教皇たち…。

 絵の写真もない。 教会内部の記憶もない。
 (撮影禁止だった? 短時間だった? 疲れてもいた? ちょっと情けない)


f0066555_20232744.jpg 【ゲントの鐘楼】

 この鐘楼は、アントワープのノートルダム大聖堂と同様に、「フランス・ベルギーの鐘楼群」として世界遺産に登録されている。
 (写真には写っていないが、隣接する繊維ホールも世界遺産の一部)

 右の建物は王立劇場。


f0066555_2144591.jpg 【コーレンマルクト広場】

 写真は郵便局の建物。
 その前をトラムが走り、その更に前の華やかな色彩のものは、移動式のメリーゴーランドとか。

 ちょうどイースター休暇中だったので、各地の広場でこんな物を見かけた。
 (ここはジミな方で、移動観覧車とかどデカイものもあった)


f0066555_2145081.jpg 【コーレンレイ(左)とグラスレイ】

 コーレンレイは穀物河岸、グラスレイは薬草河岸のことで、当時はここが波止場だった。
 聖ミヒール橋の上から眺める。
 反対側にはその名の聖ミヒール教会がある。

 川にはボートが浮かび、その先には観光船乗り場がある。
 「いいなぁ」と思うものの、そんな時間は取れない。


f0066555_21454491.jpg 【ギルドハウスが立ち並ぶグラスレイ】

 私たちは、対岸のグラスレイを眺めながらコーレンレイ側を進む。

 屋根の階段のようなギザギザは、当時のベルギーの建物の特長だったようだ。



f0066555_21462191.jpg 【フランドル伯居城

 見るからに頑丈そうな石造りの城。
 アントワープのステーン城で聞いたばかりの説明どおり、川のほとりにある。

 道路の反対側には「旧魚市場」などがあり、現在はカフェなどのお店が並ぶ。
 石造りの城とは対照的。


f0066555_9522365.jpg 【聖ニコラス教会】

 一通りの観光を終えた後のわずかばかりフリータイム、ちょっと町歩きをした後に足休めに、集合場所近くの教会に入る。
 そこで、なんと地元(?)の楽団の演奏会が催されていた。

 しばし休んだ後は、今夜の宿ブルージュへ。


 【夕食後散策したブルージュ】

f0066555_21485728.jpg 【ブルージュの通り】 

 フリータイムに町歩きするには手ごろな大きさの町で、渡された地図のコピーで迷うこともない。
 昼間なら観光客も多いのだろうが、夜8時過ぎの今は人通りも少ない。

 贅沢をいう娘や息子へのベルギーチョコは明日のブリュッセルにして、友人たちへのみやげはこの町で。


f0066555_21491786.jpg 【マルクト広場】

 夜8時を過ぎてもまだまだ明るく、そぞろ歩きをする人もチラホラ。

 と言っても、さすがに寒くなってここまで来たのは、私たちのツアーでは2、3組。
 大半は町での買い物で終わりだったようだ。
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by t_ichib | 2014-04-11 18:18 | 今日もまた旅の空
ベネルクス3国観光① オランダに到着
 3月末から今度の旅行の直前まで、孫たちが我が家に来ていてずいぶん賑やかだった。

 当初は、春休みに入る小学生の春音だけの予定だったが、妹の彩乃がインフルエンザにかかり、保育園に通えなくなった。
 それならば「どうせ2人も3人も同じ」と、晃希も一緒に預かった。

 熱はなかなか下がらないものの、小さな子供は意外に元気。 我が家が賑やかだった分、娘夫婦のところはきっと寂しかったことだろう。

 そのインフルエンザには、1月前に春音がかかっている。 あんなに一緒にいるのに、兄弟からではなく学校や保育所でうつるんだから、私たちが出かけている間に「今度は晃希が」と後ろ髪を引かれる思いで…。


f0066555_16251643.jpg 在来線を乗り継ぎ、
 【京都から関西空港までは「はるか」で】

 わざわざ「はるか」の写真を入れたのは、今回始めて乗ったことと、海外に出かけるのにこうして関空や成田にまで出かけなければならない悲哀から。

 アムステルダムに着き、福岡からも直行便があることに気づいた時には、その悲哀はさらに…。
 「福岡に負けた」とまで書くと、福岡空港に失礼だが…。


 アムステルダム空港からはすぐにバスで、今日の宿のあるロッテルダムへ向かう。

 オランダの位置は日本では北海道よりさらに北、樺太くらいになる。 これくらいの緯度だと、夏は昼間の時間がずいぶん長くなる。
 その上、サマータイムということもあり、夜はかなり遅くなっても明るい。

