カテゴリ:今日もまた旅の空( 321 )
スリランカ旅行⑤ だまされた「この~木なんの木」
 昨夜は既に暗くなっていたため、内部はともかく外観さえ撮ることができなかった仏歯寺に、朝一番にもう一度やってきた。

f0066555_10273983.jpg 【仏歯時を正面に】

 今から出かけるのは、仏歯時の左に隣接した考古学博物館。
 いくつかの展示があるだけの小さな博物館、入館料は無料だが、靴預けのチップのみが必要。

 写真の右手には、車道そしてキャンディ湖が広がる。
 車道とは書いたが、以前ここで車による自爆テロがあったため、現在は車の進入はできない。

 手前からも奥の方からも、ここに入ろうとする人は、手荷物検査場(男女別)でチェックを受けなければならない。



 今日の午前中は、【世界遺産:古都キャンディ】市内の町歩き。

f0066555_11155340.jpg 【キャンディの町並み】

 キャンディはシンハラ人のキャンディ王国(15世紀―19世紀始)の首都。

 キャンディに限らず、スリランカはどこへ行っても清潔できれいになっている。
 裏通りに入っても、ごみなど落ちていない。



f0066555_1129210.jpg 【クィーンズホテル】

 このホテルそのものも世界遺産の指定を受けている。

 当然のことだが、私たちはこんなホテルに泊まれるはずもない。
 が、中に入ることだけなら、とがめられることもない。


f0066555_15415514.jpg 【ホテル内の結婚式】

 最初に私たちが目にしたのは、昨日見たばかりのキャンディダンス。

 「なに?」といぶかる私たちに、結婚式のアトラクションだとガイドが教えてくれる。

 やがて花婿が現れ、花嫁も階段を降りてくる。

 スリランカでは結婚披露宴は2度あり、花嫁は最初のパーティでは白の衣装、新婚旅行後の2度目のパーティでは赤の衣装を身につける。


f0066555_1610145.jpg 【キャンディ市民でにぎわう市場】

 さすがにリンゴはないが、「スリランカでは何でも採れる」とガイドが言うようにさまざまな果物が。
 ひときわ赤いバナナが目を惹く。

 ここの店主は、次々に皮をむき5種類くらいも試食させてくれる。
 「悪い」と思いながらも、果物はおみやげにできないので…


f0066555_16422239.jpg 【ペーラーデニヤ植物園】

 14世紀に王が王妃のために造った庭園が、19世紀にイギリスの手により植物園となる。

 世界各地の植物が、スリランカで育てることができるそうで、4000種類という植物のどれだけが外国産なのか。

 果実が枝先でなく、太い幹にぶら下がっているのを目にしてびっくり、もっともあんなに大きな実では枝が折れてしまう。


f0066555_16583594.jpg 【騙された『この~木…』】

 CMでおなじみの木、「残念ながら太い幹が折れて、形が崩れてしまっているけど」とガイドが説明。
 妻は「ハワイにあったと思うけど…」と半信半疑だったが、私などはガイドの自信たっぷりの態度にすっかり信じてしまった。
 ガイド自身、信じきっていたのかも。

 (本物は、ハワイ・マウイ島にあるらしい)


f0066555_17122323.jpg 【象の水浴び】

 キャンディを離れ、昼食は「象の孤児院」近くのレストラン。

 そのレストランの少し川下で、毎日こんな光景が見られるという。
 この川と孤児院の間には道路があるので、象が道を渡る間、車はストップということになるんだろうな。


f0066555_17191153.jpg 【象の孤児院】

 名の通り、親とはぐれた子象や、傷ついた象などを保護している。

 今は能力いっぱいまで収容しており、新たな受け入れは難しくなっているという。
 長く人間に育てられた象を野生に帰すのは難しく、短期間に治療を終えた象だけが、ここを卒業できる。



 昼食後はどんどん山の中へ。
 スリランカは紅茶で有名な国だが、茶畑はある程度高地でないと良い紅茶が採れないそうで、その高地にある紅茶工場へ。

 紅茶の国なのに、良い茶は外国への輸出に回されるとかで、一般のスリランカ国民が手にできるのは「クズばかり」だと。
 レストラン・ホテルなどで出されるのも、少し首を傾げたくなるものだったが、工場で試飲したものは「やはりおいしい」と。


 高地、昨日から降り断続的に続く雨のせいで、寒~い
 薄っぺらなフトンしか用意のないスリランカのホテル、日本出発時に着ていたセーターを着て寝ることに。
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by t_ichib | 2013-01-24 10:03 | 今日もまた旅の空
スリランカ旅行④ スリランカでは意外な?雨
 スリランカは北海道より少し小さいくらいの国土、その面積のわりに10個もの世界遺産を持つ。
 やはり紀元前11世紀からの歴史ゆえか?

