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年末恒例の
 「明日は、台所の床みがき」
 毎年恒例の我が家に山の神のお告げにより、翌日から3日間「床みがき」、「窓拭き」、「台所の油汚れの除去」が始まる。


 12月23日

 洗剤を浸したスポンジで床をこすり、使い古しのタオルで汚れを拭き取る。 使用前・使用後ならぬ、ぬぐった後と前の対比は見事なほど。
 年に1回しかやらないのだから無理もないが、床が明るく感じられる。

 狭い台所に夫婦2人がいるのだから、たわいもない会話が続く。

 「全部、磨いてしまったら、きれいになったのが分からなくなる。」、「28日に帰省する息子のため、10cm四方ほど残しておこうか?」

 下宿するまでは、その息子も床みがきには酷使されていた。 病院勤めの妻より一足早く、学校や会社が休みに入った時など、こうした力任せの微妙さの要求されないような仕事は、息子と2人で済ませ、妻に感謝されたこともある。
 …いつもは、汚すだけの2人がやったからかもしれないが。

 そんなことを話しながらやると、狭い台所あっという間に終わってしまう。 現役当時なら、続いて窓拭きなどに取り掛かるのだが、時間はたっぷりある。 後は明日…


 12月24日

 外回りの窓を拭くのちょうど良い暖かい日差し。 以前なら寒風の吹きすさぶ日であろうと、「やらなくてはならぬことは、やらなければならなかった」のに。

 さすがに前日のように狭い範囲ではないので、二手に分かれる。 時々は互いの働き振りを監視に行く程度で…

 外側を済ませ内側に回ると、外側の汚れが落ちてないことに気がつく。 そして、再び内側が気になって。
 まだまだ拭かなくてはならぬ窓がたくさん残っているのに。 「えいっ、割り切りが肝心」


 12月25日

 システムキッチンの上に登り、レンジフードの中にすっぽり入って1年間の油汚れを落とす。
 換気扇は2ヶ月前にフィルターの交換をしたばかりなので汚れはほとんどないが、レンジフードは油でベタベタ。 足元に置いたバケツはすぐに真っ黒になる。

 高所作業が終わると、ガスコンロ周りの壁面の油汚れに挑戦。 油の粒がしっかり付着したところがあり、かなりの力仕事。

 汚れが落ちていくのを見て、妻が「すごい、すごい」の連発。 うれしくなって、さらに力を込め磨いていく。
 病院の婦長だった妻の部下の管理技術なのだろうか? 私はそう叱りもしなかったけど、ほめることもあまりしなかったんじゃないかと反省しながら。

 2日前と同様、狭いところでの仕事なので、手より口の方がよく動いている2人でした。


 年末恒例と言えば、年賀状。 もちろん済ませました。
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by t_ichib | 2008-12-26 11:52
せめて暖かい年末を…
 ニュースとしては少し古いが。

 年の瀬を控えた非正規社員たちが、今大ピンチ。 日本を代表するような企業が次々に、「派遣切り」をしている。
 中には契約の打ち切り、即従業員寮からの立ち退きを要求されるケースもあると言う。
 クリスマスキャロルに登場するスクルージにも勝る、むごい仕打ちではないか。

 私の住む岐阜県など、近県の人でなければ「どこにあるの?」と言うくらいの田舎の県。 その岐阜が驚いたことに、「派遣切り」では愛知県に次ぐ全国第2位というニュースに、一層他人事ではない気持ちにさせられる。



 街頭インタビューにある会社員が、「もともとそういう契約で、承知で入ったんだからしょうがない」と応えていた。
 人さまざまとはいえ、自分さえよければよいというもう一人のスクルージを見たようで、とても悲しかった。

 誰だって好きで派遣の仕事を選んだのではない。 生きていくために、やむを得ずに派遣の仕事についた。



 もう30年以上前のことだが、未曾有の不況と言われた「オイルショック」を、経験している世代として、「苦しいことも平等に分け合って…」と思う。

 「オイルショック」の時も需要は半減し、工場から仕事がなくなった。
 無論残業は無し、賃金カットに加え、不況業種では「レイオフ」(=機械を止め、週3日の出勤、休んだ日の給与は企業と国が半分ずつ負担した)をした。

 それでも耐え切れない企業は、やむを得ず「希望退職」を募集した。 それに比べ、現在のトヨタ・キャノン・シャープ、いずれも体力のある会社だと思う。



 「昔は良かった」と言うつもりではない。 その時にも何人かの先輩方が職場を去らなければならなかったのだから。
 ただ、「痛みを分かち合う」という姿勢があったと思う。


 こんなに簡単に(トカゲが尻尾を落とすように)派遣労働者の首を切れるのも、「規制緩和」のためだろう。
 そのレールを敷いた小泉元総理が、支持率を落とした麻生総理や民主党々首の小沢氏よりも、総理大臣としてふさわしいと言うアンケート結果もある。

 本当にそれでいいんだろうか?
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by t_ichib | 2008-12-13 15:48