f0066555_16254697.jpg 【ホテルのすぐ隣にある動物園】

 そんな訳で、ホテルにチェックインした後、周りを散策。
 動物園はすでに開園時間を過ぎていたが、料金は日本に比べ高いような気がした。

 写真のキリンは作り物だが、ついでにタダで見られた動物の写真を少々。


f0066555_16261632.jpg 【走行中のバスの車窓から見た馬】

 着いたばかりは、いつもながら車窓に広がる光景にカメラを向けてしまう。
 一歩都会を離れると広々とした田園が広がっているが、それでもベネルクス3国を合わせても、東隣のドイツの1/5、南隣のフランスの1/9の面積とか。


f0066555_16264075.jpg 【散策中に見たコウノトリ】

 夫婦が揃っているところからすると、巣には卵かヒナかがいるのだろうか?

 この巣が作られているのは、ホテル近くの鉄道の鉄柱、散策しているわずかの間にも何台もの電車が通過しているのに。
 よくも落ち着いて子育てできるものだと、二人で感心していた。


f0066555_16355460.jpg 【ホテルの裏手にある池のカモ】

 カモには違いないが、なんという種類なのか? とにかくデカい
 小鳥なら近づくとすぐに逃げ出すが、悠然としたもの。
 それでもカメラを手に近づくと、迷惑そうに池のほうへ退散。

 池の周りはベンチなどが置かれ公園となっている。 都会ならまだ明るいので家族連れやアベックがいそうなものだが、さすがに郊外なのですれ違う人もまばら。
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by t_ichib | 2014-04-10 16:20 | 今日もまた旅の空
マレーシア旅行④ ペナン島観光
 6日間の日程とはいえ、行き帰りにそれぞれに1日かかるので、今日が観光の最終日。

f0066555_1021449.jpg 【ペナン島の高級住宅地】

 ガイドの口から何度も、「このあたりのマンションは、ン千万」と言う言葉を聞く一方、広々とした土地に建つ家。

 元々、ここの住民なのか、近頃になってこの土地を取得した外国人なのか…と考えてしまう。


f0066555_10534944.jpg 【涅槃仏寺】

 タイ風のお寺だと聞くと、「確かにちょっと違うかな?」と思ってしまう。

 興味を惹かれたのは、左右の龍の形が違うこと。


    【タイ風の龍】                            【中国風の龍】
f0066555_1135828.jpgf0066555_1141025.jpg

 龍は左右に2体づつ。

 そして左の写真の右端に写る仏様は、下半身が鶏。 日本のお寺ならこの位置に狛犬がいそうなものだが。


f0066555_11123140.jpg 【33mもある涅槃仏】

 こうした寝姿の仏様は、あまり日本では見かけないが、スリランカでも何度か見た。

 金色の衣、ピンクの肌。
 木彫りの日本の如来像のほうが、私にはありがたみがあるのだが、国が変われば理想の姿も変わるのだろうと。


f0066555_1126653.jpg 【コーンウォリス要塞】

 ここのすぐ側は海(泳げない泥海)なのは、要塞なのだから当たり前だが、この大砲は敵に向かって一度も撃たれたことのない「処女砲」なんだとか。

 そして子宝を望む女性がこの大砲を撫でると、たちどころにご利益があると言う。

 さすがに日本からそこまで出かける人はいないだろうが、近隣の国々からは訪れる人もいるのだそうだ。


f0066555_11365457.jpg 【ペナンヒルに登るケーブルカー】

 ペナンヒルの標高は830m、ペナン島が一望できるらしい。

 頂上まで10分くらいで上がるというが、2度ほど中間の駅で止まる。
 丘の中腹に住んでいる人がおり、買い物などの行き帰りにケーブルカーを利用するという。

 このケーブルカーは4代目だとかで、初代のものは下に展示されていた。



f0066555_11435789.jpg 【ペナンヒルから見下ろすジョージタウン】

 ヒルに登っても、モスクやお土産屋があるだけで、他には何にもない。
 この景色を眺めるのが最大の目的となる。

 ジョージタウンは、マラッカと一体で、マレーシアの世界遺産題1号となった町。



f0066555_12143454.jpg 【極楽寺】

 ここもそこそこの丘の上にあるのだが、途中の道幅が狭く観光バスではあがれない。
 下の駐車場でワゴン車に乗り換えあがる。

 そのワゴン車、何台かに分乗…なら良いのだが、1台っきりで何度か往復する。

 先に上がった人はこの巨大な観音像を眺めたり、丘の上から下界を見下ろしていたりしたが、最終組が上がってまもなく「さあ降りましょうか」のガイドの言に、その人たちからは「え~っもう」の声も。