 今回はそのうちの6つの世界遺産を訪れれる。 今日はその4番目。

 【世界遺産:ダンブラ石窟寺院】は黄金寺院とも呼ばれ、道路からは下の写真のような寺が見えてくる。

f0066555_10382893.jpg 「GOLDEN TEMPLE」と書かれた派手なお寺は、日本人の私にはちょっとしっくりしない気分。

 それでも、石窟寺院とは一体のものらしい。
 私たちはここには入らず、左側から坂道を登り、この寺の背後へと。

 短い距離だが、滑りやすそうなところもあり、このときはまだ雨が降り始めていなくて良かった。


f0066555_10312090.jpg 【石窟寺院】

 こちらの方が、やはり世界遺産らしい趣き。
 石窟は第1窟~5窟まであり、紀元前3世紀から時代を追って掘り進められたようだ。

 大半は仏の像だが、国王の像やヒンズー教のヴィシュヌ神の像もある。


f0066555_1056526.jpg その第何窟?の中の仏像なのか?

 時代ごとに特徴があるらしいのだが、そんなことははじめから理解できていない。

 この日までの遺跡でのガイドの説明にも、次々に国王の名前などが出てきたが、頭の中をカタカナが通り過ぎるのみ。


f0066555_1162439.jpg スリランカの風習では、願い事をするときにはこの中の石に、マンゴーなどの果物を思いっきりぶっつける。

 果物がきれいに砕けると、願い事がかなうと信じられている。
 この寺院にはたくさんのサルたちがいて、砕けた果物を奪うように持ち去って食べる。

 願い事がかなうと、お礼に果物のかごなどをお供えする。
 お供えの後の果物は、家族・友人やその場に居合わせた人たちに配られ、その場で食べる。

 私たちが休息しているわずかの間にも、そんな光景が2度ほど見られた。


f0066555_1118482.jpg 【スパイスガーデン】

 胡椒やハーブなどのほか、やけどや髪、さまざまな病に効果のある薬草など、庭を歩きながら説明された。

 ここは昼食に立ち寄った客にスパイスの紹介をし、良ければ「お土産に…」というお店。
 食事をしながらふと見ると、先ほど説明してくれたお兄さんがウェーターの中にいる。

 ここについた時にはかなり激しい雨になっていた。
 ガイドは「この時期に雨が降るのは珍しい」と言いつつ、1週間前には豪雨で被害も出ているとも。


f0066555_173221100.jpg 【キャンディアン・ダンス】

 スリランカの伝統舞踊のショー。

 ほとんどが太鼓に合わせての踊り、仏へ祈りを捧げる舞・孔雀の舞・コブラの舞・悪魔祓いの舞など、身近な生活や動物を題材にした踊りが多い。



 この後の写真は撮っていないが、キャンディの仏歯寺を訪れ、仏塔を特別拝観する。
 (写真を撮らなかったのは、禁止されていたのか? 自主規制していたのか?)

 「仏歯」とはもちろん釈迦の歯のこと。
 スリランカには4世紀の初め頃にもたらされ、当時の王朝では「王権の象徴」とされ、大切に保管された。

 私たちが拝観したのは、その仏歯が入っているとされる金ぴかの容器のみ。
 その容器すら、何人かの最後尾に並んだ私が、拝礼し顔を上げたとたんにカーテンを閉められた。
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by t_ichib | 2013-01-23 22:01 | 今日もまた旅の空
スリランカ旅行③-B 第2王朝時代の遺跡
 スリランカというと、ごく最近まで内戦の続く「怖い国」だった。
 大多数を占めるシンハラ人と少数のタミル人との内戦が、30年続いた。

 しかし、ガイドは30年どころではない、紀元前5世紀からの第1王朝時代から対立があったという。 11世紀には南インドのチョーラ朝の征服を受ける。

 80年ほどの支配の後、チョーラ朝勢力を撃退し第2王朝時代へと入る。 首都はアヌラーダブラからボロンナルワに。
 王朝はその後次第に弱体化し、13世紀にはボロンナルワは放棄される。

                  【スリランカの国旗】
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 国旗の大きな部分を占めるライオンはシンハラ人、四隅の菩提樹の葉は仏教徒の表す。
 緑はイスラム教・ムーア人、サフラン色はヒンズー教・タミル人を表し、民族の融和の象徴とされる。


