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地方切捨て
 1年くらいも前のことだが、妻が近所の奥さんから次のような話を聞いてきた。
 その家のご主人は長崎県の離島の出身なのだが、家を継がれたお兄さんの家計が苦しく、肉親を思う気持ちから、仕送りを続けられておられる。
 ある日そちらの役所から、「お兄さんが生活保護を申請されているが、お宅から援助して上げてください」との電話があったそうだ。
 自主的に援助するのと、お役所が半ばそれを強制するのとでは違う。 世間では身内が生活保護など…と恥ずかしく思う人が多いと思うが、余程腹に据えかねたようで、憤慨されておられた。
 最近のいくつかの出来事が、そのことを思い出させた。

 北九州市では、生活保護の申請を受け付けてもらえず、餓死された方がいた。
 「はっきり申請の意思を表していたら、申請書を渡していた」と抜け抜けと記者会見で述べていた区役所の態度に憤りを覚えた。

 もう一つは「地域格差」ということ。 それは、経済、教育、医療など多岐にわたる。
 経済の面での悲しい現実は、連日の報道の通り。 「産科医・小児科医不足」などは地方の責任にされてしまいそう。 私は「地方切捨て」ともいえる国の政策がこういった現実を生み出したのだと思う。
 地元の私鉄は、利用者の低下・赤字の累積から存廃の危機にある。 車を使える大人はともかく、高校生の大事な通学の足は欠くことができない。
 痛みを知らぬ「自己責任」「民営化」の行く末に不安を覚える。
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by t_ichib | 2006-07-31 12:42
色あざやかな花火
 昨夜、急に思い立って花火を見に行った。
 と言っても、花火会場からはずっとずーっと離れた所。 花火会場の岐阜(長良川)、大垣(揖斐川)の支流杭瀬川の橋の上。
 岐阜の花火は小さく、大垣の花火はやや大きく、角度は10~15度位の同じ方向に見ることができる。
 ふと、両方の間で見ている人は首を絶えず動かしていなければならず、忙しいことだろうと思う。 そう、会場で見てる人はずうっと上を見上げていなければならず、首が痛くなることだろうとも。
 ここは、涼しくてベストポジションかも…

 花火は本当に色あざやかで、見ている間にさまざまに色が変化する。 ぱっと開き、ぱっと消える。 そのはかなさに切なくなる日本の心を味わう。 5秒、10秒と長く余韻を残す花火もある。
 色、形、変化、はかなさ、余韻。 日本の花火の技術に感動さえ感じる。

 花火のよさは、日中の暑さを忘れさせてくれることにもある。 まして、川風の吹き抜ける橋の上で鑑賞でき、スッカリ涼しく、満足して家に帰る。

 夜、娘からのメールがある。 マンションの階段から、岐阜の花火を見たとのこと。
 春音は、花火が開くたび、「バッ、バッ」という言葉で、始めてみる花火の興奮を表現していたそうだ。 今度、我家に泊まる時がくれば、線香花火を見せてやろう。
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by t_ichib | 2006-07-30 09:15 | 今日もまたジジ馬鹿・親ばか
児童書もいいもの
 連日の猛暑、今日は36℃。 暑さを避けて、隣町の図書館に避難。
 わが町にも図書館はある。 残念ながら2~3時間を過ごすには、こちらのほうが落ち着く。 館内で鬼ごっこをする子供もいない。 (これは、職員がちょっと注意すれないいのに)

 たまたま手に取った1冊、「探偵伯爵と僕」という本。 一般書のコーナーにあったが、小学校高学年くらいから読めそうな本。 活字も大きい、細かい字が苦手な年令になったので、時間をつぶすにはもってこいの本。
 小学生が主人公、のっけから本を読みながら、ニヤニヤしてしまう。 (誰かに見られると、困るのだが)

 「・・・こしたことはない」という例文を作れという問題に、「朝お母さんをおこしたことはない」とし、×をもらったとか、
 怪盗男爵が宝石を盗んだという話に、「男のくせに宝石が欲しいの?」と言ったり。

 「ぐりとぐら」でおなじみの中川梨枝子さんの絵本「森のへなそうる」の中で、弟のみつやクンがピストルのことをしょっぴるという。
 たわいもないことなんだが、子供のあどけなさが出ていて笑ってしまったことがある。

