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収穫
 ご近所の里帰り中の娘の同級生が、2人目の赤ちゃんを出産した。 春音よりちょっと後に生まれたお姉ちゃんと、生まれたばかりの弟。
 お姉ちゃんはやはり赤ちゃん返りなのか、赤ちゃんがオッパイを吸う間もお母さんの膝にくっつきっぱなし。

 春音と綾乃を連れてお祝いに行ってきた娘が、「〇ちゃんはタイヘン!」と言う。 「春音はず~っとマシ」とも。 50歩100歩かもしれないのに!

 ついて行った春音は、その家の庭になっていた柿を4個も頂いて、意気揚々と帰って来た。 それじゃあと、さっそく皮を剥いてやる。 でも食べない。
 近頃の子供は柿などは食べない。 そればかりか、私たちと同世代のおじいちゃん、おばあちゃんだって、「柿なんか」と見向きもしない。
 近所の農家の庭先には、真っ赤に熟れてもただ自然に落ちるの待つしかない柿が鈴なりになっている。
 毎年、「モッタイない」と思う風景だ。

f0066555_9115531.jpg そういう私も例年、甘い柿は2、3個も食べれば「もう結構」となる。

 その代わり、飽きずに頂くのがこの干し柿。
 わが家の柿の木は、当初甘い柿の木の苗を買ってきて植えたのに、接木の部分が折れて台木の渋柿が育ってもの。
 だから渋柿としても、上等な物ではない。 「モッタイナイ」精神で吊るし始めたのだが、そこそこイケル。
 放ったらかしなので、3~40個しかならない年もあれば、200個近い年もある。


f0066555_9213835.jpg 数は問題にもならないほど少ないが、うれしさはその何倍もあるリンゴ。
 毎朝、日ごとに赤さを増す実を窓から眺めるのを楽しみにしている。

 姉の春音の誕生記念に植えたもの。 今年は彩乃の誕生記念にも植えた。 2、3年後には実をつけてくれるだろう。
 孫達が来たので、2個収穫。 1個はお土産に持たせ、1個をみんなで食べる。
 残りは6個、もう少し楽しみたくて、採らずに置くことに。


f0066555_9313018.jpg 綾乃は5ヶ月。

 近頃表情が出てきて、可愛さが増してきた。 姉同様、小さい。
 母乳だけでは栄養が足りないのかと、早目に離乳食を始めた。
 嫌がって、首を左右に振る。 そのため鼻にまで離乳食が付く。

 体は小さいが、髪の毛はフサフサ。 同じくらいの赤ちゃんのお母さんたちからもビックリされるほど。
 で、髪型は「バクハツ頭」と両親から呼ばれている。
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by t_ichib | 2008-10-30 20:54 | 今日もまたジジ馬鹿・親ばか
久々のバラ
 久々に、花フェスタ記念公園に出かけた。 せっかく「年間パスポート」を購入したのに、やっと2回目。
 近くにあればきっと何回も出かけただろうに、少し遠いのが難点。
 以前だとお弁当を作って出かけたのに、今回はコンビニ弁当。 こんな手抜きも「年令」のせい? イヤイヤ次回はゼッタイ。


 花フェスタ記念公園にはバラ園が2つあり、一つは以前からある「世界のバラ園」。 もう一つは愛知の環境博が開催された年に作られた「バラのテーマガーデン」。
 作られた当初はバラも幼木で、「地肌が透けて見える」ほど頼りなげだったが、今ではツルバラなどはぐるっとアーチを覆えるほど。
 と、何故か応援している。

 それでもまだ今の所は、古くからあるバラ園がしっくりくるような気がして、いつもどおりそちらを先に回る。


 秋のバラは春のように一気に咲かないので、少し淋しい。 そして花より葉が多く、パーッとした華やかさが欠ける。
 バラ園全体を眺めるとそんな印象なのに、一つ一つの花の美しさには心が和む。