 午後からの【世界遺産:ボロンナルワ遺跡】は、その第2王朝時代の遺跡で、クワドラングル、ランカティラカ、ガル・ヴィハーラの3つの寺院からなる。


f0066555_1642527.jpg 【クワドラングルの遺跡】

 2つの宗教の融和への努力は、第2王朝時代に既に始まっており、建物の外観はヒンズー風、中には仏陀を祀るようになる。

 そういわれてみると、この塔などはアンコールワットで似たようなものを見た気もする。

 といってもイスルムニヤなどで見たのは、現在も僧が修行している寺院、外観などは近い時代のものに変わっているのかもしれないが。

 寺院の内部にもヒンズーの神々が収まっている。 (現在の寺にも仏ばかりでなく、神も)
 象の頭を持つ知恵の神などヒンズーのいくつかの神は、仏教徒にも共通の神様だという。


f0066555_1733286.jpg 【第2王朝時代のムーンストン】

 描かれている動物は、外側からアヒル・象・馬となっている。

 ヒンズー教の象徴でもある牛を足で踏みつけないように、同じようにライオンも消えた。
 消えた牛・ライオンは石段の横の、もう少し良い場所?に移動した。

 アヒルは(改めて写真を見返してみると)以前のムーンストンにもいた。
 水に混ったミルクを、ちゃんと区別することができるとされ、アヒルは嘘と真実を見分ける特別な能力を持っているとされる。

 当時の石碑などにアヒルが描かれていれば、「ここに書かれていることは、真実である」ことを意味するそうだ。


f0066555_18342481.jpg 【ムーンストン背後の寺院の遺跡】

 ず~っと奥に仏陀の像が見える。
 その手前の石段は(第1王朝時代では、各段を3人の人が背中で支えていたが)、大勢の人が手で支えるように変わっている。

 大勢でなら、「あんなにがんばらなくって良いか?」と、ガイドの説明を聞きながら面白く感じた。



f0066555_20524368.jpg 【ランカティラカの遺跡】

 奥行き52mの最奥に仏陀の像がある。
 壁の厚さがものすごい。



f0066555_21502680.jpg 【ガル・ヴィハーラ遺跡】

 瞑想する仏陀の坐像、背後の壁と同じ筋目がついているので、大きな岩をくりぬいて坐像が作られたことが分かる。

 この坐像の左にもう1対の坐像、右側に立像と涅槃像と、計4体の像が並ぶ。



f0066555_2205869.jpg 観光を終え、宿に戻る途中で生まれて初めて象に乗る。

 途中で首の後ろの部分にまたがらせてもらう。

 さらに、象使いの少年から「餌をやって」とバナナを渡される。 象は鼻だけ後へ伸ばし、器用にバナナを受け取る。

 「賢いなぁ」と感心もし、餌のバナナの象の大きさに比べあまりに小さいのが気の毒にも。
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by t_ichib | 2013-01-22 20:39 | 今日もまた旅の空
スリランカ旅行③-A 妖艶な天女たち
 相変わらず旅行前の予習に欠ける私だが、今日の午前中に訪れる【世界遺産:シギリア】について、特にその美しいシギリアレディの映像は、ごく最近テレビで見たばかり。
 …ということもあって、今回のスリランカ旅行でも特に期待していた。

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 その有名なエピソードは、父王を殺し異母弟から王位を奪った妾腹の王は、弟の報復を恐れ首都アヌラーダブラを離れたシギリアに王宮を建設した。
 建設に7年を要した王都は、弟の攻撃を受け王が自殺するまで、18年の短い首都だった。

 岩山の中腹に描かれた美しい美女たちは、王の多くの妻妾たちとも、あるいは父を殺した仏教徒としての悔恨の日々を送る王が、天女の姿を描かせたとも。


f0066555_10132694.jpg 【シギリアロック全景】

 その頂上に王宮が築かれたというシギリアロックを前方に見て、美しい庭園を進む。

 左右の池は、愛妾たちが水浴したプール。
 王はプールのそばに座り、「愛妾たちの姿を眺めた」というガイドの説明には、「悔恨?」、「根暗?」と思ってしまう。

 この先には、美しい「花の庭園」、岩ばかりの「石の庭園」へと進み、見た目ほどきつくはないが、岩山の頂上まで登る。


f0066555_10264538.jpg 【ふもとの岩壁に消え残った美女の絵】 

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 左の岩の右下部分。 最初の写真と同じような女性らしき姿が薄く見える。