 作家というのは、こうした子供のユニークな発想をどう引っ張り出してくるだろうか。 子供の頃の感動を忘れないという特技を持っているんだろうか。

 「探偵…」では、伯爵が子供の主人公に対して、対等な会話をする。 こういう大人でありたいという思いで「いいなぁ」と思う。 実は、この会話には妙なズレのようなものがあって、掛け合い漫才的な味が、作者のねらいの一つかもしれない。

 今日はこの本の半分くらいしか読めなかった。 隣町なので借りてくるわけにもいかず、また今度来た時に続きを読もう。
 と言うわけでまともな読書感想でもないけど。
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by t_ichib | 2006-07-28 23:55
伊吹山、お花畑
 暑い、暑いというわけで伊吹山ドライブウェイに出かける。
 前から行きたいと思いつつ、混雑する土、日を避け、雨の日は止めたりで、楽しみなニッコウキスゲの時期を過ぎてしまった。

f0066555_2132269.jpg 平日にもかかわらず、特に観光バスの台数がすごい。
 ムシムシする梅雨のさなか、ひと時でも爽やかな山の空気を味わえるのが人気なのか。 大阪、神戸、姫路など関西のバスが多い。
 晴れた日なら琵琶湖や竹生島が見えるのだが、やや雲が多くあいにくだった。 それでも山頂駐車場からお花畑への登山コースの斜面には赤、ピンクに染まったお花畑を見ることができた。
 ユッタリと3時間くらいもかけてお花畑の中を歩く。 フウロ、トラノオ、ギボウシ、ナデシコ、ホタルブクロ、コアザミなどが咲いている。 時期遅れのニッコウキスゲも一つだけ発見した。
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 コースの途中で、以前東北でも見た旧制高校の制帽をかぶった○○寮歌会とおぼしき一行とすれ違う。 そういえば、わが母校の旧制時代の寮歌は「伊吹おろし」。 すれ違ったのは私の先輩たちなのか。

 伊吹を降りて家に戻ると、暑い暑い。 35℃を超えたそうだ。 こんなことなら、もう2時間ほどもお花畑でユックリしてくればよかった。
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by t_ichib | 2006-07-26 21:57 | 今日もまた留守にしています
子供たちの未来は
 昨夜NHKスペシャル「ワーキングプア」を見た。

 妻に先立たれ2人の子供(中1、小6)を抱え、ガソリンスタンドのアルバイトで必死に働く父親、その収入は200万。 弁護士になりたいという夢をあきらめかけている長男。
 34才のホームレスの男性は、警備会社など非正規の短期雇用の繰り返し、有効な職業経験も無く、さらに今は住所もないために職を得られない。
 秋田では、米作りをしてもほとんど収入が無い農家。

 今、働く人の1/3は非正規雇用といわれているそうだ。 私が働いていた職場でも、かなりの部分(1/3に近いか)人材派遣会社の社員だった。
 不景気になれば職を失い、経験の無い単純労働者として放り出される。

 番組では、「親の貧困が子に引き継がれる」ことにも懸念を示していた。 充分な教育を受けさせられなくて、子供の将来を狭めている。
 我家の2人の子供は、進学校と呼ばれる高校に通ったが、授業参観にも3ナンバーの車で来る裕福な家庭が多かったように思う。 塾などに通わせ子供の能力を延ばすことができた余裕が。

 「自己責任」という名で小泉内閣が生み出した格差社会。
 1人の評論家は、「国も企業も責任を果たしていない」と言っていた。 「規制緩和」と「国際競争力」のため、企業が非正規雇用を拡大してきた。