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 と毎年、秋のバラが少し気の毒に思え、そのことにも応援している。


f0066555_10313777.jpg 何度も来ているので、花のタワー、花の地球館…と回るコースも決まってくる。

 平日なので、私たち同様の世代が多い。
 そして保育園児、小学生などの遠足も。

 その笑い声、歓声を聞いていると、お弁当の味も増す。 たとえコンビニ弁当であろうと。
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by t_ichib | 2008-10-17 20:52 | 今日もまた留守にしています
カナダ旅行⑥ 反省
 6日目、少し宿泊のホテルの周囲を散策したのみで、モントリオール空港へ。 日付変更線を超えるので、7日目を迎える。
 1週間のツアーとはいえ実質5日だったということに、遠くに来ていたことを実感する。


 だが、とてつもなく大きい国なのに、短すぎたかなと思う。
 トロント、オタワ、ケベック、モントリオール。 もう少し自分の足と頭を使って、歩き回れたらなぁと。
 もう少しユッタリした日程のツアーを選ぶなど、出かける前にもう少し検討すべきだったと…。


 そう考えるのにはもう一つ。
 「せっかくのチャーター便=直行便」と考えていたのに、復路は札幌に着陸、そこで思ってもいなかった30分ほどの足止め。
 たしか、労働時間がオーバーしないよう、札幌で乗員の交代が行なわれるためだった。 航空会社にとっては当然の措置だが、長い搭乗で疲れきった私たちにはつらい時間だった。


 実は、札幌に寄ることもこのツアーのパンフレットに書かれていたらしい。 しっかりと確認しておけば、後から不満に思うこともなかったのに…と。
 とはいえ、チャーター便というメリットと同じくらいに、札幌で足止めされるデメリットも大きく書いて欲しかった。


 そんな残念に思うことは有っても、豪快なナイヤガラなどは忘れられない。

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 最後の1枚は、ケベックの勝利のノートルダム寺院。
 ケベックアッパータウンにノートルダム大聖堂を建てたので、ロワータウンにも必要と建てられた。
 2度に渡って英軍に仏軍が勝利した誇りから、この名がついた。
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by t_ichib | 2008-10-12 21:16 | 今日もまた旅の空
カナダ旅行⑤-2 モンレアルって?
 モントリオールの旧市街、ケベックと同じ名のダルム広場に着く。 向かい側にはこれまた同じ名のノートルダム大聖堂が。

f0066555_1344190.jpg 広場の中央にはモントリオール建設の父、フランス国旗を掲げるメゾンヌーブの像が建つ。
 ケベックにおけるシャンプランと同じように、モントリオールのフランス系住民の敬愛を集める。

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 像の下の方には、当時の重要な出来事を記すレリーフ、建設に尽力した人物の像などが並ぶ。
 中央の女性、ジアン・マンスは初期の入植者で、北米では最初の病院建設に尽力する。


f0066555_1424441.jpg 北米で最大のカトリック教会と言われる、ノートルダム大聖堂。

 大きいけれど、少し外観は地味。 が、中に入るとその豪華なのに驚く。
 見所の一つパイプオルガンは、6,000本ものパイプを使ったとてつもない物。 ただし、外に見えているパイプは装飾用ということ。


f0066555_14173936.jpg ステンドグラスは純然たる宗教画ではなく、開拓当時の宗教的歴史を題材にしている。
 原住民への布教のようす、医療に尽くしているようすなどが描かれている。

 この絵には、メゾンヌーブ(だった?)が当時のいろんな災いを払うため、十字架を担いでモンロワイヤルに登った史実が描かれている。



f0066555_14294588.jpg 大聖堂を出て通りを歩く私たちの前に、何組もの花嫁さん・花婿さんが。

 観光の初日にガイドさんから、「カナダの結婚式は土曜日(日曜は教会へ行くため)」と聞いていたので、すぐに納得。
 結婚式を終え、公園などに繰り出す。
 通りには、真っ白なリムジン、あるいはクラシックカーが並ぶ。