 王宮ができるまでは、この地は僧侶たちの修行の場であった。
 兄王が敗れ去った後、再び僧の修行の場となったが、肌もあらわな美女たちは瞑想の妨げ。

 というわけで意図的に消されたり、自然の風化で消えたりで、当初500体あったといわれるシギリアレディたちも、わずか18体が残る。


f0066555_10424198.jpg 【鏡の壁】

 岩山の頂上へ向かう通路の壁。

 この少し手前に、シギリアレディの描かれた場所へ通じる垂直の階段があるのだが、観光客たちで鈴なり状態だったので、順序を変える。

 王はこの壁に、日記や詩とかを書き連ねた。 多くは王の愛妾たちのことだったとか。


f0066555_10521499.jpg 【中腹から見下ろした庭園】

 登り道は「それほどでもない」と書いたが、やはりきつい。
 ひと息入れながら、眼下の景色に目をやる。

 やや左に白く筋のように見えるのが、私たちが通ってきた庭園の中の道。

 ここに限らず、スリランカはどこへ行っても緑がいっぱい。 大きな象からサルやリスまでが、私たちが歩く目の先にいる。


f0066555_1141221.jpg 【ライオンが待ち構える最後の登り道】

 階段の上り口の左右には、ライオンの前足。

 当初、石段はライオンの大きな口へとつながり、「侵入する者は、ライオンに食われてしまうぞ」との、脅しの目的もあったとか。

 その先の階段には、観光客が連なる。
 手前は広場になっており、登る前にもうひと息入れる人や、記念写真を撮る人たちでいっぱい。


f0066555_11151585.jpg 【頂上の王宮跡】

 頂上の平坦な部分は思いのほか広い。
 そして遠くまで見渡せる。

 王は攻め入る弟の軍を見たのだろうか。


f0066555_11234283.jpg 【同じく頂上にある王のプール】

 実際には王宮は、ふもとにももう一つあったというので、飲み水・食料など便から「そちらで過ごすことのほうが多かった?」と思われる。

 それだからこそ余計に、「こんな高いところに、プールまでも!」と。



 頂上から鏡の壁の先まで戻り、シギリアレディたちとの対面の場に。
 先ほどは「急な階段」としか書かなかったが、観光客のために設けられた螺旋階段。

 絵画を描くにも、頂上から「ロープを伝って降りた?」と思われる場所。
 そのために意図的に消されることもなく、今日まで残ったと思われるが。

f0066555_1141487.jpg 【再び、妖艶な天女】

 残された18体の美女たちは、(王の妻妾だとすれば)顔かたち・肌の色・装飾品、そして残されていた中国の貨幣などから、中国からアフリカにいたるまで、世界中から集められたという。

 わずか18年の王都、この美女たちがいなければ、ここが「世界遺産にはならなかったのでは?」とも。


f0066555_11512111.jpg 【王と閣僚たちの会議場】

 帰り道の途中にあった平たい岩、ここが閣僚たちとの会議の場だった。
 実際には大きな岩の上半分を削り、平らな岩とした。

 左側の岩には階段がきざまれ、そこに警備の兵がついた。

 ここばかりでなく、要所々々に兵が警備に当たる場所が設けられ、弟の軍への王の脅えがうかがえる。
 ここでの18年間、王にとって幸福の日は少なかったかもしれない。
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by t_ichib | 2013-01-22 12:51 | 今日もまた旅の空
スリランカ旅行② 仏教信仰の篤い国
 スリランカは、タイに次ぎ世界でも2番目に仏教信仰の篤い国。 今も厳しい戒律を守っている。
 肉食し、妻帯する日本の僧侶などはもっての他ということになる。

 そのスリランカに仏教が伝来したのは、第1王朝時代(紀元前5世紀から紀元11世紀)、今から2300年前のこと。
 当時の国王は仏教に深く帰依し、大きな寺院を建てた。

 今日の観光地、【世界遺産:アヌラーダブラ】は第1王朝の中心地。


f0066555_16395125.jpg 【イスルムニヤ精舎】

 イスルムニヤは王が立てた多くの寺院・仏塔の一つ。
 現在はその僧院の一部が、修復・公開されている。


f0066555_16412342.jpg 【同寺院の石段】

 石段の手前の半円状のものは、ムーンストーンと呼ばれる。
 石段の両脇の像は、寺院を守る神のようで、日本でいえば仁王さまのようなものか。
 さらに側面にも、想像上の物も含めいろいろな生き物の絵が刻まれている。


f0066555_16423021.jpg 【仏陀の涅槃像】

 寺院横の洞窟のような部分に、大きな涅槃像がある。
 ここでは写真撮影はOK、ただし仏陀にお尻を向けての記念写真はだめ。
 体を横にし、顔だけ正面を向くのが限度。

 涅槃像の爪先は少しずれている。
 体内の血は死亡すると下に集まる、そのため下側の足の方が大きくなるという。 左右揃っているのは生きている仏の寝姿だと。


f0066555_16434059.jpg 【2300年前の人造湖】

 寺院の背後には大きな岩山があり、その上に登ると周囲360度が見渡せる。

 ヤシの林の向こうに広がる湖が、当時築かれた人造湖。
 スリランカでは雨季を除くと雨が少なく、灌漑農業用にいたる所にこうした人造湖が作られているが、ここが最古のもの。


f0066555_16521084.jpg 【寺院の境内】

 同じ岩の上で背後を振り返ると、私たちが通った寺院の境内。

 手前の屋根が寺院、中央が日本で言えば山門にあたる。

 「寺院にお参りする時は靴を脱いで、ハダシで」とは聞いていたが、てっきり屋根のある部分だけと思っていた。
 実際には、山門を入るときに靴を脱ぐ。 (靴を預ける場所があり、50ルピー=35円ほどのチップが必要)