 戦後の日本は教育によって、優秀な労働力を生み出し、社会の繁栄を築いてきた。 番組の受け売りのようだが、「社会が崩壊する」のではないかというのが、私の実感だ。
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by t_ichib | 2006-07-24 10:46
お日様もお休みなので
 このところ春音が我家にやってくるのは、手足口病、夏かぜなどの時だった。 (病気のはずなのに、すごく元気で水遊びなどしていたが)
 今日は保育園がお休み(近くの薬師如来で、水薬師まつりがあるため)なので預かることに。
f0066555_21161881.jpg 2週間ぶりに会う春音の体調はまったく問題ない。 が、お日さまの方は夏かぜ状態。
 外に出られなくて退屈そうだったので、ちょっと小止みの時に妻がふざけてカボチャの葉を乗せてやったら、気に入ったようでしばらく外を歩き回っていた。

f0066555_2133460.jpg 雨の日は元気が余っている子供には、そして大人達にとって辛いものがある。
 本を読んでやっても、おもちゃを引っ張り出してきても、ピアノをデタラメに叩かせてみても、外に出て遊ぶことにかなうはずもない。
 2週間ぶりのお客様を歓待する為に、余分な体力が必要で疲れてしまう。 きっと春音の父母だけでなく、世のお父さんお母さんすべてが雨の日を嘆いているような気がする。
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by t_ichib | 2006-07-21 22:11 | 今日もまたジジ馬鹿・親ばか
小さな楽しみ
 各地で集中豪雨による被害が起きているようですが、これ以上ひどくならないよう祈るばかりですが。
 まだまだ油断ができないとは言え、昨日の昼すぎには少し晴れ間が出ていました。
 3日前にやりかけたものの、雨の為に3分の1ほどで中断していた芝刈りを大忙しで片づけました。 刈り取った芝は家庭菜園の畝の間に捨てています。

f0066555_9453523.jpg と、発見しました、小さな小さなカボチャを。 よく見ると3つくらいも。
 しばらく前には咲いているのは雄花ばかりで、つると葉ばかりが元気だと思っていました。 その内下に玉のようなものが付いた花を見かけ、楽しみにはしていたのですが。
 笑われてしまいますが、去年食べたカボチャのタネを捨てていたのが芽を出したものなので、苗代もタダです。 たかがカボチャでずいぶん得をした気分。

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 ついでにこれも、3~4年どういうわけか失敗続きだったきゅうりが、今年は収穫できているんです。
 おかげで、狭い家庭菜園がカボチャときゅうりの葉でおおわれてしまっています。
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by t_ichib | 2006-07-20 10:19
もうすぐ鳥人間コンテストが
 昨日のテレビで、「単3乾電池160個で、飛行機を飛ばした」というニュースを見た。
 松下電器と東京工大が協力して開発したとのことだ。
 東京工大といえば、わが息子もやっていた「鳥人間コンテスト」に出場する強豪チーム。 昨年も堂々の3位だった。

f0066555_852413.jpg ついでながら、わが息子が所属したチームもなんと5位だった。 その前年、前々年と続けて書類選考で落とされていた弱小チームであっただけに、息子もチームメートも嬉しそうだった。
 かく言う私たちも親ばか振りを発揮して、琵琶湖まで応援に行ったものだった。

 今年もその「鳥人間コンテスト」が今週末、7月22日に開催される。
 サークルの主力は3回生、息子達4回生はOBになるそうだ。 といっても、その多くがきっと応援に駆けつけることだろう。
 大学院の入試が8月始めにあると聞いているので、(学生の8割が進学するといわれている)親達としては「おいおい、そんな呑気にしていていいのか」と、大いに心配。

 そのサークル員が(ついでに親バカの私も)誇りにしているのが、強豪チームに並んで(昨年5位の実績で)シード校になっていること。
 シード校の特典として、「応援ボート」(チームの飛行機が飛ぶ下を、ボートから激励の声かけなどをする)を出してもらえるそうです。

 今年は都合で琵琶湖まで応援に行けないので、読売テレビの放映(多分今年も9月中旬?)を楽しみにする。

【蛇足】 コンテストでは乾電池ではなく、自転車のようにペダルを足で踏みます。
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by t_ichib | 2006-07-17 08:58 | 今日もまたジジ馬鹿・親ばか
 我家には今、猫はいない。
 2年ほど前に、最後の(たぶん?)猫が長寿をまっとうするまで、たびたび入れ替わりがあったが、二十数年間つねに2~3匹の猫がいた。
 息子が大学に入学し、家に留守番がいなくなって、猫の餌やり(近所の知人に頼んだりした)が難しくなり、替わりの猫を探していない。

 娘が幼稚園児の頃、夏休みのラジオ体操が行われていた神社で拾ってきたのが、初代の猫だったような気がする。
 3代目くらいの猫も、やはり娘が拾ってきた。 リボンというかわいい名をつけられたが、実は「男の子」だった。