 彼らは、ジャックカルチエ広場の噴水などで記念撮影をしたり、先ほどのダルム広場へも行くのだろう。


f0066555_14422577.jpg ジャックカルチエは16世紀に、セントローレンス川などを探検したフランス人。

 彼の名をとったジャックカルチエ広場では、こうした大道芸などを見ることができる。


 モントリオールの中国人街、マギル大学などを車窓から眺めただけで、モン・ロワイヤルへ。
 探検家ジャックカルチエが、ここを初めて訪れた時、「王の山=モンロワイヤル」と行ったことで、この名が。
 モントリオールのフランス語読みはモンレアルで、この山の名が地名の起こり。

 モントリオールにとって神聖な地らしく、実際には丘程度のこの山より高い建造物は作れないことになっている。


f0066555_14583224.jpg そのモンロワイヤルから見下ろしたオリンピックスタジアム。

 ガイドさんが余談のように教えてくれたのが、今年の北京と最後までオリンピック開催を争ったのが、カナダのトロント。
 敗れたトロントは再び2016年の開催に立候補を目指す。
 そのためには、国内選考でモントリオールと争わねばならない。


 しばらく前に書いたケベック州の「フランス語憲章」は、従業員50人以上の企業はフランス語を公用語としなければならぬという厳しいもの。
 それを嫌った外国企業などがトロントに移転。 そのため、カナダ最大の都市の座をトロントに明け渡すことになる。

 それまで企業の幹部=英系、単純労働=仏系という構図だったが、仏系の企業幹部が育って来ているそうで、奪われっぱなしでは無いかもしれない。
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by t_ichib | 2008-10-11 20:13 | 今日もまた旅の空
カナダ旅行⑤-1 敗戦の記念?
 宿泊のホテルは州議事堂のすぐ近く。 昨夕、薄暗い中で目に留めていた城壁を目指して、早朝散歩に。

f0066555_2039026.jpg ケベックシティは北米で唯一の城壁都市。
 旧市街に通じる3つの門の内の一つ、サン・ジャン門。 向う側が旧市街、手前に州議事堂。

 ケベックは1608年に設立されており、今年は400年目に当る。 市内各所に400年を祝う旗が掲げられている。


f0066555_2153852.jpg 戦場公園展望台からセントローレンス川を望む。

 ケベックとは原住民の言葉で「川が狭まる所」と言う意味。
 セントローレンス川は、5大湖から大西洋に注ぐ全長3,000Kmの大河で、大小いくつもの島がある。 その最も大きい島がモントリオールだと、「目からウロコ」の情報をガイドさんに教えていただく。
 その大河がここでくびれたように狭くなっている。

 戦場公園そのものは、1759年の英仏戦争でフランス軍が屈辱的な(開戦30分で)敗退をした場所でもある。
 ケベック生誕300年記念に築かれた公園。



f0066555_22511389.jpg ケベック旧市街の中心地、プラスダルム(ダルム広場)に移動。
 広場に立つ銅像は、ケベック建設の父、シャンプラン。

 シャンプランは2つの目的(①原住民をキリスト教に改宗、②ビーバーの毛皮貿易)を持って来たと言われる。 ①は失敗、②は大成功。
 が、その成功が裏目となり、後にイギリスに攻め込まれ敗れることになる。


f0066555_2136441.jpg ケベックの旧市街は歴史地区として世界遺産に登録。
 ダルム広場にはユネスコから贈られた記念のモニュメントがある。
 地球を現す球の中にある青い宝石は、「宝石のような町ケベック」と、これもガイドさんの言。


f0066555_21514356.jpg そのダルム広場に面して、シャトー・フロンテナック(ホテル)が聳え立つ。
 ケベックシティのランドマーク。

 小高い丘の上に有り、周囲のどこからでも目にすることができる。
 迷子にならず安心して散策できる、ありがたい建物である。


f0066555_2210742.jpg 広場から少し歩いてノートルダム大聖堂へ。

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 ステンドグラスの鮮やかさに、「ほ~っ」とため息。


 ダルム広場、ノートルダム大聖堂はアッパータウンにある。 そこから少し歩いてロワータウンに移動。

 ロワータウンの中心はプラスロワイヤル。 そこにはルイ14世の胸像がある。
 当初、自身がカナダを訪問する予定だったが、植民地に流行った疫病を恐れ、胸像を贈ったんだとか。