 それは現在も僧侶がいて修行しているような寺ばかりでなく、遺跡でもそこが寺院の跡であれば、靴を脱がなければならない。 (さすがにチップは不要だが)


f0066555_1748313.jpg 【キング・ファミリー】

 同じ敷地内に小さな博物館があり、当時の文物がいくつか展示されている。
 写真は、ずっと後代だが6~8世紀の国王の家族とされる。


f0066555_201284.jpg 【イスルムニア・ラバー】

 インドのカーストと呼ばれる身分制度が有名だが、スリランカにも今も残る。

 現在でも、異なるカーストどうしの婚姻は避けられている。

 この恋人たちは、王子と身分の低い娘。
 王子は王位を捨て恋人と結婚(駆落ち?)、後に父王に許され無事王位を継いだ。 (なのに、いまだにカーストが残る?)

 またガイドの「女性は家庭で子供育てる」のが良いという言葉の裏に、女性の地位の低さがうかがえ、カースト制度とあわせてスリランカ社会の進歩を期待したいと。


 この後、車で移動。 イスルムニヤからは少し離れている。
 次のスリー・マハーとルワンウェリ・サーヤとは隣接しており、歩いて移動。

f0066555_2112010.jpg 【スリー・マハー菩提樹】

 左右の勢いのある菩提樹にはさまれ、2300年の年令を感じさせる細い枝が残る。
 下から金色の棒に支えられている。

 この菩提樹は仏陀が悟りを開いた場に茂っていた菩提樹の一つとされ、仏教伝来直後にインドからスリランカに送られた。

 スリランカでは大いに崇拝され、国中から仏教徒が訪れる。

 付近にはサルが多く棲み、その食害から木を守る方法が面白い。 周りにいっぱい菩提樹を植え、神聖な木の被害を薄めようとするもの。


f0066555_21174273.jpg 【ルワンウェリ・サーヤ大塔】

 建設当初には110mあったと言うこの塔の先端には、見事な水晶がついている。

 もちろん下から肉眼では見えない。 日が当たった時にキラキラが見えるか。

 スリランカでは、寺院には必ず菩提樹が植えられ、パゴダ(仏塔)がある。
 その二つとも、国中で最も神聖かつ有名なものが、ここアヌラーダブラにある。


f0066555_22192368.jpg 【くっきり残るムーンストン】

 ここは2ヶ所の寺院から離れた場所にあり、建物なども残されておらず、主要な観光地ではないらしい。
 それでも時代は少し下るのかもしれないが、れっきとした第1王朝時代の遺跡。

 ムーンストンには、牛・馬・象・ライオンがくっきりと見て取れる。
 後の石段には、左・中・右に3体の人が肩で次の段を支えているのも、最初のイスルムニヤ内の石段と同じ。
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by t_ichib | 2013-01-21 22:37 | 今日もまた旅の空
スリランカ旅行① スリランカの車は?
 毎度のことながら、旅の初日はず~っと飛行機の座席に縛られっぱなし。
 朝の出発時間が早いので、前泊した空港内のホテルから中部空港、成田を経てコロンボ空港へ。(この空港にはバンダラナイケさんの名前が付く)

 機内食が三度も出されるヨーロッパよりは、1食分だけ短いとは言え、出迎えの車に乗り換えるだけで、ホテルまで座りっぱなしの1日が終わる。

 「2名以上催行」というツアーは、人数がまとまればマイクロバスということになるのだろうが、今回は私たち2人きり。 ガイド・運転手と、4人での旅となる。


 その出迎えの車はトヨタ製。 「日本人の私たちのため、日本車で…」と思い周りを見ると、ニッサン・スズキ・ホンダ…など、日本車だらけ

 遠く離れた思いのほかの親日国なのか、日本の自動車メーカーの健闘の賜物なのか?
 旅の終盤に高速道路を走った時など、思わず「日本の道路?」かと勘違いしそうなくらい、周りは日本車ばかり。

 中には、ボディに日本の企業名が書かれたトラックもあり、「?」と。 「日本から中古車を輸入し、そのまま使っているのだ」と、すぐに納得したが。 (日本と同じ左側通行なので、そのまま使える。)
 もちろん中古車ばかりでなく、インサイト・プリウスなどピカピカの新車も多い。



 先にわざわざ高速道路のことを書いたのは、一般道では日本車の優位が少しだけ落ちるから。

f0066555_15525693.jpg 【TukTuk】

 一般道、特に観光地では圧倒的に目に付く三輪タクシー

 写真は少し地味だが、派手な色彩のものが多い。
 昔のダイハツのミゼットに似てるのかな。

 前に運転手、後部に2~3人の客を乗せ、小型なので普通車と歩道との隙間を縫って走れるので、渋滞時に機動性を発揮できる。

 ガイドの説明では、インド製の200CCの車。 (同じインドのTATA自動車のバス・トラックなどは、イスズ・ふそうなどより優位か?)
 「あまり多くなって問題になってきている」とも。 ガイドは詳しい説明をしなかったが、駐車や割り込みなどの運転マナーを意味するのか?