f0066555_13223766.jpg 【降る途中の仏閣】

 最初にごく短い距離をケーブルカーで降りた後、こんな仏閣が目の前に。

 白い塔は上・中・下の3層に別れタイ風とかミャンマー風とかになっているそうだ。

 さらに降ると土産物屋が並び、ちょっと興ざめ。
 ここに限らず、今回の旅行はじっくり見て回ることが少なく、心に残るものが少ない旅行だった。



 ペナン島から日本への直行便はなく、香港乗り継ぎは仕方がないが、そこでの名古屋便待ちの5時間はどうしようもない。
 と言うわけで、22日は朝5時にホテル出発、自宅へ帰り着いたのは、日付が変わる直前だった。
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by t_ichib | 2014-01-21 09:53 | 今日もまた旅の空
マレーシア旅行③ キャメロン高原~ペナン島
 明け方に寒くて目覚めたと書いたが、同行の人たちの中にはそれ以上で、「ジャンパーを着て寝た」などと。

f0066555_11521043.jpg 【ホテルの窓から朝の風景】

 少し先がモヤモヤっとしている。
 寒そうなので、ちょっとでも暖かそうな服装で。

 バスに乗り込んだときには、気温13℃、さすがに運転手さんもエアコンをつけない。


 現地ガイドが「このあたりは何もない所」と言うように、途中でサボテンの即売所と地元の人が利用すると言う朝市に立ち寄った。

 サボテンはたとえ買っても、空港で没収される。
 きれいで珍しい植物は、もっぱら目の保養。 後は片隅においてある子供の喜びそうな雑貨を買う人がいるくらい。

 朝市も、地元の人が利用するにしては安くない。 イチゴなどキャメロンハイランドの特産品のはずなのに、本当に小粒のものが500円くらいもする。


f0066555_12555445.jpg 【ウブディアモスク】

 マレーシアでもっとも美しいモスクと言われる。

 それなのに、ここの滞在時間はたったの30分。

 ここに来るまでにすでに昼食を済ませ、午後の1時前。
 この日の走行距離は300Km近くなので、時間が取れないのは分かってはいるけど。


f0066555_138232.jpg 【モスクの近くで見かけた民家】

 走行中のバスから遠めに時々見かけてはいたのだが、高床式の住宅がこんな所にあったなんて。

 実は私は気がつかなくて、妻が撮っていた。
 気がついておれば、「どんな風になっているか?」と興味を持っただろうに。


f0066555_13245399.jpg 【オランウータンの島への船乗り場】

 行く手に広がる湖は、灌漑農業用に作られた人工湖、この先の島にオランウータンが飼育されている。

 オランウータンはボルネオ島などに生息し、そこからオス2頭、メス6頭を連れてきて繁殖させている。


f0066555_13335225.jpg 【観光客用の通路】

 島に着くと観光客は、こんな金網で覆われた通路から、オランウータンを眺める。

 オランウータンが近寄ってきてくれなければ、見ることができないわけだが、普段この近くで餌をもらっているから、このあたりにたむろしているのも多い。


f0066555_13413625.jpg 【大人のオランウータン】

 大人のオスは群れから離れていることが多いそうだから、これはメスか、お兄さんくらいなのか。

 大きな体とユッタリした動作から、思索する森の人という感じがする。


f0066555_19395886.jpg 【オランウータンの子供たち】

 一方子供たちほとんど動きっぱなし。
 お母さんに甘えてみたり、同じ年頃の子供たちと取っ組み合ったりと。

 繁殖を始めたころは、赤ちゃんが生まれるとすぐ母親から離し、人工保育。
 日本の京都大学の協力もあったそうだ。

 現在では飼育数も安定してきたので、そのまま母親の手に保育を委ねている。
 ただし人工保育で育った子の方が大きいのだとか。


f0066555_2017533.jpg 【マレー半島とペナン島をつなぐ橋】

 橋を渡るバスの窓から橋は写せない。
 私たちが渡っている橋(13Km)の交通量が限界なので新たに建設され、間もなく完成するという第2ペナン大橋(27Km)が、望遠でかろうじて写る。


f0066555_20381264.jpg 【ホテル裏のビーチ】

 ペナン島は淡路島の半分くらいの大きさ。
 元々の住民に加え、橋の向こう側の工業団地に通う人たちや、日本や欧米からの長期滞在者も多く、クアラルンプール同様に手狭になっている。

 ホテルに着くまでに「ここも昔は海だった」と、ガイドが説明してくれた埋立地をいくつか通った。

 そこには家賃の高そうな高層住宅が並ぶ。

 ホテルのあるリゾート地側の海は泳げるが、とても泳げないマラッカと同様な海も多い。
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by t_ichib | 2014-01-20 11:46 | 今日もまた旅の空
マレーシア旅行② クアラルンプール~キャメロン高原
 2日目は再びクアラルンプールへ。
 耳から聞いたままを口にすると、クアラルン・プールなどと変な位置で区切ってしまうが、クアラが河口をルンプールが泥を意味し、川が運んできた土砂が堆積してできた土地ということだろうか?