f0066555_23324179.jpg ガイドさんが「是非見てください」と、広場の外れまで案内してくれたこの鮮やかな壁画。

 少し離れて見ると、絵と舗道との区別がつかない。 錯覚?
 絵の中にも、17世紀の人物とフットボールのユニフォーム姿の現代の子供が、一緒に描かれるなど不思議な絵。


f0066555_23341553.jpg プチシャンプラン通りの反対側にもう一枚、同じようなだまし絵が。
 こちらはガイドさんの案内なしに発見でき、ちょっとうれしくなる。

 左側の人物は窓から身を乗り出しているように見えるし、右上ではこの建物自身が建築中であるかのように描かれている。


 プチシャンプラン通りの名は、もちろん銅像の主シャンプランの名をとっている。 そのシャンプラン通りは、お店も看板も可愛い。

f0066555_23553129.jpgf0066555_235644.jpgf0066555_23564296.jpgf0066555_2359302.jpg
 昼食後、今度はモントリオールへ向け出発。
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by t_ichib | 2008-10-11 08:05 | 今日もまた旅の空
カナダ旅行④ メープルリーフの紅葉
f0066555_2239427.jpg 私たちが宿泊したホテル。 翌朝見上げてみると、屋根の上をゴンドラが通過していたんだ。
 カナダ東部には高い山がなく、ここは数少ないスキーのメッカ。

 ホテルの部屋も、リビング・寝室のほかダイニングキッチンもあり、スキーシーズンには長期宿泊できるようになっている。
 私たちには用のないものだが、台所設備は充実していた。


f0066555_22512013.jpg 昨夜が遅かったので、今朝はゆっくりのスケジュール。
 早起きした人たちは、朝食後スキーリゾートの町並を思い思いに散策。

 ホテル・ようやく開店準備を始めたお土産屋さん…、当然坂道だらけだが、町は静かで可愛らしい。

 以前はここで宿泊するプランはなかったそうだが、「泊ってみたい」というリクエストが多かったとかで。


f0066555_231445.jpg スキー場のロープウェーに乗り、モン・トランブラン山頂へ。

 山頂から見下ろした同じ名前のトランブラン湖。 氷河が削ってできたとかで、細長い湖。 そして点々と連なるように、湖の数が多い。

 山と湖だけなら日本にも有りそうだが、モン・トランブラン・ビレッジの色とりどりの屋根が「ここはカナダ」と教えてくれる。


 ホテル出発はずいぶん遅い11:30。
 実はこの後、走行中のバスがパトカーに停められ、なにやら検問… カナダでは、観光バスの運転手の労働時間の規制が厳しく、走行履歴を記録しているICカードのチェックを受けていた。
 昨夜が遅かった分、今日はゆっくりにしたんだと遅い出発に納得。 当然、パトカーからはOKの許可。 もし違反があれば、いくら観光客が困っても代わりのドライバーが来るまで、足止めされる。



f0066555_23231023.jpg 本日の昼食はメープルシロップ小屋。
 添乗員さんから、「言葉の響きから受け取れるような可愛らしい所ではないですよ」と、事前に念を押されたように、林の中の掘っ立て小屋の雰囲気。
 それでも、きれいなグラデーションのかえでの紅葉。

 カナダ人の男性従業員が、怪しげな日本語でジョークを交えながら説明してくれる。 かえでの種類は何百もあるが、メープルシロップが採れるのはシュガーメープルなど2、3種類のみ。
 カナダのような厳しい寒さでないとダメ、3月末から4月始めの短い期間のみ。


f0066555_23211826.jpg 根元から1mくらいの所に孔を空け、管を差込みバケツに受ける。
 ただし、現在では長いチューブを繋いで集めているらしい。