 あまりスピードは出ないので、乱暴な運転手でなくとも、普通車はツクツクを追い越すことになる。 「それが原因での事故が増えているのかな?」とも。



 旅行中、毎日この車を見かけたので、すこし詳しくなった。

1. かなりの田舎でも見かけた。
 タクシーばかりでなく、安価なマイカーとしての需要もあるらしい。

2. エンジンは2サイクル(4サイクルもある?)
 2サイクルのエンジンだとガソリンとオイルを混ぜた混合油を使う。
 ドライバーはペットボトルに入れたオイルを携帯し、自分でガソリンに混ぜている。
(日本では以前、混合油を売るガソリンスタンドがあったが、今では見かけない。)

3. エンジン始動時には、ヒモを引っ張っている
 一部には、セルモーターで始動する車もあるらしい。
 消防の可般ポンプのように、リコイルスタータというヒモを勢いよく引くと、エンジンがかかる仕組み。
 バイクの足踏みスタータと同じ要領。


 舗装されていないガタガタ道、荷台にどこかに観光に出かける人々を乗せたトラックなどとともに、(スリランカには失礼だが)還暦過ぎ世代の遠い昔を思い起こさせる、懐かしい風景。

 ただし、ガタガタ道に関しては、30年に及ぶ内戦が終結した今、国中で道路建設が進行中で、あと5年もしたら、(道路ばかりでなく)どんなに様変わりしていることだろう。
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by t_ichib | 2013-01-20 22:15 | 今日もまた旅の空
結婚式のついでに⑤ 最終日
 いよいよ最終日。
 3連休の直前でもあり、東京から各地の行楽地に向かう「新幹線も混雑」と、予想して指定席を取ってきた。
 初日の首都圏の交通の混雑も経験してきているので、時間を気にして観光も控えめに。


f0066555_8595642.jpg 【筑波宇宙センター】

 この旅行中のもう一つの楽しみがこの宇宙センター。
 青い地球の上部の帯のような部分、その外側はもう宇宙なのだそうな。
 その帯の距離は300km、地表であれば高速道路を走りわずか3時間。

 こうした模型で知らされると、意外な近さに驚く。


f0066555_9193385.jpg 【歴代の宇宙ロケット】

 糸川博士のペンシルロケットに始まり、実用ロケットの開発では幾度もの失敗に見舞われる。

 オレンジ色の左端HⅡ型からようやく実用化し、その改良型HⅡAは現在の人工衛星打ち上げの主力。

 HⅡB型はそれよりさらに重量物を打ち上げ可能で、国際宇宙ステーションに資材を運ぶ「こうのとり」の打ち上げに使われる。


 こうのとりの展示もあった。 ロボットアーム操作して宇宙ステーションに機材を取り込む、ニュース映像を思い出す。
 空になったこうのとりには、宇宙ステーションで不要になった廃棄物を積み込む。

 役目を終えた「こうのとり」は、その廃棄物とともに大気圏で燃え尽きる。
 「ハヤブサのように帰還しないんだ!」と。


f0066555_21453736.jpg 【宇宙の実験室・きぼう】

 下方に床、上に天井があるが、宇宙には上も下もない。

 宇宙飛行士はこの実験室に限らず、意識してこちらが上、そちらが下と思い込むようにする。
 精神的にタフな宇宙飛行士といえども、上下のない世界では精神の変調を起こしかねない。

 想像もつかない世界、「そんなものかな?」と。


 この宇宙センターで昼食を摂った。
 実はここの食堂は、立入り制限区域内にある。 受付で手続きをして、見学者カードみたいなものを首からかけてから、食堂に入ることができる。
 こんなこともはじめての経験。


 この後、もう1ヶ所立ち寄り、予定通りの渋滞に巻き込まれたものの、予定の新幹線に無事乗り込み、我が家へ。
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by t_ichib | 2012-11-22 08:39 | 今日もまた旅の空
結婚式のついでに④ 偕楽園と筑波山
 首都圏の多くの人が訪れそうな観光地については、昨日まででタネ切れ。 今日は誰でも知っていそうな、メジャーな所を2カ所。


f0066555_14383061.jpg 【水戸偕楽園】

 梅で有名な偕楽園、なんとも季節外れな選択だが、この先この地方にいつ来れるかもしれないので。

 さぞかし、黄門様もこの庭園を散策した...などと想像していたが、偕楽園ができたのはずっと後代、九代斉昭公の時代。
 日本三名園の中でも、最も歴史が浅いのではないだろうか。