 その猫に彼女ができ、我家で6匹の子を産んだ。 私達は、リボンに「本当にアンタの子なの。 だまされていない」などと言ったりしたものだ。
 母猫は産み落として間もなくいなくなってしまった。 交通事故にでもあったのだろうか。 やむを得ず、猫用の哺乳瓶を買ってきて、私たちで育てることに。

 よちよち歩きが出来るようになった頃、(我家の裏が通学路だったため)子供達について行ったり、抱きかかえられて行ったりで、1匹だけが残った。
 クロという名のとおり、なかなか見栄えの良いおっとりしたお嬢様猫で、私たちの夕食用の魚を失敬して、妻に大声で叱られてもあわてず騒がずの愛すべき猫であった。 この猫も15歳の長寿だった。

f0066555_993327.jpg 「男の子」はリボンを含め、2~3年でいなくなることが多かった。 「恋の季節」に麗しの乙女を求め旅立ったのかと思っているが。 唯一5年ほど家にいたのがチビと呼ばれていたこの猫。
 私たちにアホと思われるほど呑気だったのと、臆病で他の猫と恋人を争うほどの度胸が無かったのが幸いだったのかもしれない。
 この猫が来た頃、妻が職場で責任とストレスを背負い込む立場になり、無数と思われるほどいたノミを獲ってやるのが、ちょうど良いストレス発散の手段になったのも、思い出深い。

f0066555_9175733.jpg 14歳の長寿だったこの猫は、息子が拾ってきたもの。
 見てくれは綺麗だったが、意地悪な所があった。 後から我家に迷い込んでくる新参者の猫をいじめたりするのだ。 身体が小さいので、半年もすると大きくなった子猫に仕返しをされた。
 幸いなことに、それらの猫は「恋の旅路」に出かけたので、いじめ続けられることはなかった。

 猫がいなくなった時、ペットフードが大量に余った。 妻はそれを車庫の隅で、ノラ猫にやっていた。 最近ではわざわざ買ってくる。
 常に車庫に通勤する猫は、警戒しつつも1メートル程度の距離までは近寄れるほどになったとのこと。
 実はつい昨日のこと、餌が欲しかったのだろうが、何気なく通りかかった私のそば1メートルの距離で、私を見上げていた。 つい、(はじめて)餌をやってしまった。

 我家には、大人になってから居ついてしまった迷い猫も2~3匹いる。 その中でもタマというのは、強くて賢い猫だったが。 何か嫌な予感がしないでもないが。

 こんな呑気な話題の今回が、実は100回目の投稿になります。
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by t_ichib | 2006-07-16 09:52
Windowsのサポート停止について
 今日から、マイクロソフトはWindows98、Meに対するサポートを停止するとのニュースを見た。 前から報道されていたので、「いよいよか」との思いではあるが。
 幸い我家のパソコンは2台ともXPだが、これも後2年半でサポートを受けられなくなる。

 岐阜県では、学校などに導入されたいるパソコンのうち、4000台は98、MEなどだそうだ。 また、自治体などで使われている古いパソコンも、急にXPなど新しいOSに替えられないかもしれない。
 家庭で使われているパソコンは、もっとそうだろう。 私自身2年半後に新しいパソコンに買い換えられないと思う。

 ということは、個人のパソコンから、学校から、企業から、自治体から個人情報が流出する危険にさらされることになる。

 自動車メーカーが、「ブレーキなどの補修部品を提供しない」と言っているようなものだと思う。 ましてパソコンを購入する時、「OSのサポートは期限付きです」といわれた人は、きっといないと思う。
 「安全にパソコンを使い続けることができる」と思って、購入した私達は詐欺に会ったようなものだ。 世界中から怒りの声が沸きあがることを願っている。

 何の関連も無いが、今日車での帰り道にふと立ち寄った杭瀬川スポーツ公園で、スイレンの花を見かけ、携帯のカメラで撮影してきた。 (携帯の性能、恐るべし)
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 順に、ガガブタ、コウホネ、不明、スイレン。 (花の名前を知らないので、表示のプレートがあったものしか分からない、情けなさ)
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by t_ichib | 2006-07-12 22:13