 1Lのメープルシロップを作るのに40Lの樹液を煮詰める。 樹液は透明、煮詰める過程であの琥珀色に変る。

 説明の最後に、「皆さんのランチの味はおいしい、甘い、甘い、甘い、あまーい」と。 で、言葉の通じないレストランの店員さんからも、何にでもメープルシロップをかけろとの身振り。
 ポテトにシロップをかけた私たちの一行の中からは、「なかなかイケル」との声も。


 その後は、最終目的地のモントリオールを通り過ぎ、さらにケベックシティへ、4時間半のドライブ。
 メープル街道と言う名は、日本の旅行社が勝手につけた名前だそうだが、その名の通りきれいに紅葉したメープルリーフがず~っと眺められた。
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by t_ichib | 2008-10-10 22:37 | 今日もまた旅の空
カナダ旅行③ 英と仏の対立?
 朝食、早朝散策を終え、8:10にバスに乗り込む。
 が、このバスは「ちょっとそこまで…」だけ。 目的地はVIA鉄道トロント駅。 VIAは3泊4日かけて、カナダの西と東を結ぶ大陸横断鉄道。
 ただし私たちが乗るのは、東部近距離特急のトロント-オタワ間、約4時間半。

f0066555_1124889.jpg 駅に着き、ポーターが荷物を引き取りに来るのを車内で待つ。 道の反対側にスクールバスが停車中。 が、乗っているのは大人ばかり?

 そういえば、昨日の州議事堂があったクイーンズパークの周囲は、トロント大学の建物だらけだった。
 だから乗っているのは、学生や教授たちかも。


f0066555_123207.jpg  そんなことに感心しながら、いよいよ乗り込む。 私たち一等車の乗客には駅にラウンジが用意されており、列車を待つ間に飲み物のサービスがある。

 昼食は食堂車を利用するのではなく、座席に運んでくれる。

 車窓からも真っ盛りの紅葉が見られ、快適。 快適すぎて眠くなるのも…

 オタワについてから、「鉄道とバスとではどちらが早かったか?」と添乗員さんの問い。 ガッカリ。 バスのほうが1時間ほど早いんだとか。
 新幹線ほど早くない。 それに、道が混んでないものなぁ。


f0066555_212820.jpg 一度、着いたばかりのオタワを離れ、ケベック州のガティノーパークへ。
 オタワ駅から乗り込んだガイドさんによると、カナダ人はスポーツ好きで、冬はこの公園の周囲でクロスカントリーを楽しむ。
 インディアンサマーと呼ばれるこの暖かさで、随所で自転車・ローラースケートを楽しむ人々を見た。
 私たちは絶景ポイントで写真撮影のみ。 ちょっと情けないかも。


f0066555_2162357.jpg 再び市街地に引き返し、オタワ川を挟んでオタワ市と隣接するガティノー市のカナダ文明博物館。

 オタワ・ガティノーで首都圏を形成しているのだが、州の自治が強く両州には大きな違いが有る。
 例えば、オンタリオではお酒は国が管理するお店でしか買えない。 が、ケベックではスーパーでも売っている。
 フランス語圏のケベックでは、お店の看板も「フランス語で」という法律があり、「言語警察」とかが取り締まっている。


f0066555_2381849.jpg 車のナンバープレートにも違いがあり、州ごとの標語がついている。
 オンタリオでは、車の前後に2枚、標語は「Yours to Discover」、ケベックは車の後ろに1枚だけ。
 標語は「Je me souviens」は百合の元に生まれ、薔薇の下に育ったことを私は忘れないと言うのだから、すごい。
 最初に開拓したカナダの地を、後から来た英国(=薔薇)に奪われたと言う、フランス(=百合)系住民のうらみが込められている?