 偕楽園の名には、「民とともに楽しむ場に」という斉昭の願いが込められているという。



f0066555_1452103.jpg 【水戸の六名木】

 たくさんの梅の中に、六角形の柵に囲まれた由緒ありげな梅が所々にある。
 昭和6年に、色・形・香りなどで選定された6つの品種だそうだ。

 梅の木の寿命など知らないが、当時のものだとすると、80年を越える古名木、いやもっとか?


f0066555_15203165.jpg 【吐玉泉】

 この地域は湧き水の豊富なところで、吐玉泉も湧き水を集めて茶の湯に用いた。
 白い石も水戸特産の大理石だそうで、現在のものは3代目という。

 生身の梅が80年を超えているのに、石が3代目というのも面白いと。

 それどころか、この近くには樹齢750年の太郎杉まである。
 本当は次~四郎杉まであったそうなのだが、今も残るのは太郎杉だけ。



f0066555_16141153.jpg 偕楽園は「梅ばかりでなく季節の花も…」と、受け取ったパンフレットには書いてあった。

 今まで歩き回った所は梅ばかりだったが、吐玉泉を下って「ここのことか」と納得。
 梅桜橋という陸橋を越えると、向こう側には千波湖という湖が広がる。

 その間を鉄道が走り、シーズンには偕楽園駅に列車が臨時停車する。
 幸いなことにこのアングルからは、そうした現代的なものをうかがえない。



f0066555_17123615.jpg 【筑波山神社】

 筑波山に登るケーブカーの乗り場には、神社の中を横切っていく。
 というよりは、今から向かう筑波山の二つの山頂、男体山・女体山に神社の本殿がある。

 信心深い人はケーブルカーに乗り、本殿にお参りする。 行楽客は信心がなくととも、ケーブルカーに乗り山頂を目指す。
 などと、馬鹿なことを考えながらケーブルカーに乗り込む。


f0066555_1741765.jpg 【ケーブルカーの窓から】

 乗り込む前、係員から「天気が良ければ」見えるという富士とスカイツリーの方向を教えてもらう。
 スカイツリーはかすかに見えたような気もする。

 足元には、季節が違えばさまざまな草花が見えたかもしれない。


f0066555_20523540.jpg 【ガマ石】

 ケーブルカーの山頂駅から、女体山へ向かう。
 そちら方向にはロープウェーの駅がある。

 その途中にガマ石と書かれた岩がある。 「似てる」と、思わず笑ってしまう。


 女体山の山頂まで登り、再びケーブカー駅まで戻り、男体山頂を目指す。
 女体山(877m)の方が男体山(881m)より少し高い。 が、女体山がだらだらした尾根道で楽に登れる。
 それに比べ男体山の方は、ケーブルカー駅からの傾斜が急で、少し息が切れる。


f0066555_2173810.jpg 【ケーブルカー駅付近の紅葉】

 ケーブルカーで山を降りた後、駅の横にある紅葉。
 ケーブルカーに乗っている間にも、その鮮やかさが目に付き、下車した乗客の多くが立ち止まって、デジカメを向ける。

 この数日間で見た中でも、一番鮮やかかもしれないと。
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by t_ichib | 2012-11-21 13:50 | 今日もまた旅の空
結婚式のついでに③ 紅葉と滝づくし
 我が家の近くにも紅葉の名所もあり、名滝もある。 今日一日かけて訪ねていく先は、いずれもそんな所。
 たとえ何度見ても飽きないものであっても、他の地で紅葉や滝を見てみたいもの。