 日本の5分の1の人口なので、どこに行っても広々としていると思ったが、クアラルンプールなどは限界いっぱいに建物が密集してきている。

 首都機能をプトラジャヤに移転したのもそのためだし、今日最初に訪れる王宮もすでに移転を終えている。

 次に移転話があるのは、空港だとか。 すでに手狭になっており、郊外に移転するのも良いのかもしれない。


f0066555_13404987.jpg 【マレーシア王宮】

 マレーシアの王政はちょっと変わっている。
 マレーシアの13の州のうち、9つの州に国王がいて、5年ごとに交代で国全体の王の地位に就く。

 現国王は40代に一度国王になり、2度目の今は86才とか、王妃は60代だが若々しい。
 (45年の周期は長く、彼の息子さんにはきっと順番が回ってこないだろう)

 さすがに郊外に移転しただけあり、周囲は広々としている。


f0066555_13575061.jpg 【衛兵交代】

 正門の前でカメラを構えていた私たちに、少し移動するよう促した後に始まったのが、衛兵交代

 隊長が2名の衛兵を従え交代儀式を行う。

 バッキンガムや台湾などのそれとは較べるべきもないが、予期していなかっただけに儲けもの。


f0066555_14132362.jpg 【マレーシア国家記念碑】

 マレーシア独立のため、命を捧げた兵士らを顕彰するための記念碑。

 7人の兵士をブロンズ像にしたが、うち何人かは傷つき倒れている。 (敵兵なのか?仲間なのか?)

 製作を依頼されたのがアメリカ人だったためか、体型など西欧人ぽい



f0066555_1425968.jpg 【国立モスク】

 現代建築なので、おなじみのドーム型の屋根がないが、72mもの高さに白く聳えるミナレットが美しい。

 本当はモスクの中にも入場できたようなのだが、今回の旅行は時間の制約からか、かなりの所は短時間の写真撮影だけに終わってしまった。



f0066555_14381242.jpg 【マレーシアの鉄道(ETS)】

 昼食を済ませた後列車に乗る。
 マレーシアの鉄道は、まだ「通勤の足」とはなっていないようで、車が主体、そして渋滞。

 路線が整備されていないせいか、乗り換えの駅と駅とが離れていて不便とか、そのようなことをガイドが言っていたような。

 私たちが1時間半の快適な列車の旅を終えたスリムリバー駅には、クアラルンプール中央駅で昼食のため私たちを降ろした同じバスが待つ。

 ず~っとバスでも行けた? まぁ昼食時間分くらいは短縮できたかも?

 スリムリバーから先は山道なので、右左にカーブの連続。 座っているだけなのに疲れる。


f0066555_1457047.jpg 【スリムリバー駅そばのヒンズー寺院】

 イギリスの統治時代に、商業に長けた中国人と、お茶の栽培などに熟練したインド人を連れてきたと聞く。

 その職業に応じた住み分けが自然と進んだようだ。

 街中でもヒンズー寺院を見ないことはなかったが、それでも町では仏教寺院が多く、農山村にはヒンズー寺院が多いように思える。
 そして寺院の近くにはそれぞれの学校も。


f0066555_15415475.jpg 【キャメロンハイランドのお茶園】

 日本のお茶畑と違い、一本一本の木が離れている。 種類・栽培法が違うのかもしれない。

 お茶畑の風景としては日本の方が美しいと思うが、こんなに広々としているのは見事。



 マレーシアには季節が夏しかなく、日中は30℃、35℃になると聞いてきた。

 が、運転手の居眠り防止のためとかで、バスのエアコンは21℃くらいの設定、Tシャツ1枚のつもりでいたのに、荷物の中からカーディガンなどを引っ張り出すほど。

 そしてキャメロンハイランドは高地にあるので、涼しい…を通り越して、宿泊したホテルでは明け方寒くて目を覚ましてしまった。


 それでも日中体を動かすのには快適で、このホテルあるいはその周辺には、日本人の長期滞在者が多いらしい。
 ホテルの読書室?らしき部屋には、日本の文庫本がいっぱい。 日本から持ってきて、読み終わった本をここに残しておくらしい。

 周辺には何にもないところなので、のんびりと晴打(ゴルフ)雨読の毎日らしい。
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by t_ichib | 2014-01-19 13:13 | 今日もまた旅の空