 ケベックに住むイギリス系住民もこれを付けなくてはならず、一方フランス系住民も裏にエリザベス2世の肖像の入った紙幣・貨幣を使わなくてはならない。 …しばらくの間そのことを考えさせられた。



f0066555_2544117.jpg 対岸のオタワ市にあるカナダ国会議事堂。 川のこちらからの景観が最も美しかった。

 同じオンタリオ州でも、カナダ一の州都トロントに比べ、はるかに小さいオタワが首都。 政治と経済の中心は別ということなのか。 同じようにケベックでも大都市モントリオールでなく、ケベックシティーが州都だし。

 オタワには、外国の大使館など公的な施設が多く、住民の1/4が公務員や公的な施設で働く人。
 名目上の君主はエリザベス2世で、総督(女王の代理)府が置かれている。 5年の任期でイギリス系・フランス系住民から交互に選ばれる。
 こうしたところに、双方の融和への努力がなされているのか。


f0066555_310780.jpg 国会議事堂の前の広場にある「センテニアル・フレーム」、1967年カナダ連邦100年を記念して灯された。

 周囲にはカナダ連邦を構成する10の州、3の準州の紋章が並ぶ。
 地方からここを訪れた人は、自分の州の紋章に見とれるのかもしれない。


f0066555_322497.jpg 同じく議事堂前の広場にはリスが。

 カナダではリスやアライグマなどの野生動物が多く、いたるところで見られた。 さすがに夜行性のアライグマにはお目にかかれなかったが。
 動きが素早いので、撮るのに大変。


 オタワでは、チューリップのフェスチバルが開かれ、300万株の花が咲き誇る。
 「チューリップと言えば、オランダ。 なんでオタワで?」と。
 
   第2次世界大戦中、戦火を逃れオランダ王室がオタワに疎開してきていたが、
   ユリアナ王女は出産をひかえ、大きな困難に直面していた。 オランダの法
  律では、オランダ国内で生まれたものしか、王位継承権がない。
   カナダ政府は、病室を一時的にオランダ領として、オランダ国旗が掲るという
  配慮をした。 オランダ王室は感謝の意を込め、毎年チューリップの球根を贈っ
  ている。


という、ちょっといい話がきっかけに。


f0066555_3275699.jpg 世界遺産リドー運河。

 オタワ川とオンタリオ湖を結ぶ、全長202Km。 米英戦争の時代にアメリカ軍の攻撃にさらされるセントローレンス川のバイパスとして建設された。
 当時は物資の輸送に使われたが、現在は観光船が運航する。
 向うに見えるオタワ川とは高低差があり、いくつかの水門で仕切られている。 運河は写真の手前側に続く。
 冬には凍りつき、スケートで通勤・通学との説明に、「カナダらしい」と。


 今日の観光を終え、オタワ市内で夕食を摂った後、ケベック州ローレンシャン高原まで移動。 なんと2時間半の予定。
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by t_ichib | 2008-10-09 22:43 | 今日もまた旅の空
カナダ旅行② ナイヤガラ⇒トロント
 一晩グッスリ休んで少し頭もスッキリ。 ホテルの窓からは朝焼けのナイヤガラが見下ろせる。 朝食後バスに乗ってテーブルロックへ。

f0066555_23253217.jpg 間近に見るカナダ滝。 音としぶきとですごい迫力。
 舞い上がる水しぶきで、中央より左は見えない。

 エリー湖とオンタリオ湖の高低差は99m、その約半分の落差53mがこのカナダ滝。


f0066555_2346297.jpg 激流に飲み込まれそうに見えるのが、後ほど私たちが乗船する「霧の乙女号 Maid of the Mist」。

 見下ろしながら「ワーあれに乗るのか!」と、恐くもあり楽しみでもある。 ちっぽけに見えるが、乗船定員101名。


f0066555_23573946.jpg 再びバスに乗り、乗船場まで移動。
 真下から見るカナダ滝の迫力は一段とすごい。

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 全員頭からビニール製の青いカッパを着ているのだが、袖や足元がずぶ濡れになる。
 滝の近くでは見上げることができず、まさに滝のような雨?を避けるのに必死。
 カメラもすっかり曇ってしまい写りが悪い? 本当は腕のせい