f0066555_21261319.jpg 【花貫渓谷の紅葉】

 かなりの名所でも、その年々によって差があったり、たまたま訪れたときが遅い・早いで異なったりする。

 控えめに言って、「今年は運が悪かったのかな?」と。


f0066555_9491327.jpg 【竜神大吊橋】

 この周辺の道は初日の千葉県内とは違い、我が家あたり並。
 それどころか、「どうやって大型の観光バスが入ってこられたのか?」とも。

 吊橋の向こうに集落があるわけでもなく、ただ観光目的だけの橋。
 そこに私たちも含め、これだけの観光客が訪れる。


f0066555_10125685.jpg 【袋田の滝】

 今回の旅行でも最も楽しみにしていた目的地。
 トンネル内からエレベータで上がった高い位置から、眺めた滝。

 大きく三段に分かれているように見える。
 滝のしぶきが作り出した風に吹かれ、散り始めた枯れ葉が舞い上がったりする。
 一瞬、「蝶?」とも。


f0066555_1024028.jpg 【間近で見る滝】

 エレベータを降り、第1展望所から見た滝。
 低い位置からなので、上の写真の最下段の滝が目前に。

 こちらからの方が迫力があるためか、観光雑誌などではこのアングルの写真を目にすることの方が多いような。



f0066555_10303780.jpg 【生瀬(なませ)の滝】

 少しアップで撮ったので、肉眼ではこんな風に見える。

f0066555_10334683.jpg


 袋田の滝の上流にあり、急勾配の階段を登り、そこそこの時間をかけないとこの滝を見ることができない。

 ほとんどの観光客がこの滝を知らずに帰るのを見ながら、ややしんどい思いをして登った甲斐があると。



f0066555_10421883.jpg 【月待の滝】

 袋田の滝から宿へ直行するのには、やや時間が早いので「もう1ヶ所」と。

 「日本一やさしい裏見の滝」と、看板に書かれている。

 滝の裏側まで回ることはできず、この写真は少しだけ裏側から撮ったもの。
 「やさしい」という表現は、このレースのカーテンのように見えることを言うのか。
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by t_ichib | 2012-11-20 19:46 | 今日もまた旅の空
結婚式のついでに② 水郷~アクアワールド
 潮来の水郷めぐりのベストシーズンは、岸辺にあやめの咲き乱れる6月。 その頃には花嫁舟も出るそうだ。
 今はシーズンオフなので、乗合船はなく二人で船一艘の貸切。


 水郷めぐりのコースはいくつかあり、たまたま私たちが選んだコース「加藤州十二橋めぐり」は、常陸利根川を横切り対岸に向かう。
 ここは茨城でなく、千葉県?


f0066555_14241676.jpg 【水郷めぐり】に出発

 常陸利根川とこの先は水位に差があり、ここで閘門を越える。

 同様の施設は、私の住む近くにもある。 水位の違う木曽川・長良川を行き来するため「船頭平閘門」というのがある。

 離れた地に同様の施設があることに、興味を感じながら閘門を越える。


f0066555_15362199.jpg 【加藤州十二橋】

 相変わらず旅行前の予習をしてこなかったので、これらの十二橋が公共のものでなく、この新左衛門川の両岸の家と家とを結ぶ、個人所有の橋だということを、船頭さんの話で初めて知る。

 人が渡れさえすればよいという簡単な橋、欄干が片側にしか付いていない橋もあった。

 この水郷も昨年の震災の被害があり、今年になってようやく観光客が戻りつつあるという。



f0066555_16525966.jpg 【佐原水郷】

 最初に少し下流に車を停めてしまい、小野川を遡る。
 その途中で、観光客を乗せた船に遭遇。

 こちらもシーズンオフなので、1艘きり。 コースが短いのか私たちが船着場まで歩く間に、船が戻ってくる。
 歩いて情緒を味わえたので、乗船はパス。


f0066555_1705115.jpg 【佐原の古い町並み】

 佐原は「重要伝統的建造物群保存地区」となっており、古い商家やレンガつくりの銀行など、ノスタルジックな建物が残されている。

 佐原は、日本地図測量の伊能忠敬ゆかりの地でもある。



 次の目的地では、大失敗。
 昨年だったか、ひたち海浜公園に出かけた妻の兄弟たちの、「ネモフィラの花がきれいだったよ」という言葉に、季節が違うが「なにか他の花があるだろう」と。

 着いてみると、駐車場が閉まっている。 ...休園日だなんて。



f0066555_17215281.jpg 【アクアワールド大洗】

 気を取り直して、少し戻るが大洗へ。
 水族館に入ると、ちょうどイルカショーの始まり。

 町々のイルミネーションよりは数段早く、ここの飼育員たちはサンタの衣装。


f0066555_17302751.jpg 【アシカのショー】

 イルカたちの後は、アシカ。
 かわいらしいしぐさと軽妙な飼育員たちとのやり取りに、会場の子供たちは大喜び。
 私たち、ジジババも十分楽しめたが。



f0066555_1734305.jpg 【アシカのもぐもぐタイム】

 旭山動物園の「もぐもぐタイム」は有名だが、ここでも餌やりをショーにしている。
 旭山と違うのは、魚のもぐもぐタイムもあること。

 それでも見て楽しいのは、やはりペンギンやアシカなど。


f0066555_17401279.jpg 【マンボウのもぐもぐタイム】

 実はここに付く直前にマンボウたちの食事は終わっていた。
 が、その中に1匹だけ落ちてくる小魚を食べられなかったマンボウがいた。

 で、飼育員が水槽に潜りその1匹に餌を与える。
 下半身がちょん切れたかのような大きな体に、小さな口。
 その口の小ささがユーモラスで、見ると心を癒されるのか。

 いくら「歯がないから大丈夫」と言われても、大きな口を開けて近づくチョウザメが怖かったのと、対照的に。
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by t_ichib | 2012-11-19 13:47 | 今日もまた旅の空