 ナイヤガラの観光を終えると、再びトロントへ同じオンタリオ湖沿いの道を走る。 カナダの高速道路は無料なので料金所がなく、いつ高速に入ったのか分からない。

 そして走る車は昼間なのに、ライトを点けている。
 アンケートとかの結果で、ライトを点けている車の方が事故が少ないということで、車のエンジンをかけるとライトが点くようになっている。
 点いていないのは、アメリカから来ているドライバーか、1990年代以前の車。 カナダは車検がないので、長く乗っている人もいる。

 オンタリオ州では日本車が人気で、36%を占める。 そんなに! 聞き違い?
 トヨタのカムリ、ホンダのシビックなどが多い。


f0066555_025796.jpg トロントまでは2時間、朝は曇りだったのが、途中で本格的な雨となる。

 その雨の中で、かっては世界一高かったCNタワーや、このハーバーフロントを見学。

 この中の専門店街にスーパーマーケットがあり、メープルシロップやクッキー・チョコレート・キャンディなどが、お土産屋さんで買うより3~5割安かった。 お勧め!


f0066555_0332553.jpg かなりの雨が降っていたためか、州議事堂で下車して観光する人は1/3ほど。

 トロントはオンタリオ州の州都で、カナダ最大の都市。

 カナダは公共の建物、公園などいたる所に銅像がある。 最初にここにやってきて町を切り拓いたり、歴代の州首相だったり…
 カナダでは州の自治が強く、知事と言わず首相と呼ぶそうだ。

 次のトロント市の旧庁舎・新庁舎では、ついにバスを降りる人がゼロに。

f0066555_0464219.jpg せっかくトロントに来て見ないのは悔しいと、翌朝出発前に散策。
 天気が回復したのと、ホテルからすぐだったこともある。

 時計塔のあるのが旧庁舎です。 こんな早朝だと言うのに、派手なホットドッグ屋の車がありました。 出勤途中に食べるのか?

f0066555_0572431.jpg 実に人目を惹きつけるデザインの新庁舎。
 人の目を現しているそうで、「常に市民が見ているぞ」の意味も有るとか。

 トロントは世界映画祭などの開催される映画の街でもあり、この庁舎も好んで撮影に使われる。
 そういえば前日もどこかで撮影があり、車の流れが悪くなっていた。
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by t_ichib | 2008-10-08 23:20 | 今日もまた旅の空
カナダ旅行① ナイヤガラフォールズ
 以前から行きたいと(特に妻が)考えていたカナダ。 普段はセントレアから直行便が出てないのだが、チャーター便が出るというので、思い切って…

 名古屋を11時過ぎに出発、トロントまでは11時間半。 日本では真夜中なのに、現地では(1時間のサマータイムもあり)午前10時。 現地ガイドさんが一生懸命話しているのに、かなりお休みの人も。

 トロントからナイヤガラを目指す。 トイレ休憩を兼ねた最初の立ち寄り地は、ナイヤガラ地区に多いワイナリー。
f0066555_21394992.jpg アイスワインと言うのが有名。 当初、収穫前のブドウが寒さで凍ってしまったのを、何とかできないかと作ってみたところ、甘くておいしいワインができたとのこと。

 何種類かを試飲させてくれるので、ガイドさんが「お酒がダメな人?」と問いかけたところ、ビックリするほどの手が上がる。 いつも少数派だった私もここでは多数派。

f0066555_21443953.jpg このあたりはブドウの栽培が多い。 他にブルーベリー、梨、桃など。
 ワイナリーにはワインだけでなく、こうした果物やお菓子なども置いてあり、マイカーで訪れる観光客はそちらを買っていく。

 カナダでは「消費税が外税(平均13%)になっている」ので、ガイドさんから「買い物の時注意するように」と。
 生鮮食料品などは0%、逆にお酒など15%以上の物も。 日本でも、生活必需品などは安くするようにできないものか。


f0066555_21471357.jpg 昼食は滝を見下ろせるレストラン。 本格的な滝の観光は明日なのだが、嫌でも目に入ってしまう。
 ここに来るまでは、日本と同じように山奥の険阻な所にあるものと思っていたのに、山など見えない…
 5大湖のエリー湖からオンタリオ湖に注ぐナイヤガラ川が、太古の氷河で作られた段差により滝になったと言う。

 左がアメリカ滝、水量の9割を占め豪快なのが、右のカナダ滝。 川の中央が国境で、それぞれアメリカ、カナダ側にあるのでそう呼ばれる。
 カナダ・アメリカ双方が合計4.4GWの水力発電所を建設したことにより、水量は以前の1/3になった。 それでもすごい。

f0066555_2149237.jpg 滝のちょっと下流にあるレインボーブリッジ。 当然手前がカナダ、向こう側がアメリカ・ニューヨーク州。
 ただし自由の女神を見るのには、車で8時間ほども離れている。

 滝の景観はカナダ側から見たほうがきれいなので、この橋を渡ってきたアメリカの観光バスもたくさん見かけた。


f0066555_221432.jpg お楽しみは明日なので、下流のオンタリオ湖畔の町ナイヤガラ・オン・ザ・レークの町に移動して散策。

 町の中心クィーンズ通りにある時計台。 この時計台は第1次世界大戦で死亡した地元住民の慰霊のために建てられた。
 きれいな可愛いらしい町なのに、時差ぼけのスッキリしない頭で散策したのがモッタイない。

f0066555_22304844.jpg 車窓から見ただけの「世界一小さな教会」
 最もバスを停めてくれても、全員が入るのは到底ムリ。

 花時計のきれいなナイヤガラ公園、ナイヤガラ川の激流が渦巻くワールプールなどを見て、ホテルへ。
 夕食はスカイロンタワーの回転レストランで、滝やナイヤガラフォールズの夜景を楽しむ。
 行き帰りの道で思わず「雨?」と。 滝のしぶきが風に乗ってこんな遠くまで降ってきていた。
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by t_ichib | 2008-10-07 21:35 | 今日もまた旅の空
実りの秋に
 新米がおいしく食べられる季節になった。

 わが家では大分前から、親しくしているご近所の農家から米を買っている。 私たち2人の食べる分だけでなく、娘夫婦にも。 そしてたまには息子の下宿にも。
 それだけ合わせても、本当にわずかな分を、その都度精米して届けていただき、申し訳なく思うほど。

 その方から「ゴメンナサイ。 今年の米は少し質が悪くて、割れた米が混じっているの」との電話が。 「いつもより少し安くしておくから…」とも。
 1年間、丹精こめた収穫が残念なことになり、「ショックで手がつかない」とおっしゃる奥さんに、妻は慰めるのに懸命。
 炊いてみても、言われていなければ分からないほどのふっくらしたおいしいご飯。


 そのことから、例の事件。 農水省が払い下げた「農薬混入の米」、「カビ米」の事件を思い出した。
 合わせて、中国で検査に合格しない牛乳に、メラミンを混ぜて検査をすり抜け、その結果たくさんの赤ちゃんが死亡した事件も。

 その牛乳を、「少しでもやすいから」と大手商社などが輸入している。
 汚染米、汚染牛乳と知らずに使用した菓子メーカーなどが、商品の回収など大変な迷惑をこうむっている。

 ただ、牛乳に関しては、「安い輸入品」だったことは承知していたのではないか。 以前に何度かあった、ギョーザ・野菜などの汚染などを教訓に、「安全な食材を提供する」という姿勢に欠けていたのだと思う。

 世界的な食糧危機といわれている今、国にも企業にも安全に、かつ安定した食糧を供給する姿勢が欲しいと思う。
 少し高くても安全な国産の材料を使う、あるいは国が補助をする。 …など


 大分前になるが、全国的な米の凶作があり、会社の従業員食堂などでは、国産米は手に入らず、輸入米を使わざるを得なかったことがあった。
 その時もわが家では、そのご近所の方からおいしいお米を分けていただくことができ、今も感謝している。

 「食糧は海外から買えば済む」ということが、通らなくなっているような気がする。
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by t_ichib | 2008-10-05 17:14