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石垣島から那覇へ
 石垣島から那覇へ飛行機の時間は12:10。
 出発までの少々の時間をもう少しだけ観光と買い物に…と、ホテルに荷物を預けブラブラと歩き出す。


 そんなに何ヶ所もはムリなので、八重山博物館へ。
 大きな施設ではなく、1フロアに石器・土器などの古代から、見覚えのある道具の並ぶ現代まで、八重山地方の大まかな歴史が展示されている。

f0066555_16462497.jpg おなじみのハーリー船が、そのイベントの写真と共に展示されている。

 実物の船だけに、かなりのスペースをとっている。 写真からは各地域ごとに競い合う熱気が、応援の女性達の姿からも伝わってくる。

f0066555_17125861.jpg それよりは大分時代をさかのぼった「板証文」

 紙の入手が困難な時代に紙ではなく板に売買の証拠を証文として残した。

 さらに隣には「瓦証文」
 紙の証文が火災などで焼失した時の用心のために残したという。

 どちらも今の時代から見ると、とてつもなく贅沢に思える。


f0066555_17193077.jpg 八重山上布
 琉球が薩摩に支配され、過酷な人頭税が課された頃、八重山地方には織物が義務となった。
 貢納の布は質の高いものが要求され、そのことにより技術が向上した。

 特に、細い苧麻(ちょま)で編んだ品質の高いものが上布と言われた。


f0066555_17371640.jpg 状況はよく分からないが、酒? 怠け者? のせいで亭主がおカミさんにとっちめられているらしき、ユーモラスな絵。

 絵師は、庶民の風俗・お祭の様子などを記録するなどの他、外国からやってきた異人なども記録してお役所に提出するなどの役目を負っていた。


 買い物は、ホテル近くの公設市場でお菓子・石垣の塩などをお土産用に。

 ブラブラ歩き中は時折細かい雨が降り、用心のために傘を持って歩いた。 昨日、それまでの暑さに耐えかねて半袖のシャツを買ったのが、いけなかったのか?




 那覇に着いたのは、13:15。 レンタカーを借り、残波岬へ向う。

f0066555_17595334.jpg 沖縄には3度来て、たぶん3度ともここに立ち寄っているような気がする。

 確かにこんなすごい崖が切り立っていた。
 高さ30mもの断崖が2Kmも続く。 沖縄は毎年、猛烈な台風に見舞われる。
 どんなにすごいか、現場に立つのは恐いが見てみたい気もする。


f0066555_18102193.jpg ゴツゴツした岩場にたつ残波岬灯台

 残念ながらお天気が悪いので、海の色も空の色も今ひとつ。
 おぼろげに「確かに前回もここに来た」と言う記憶がある。
 今回は、西表で勉強してきたおかげで、アダンの群落があることなどにも気がつく。


 真栄田岬に立ち寄った後、宿に入る。
 この岬はダイビングの人気スポットとかで、前回と異なり立派な駐車場ができ、たった10分ほどの立ち寄りなのに、駐車料金を取られチョット迷惑。
 たった100円なんだけど…。
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by t_ichib | 2009-02-28 22:27 | 今日もまた旅の空
どうした! 晴れ女
 石垣島はさすがに小浜島・竹富島のように、自転車で回る訳には行かない。
 朝8時半、宿まで迎えに来てもらい、レンタカーで観光を開始。


 最初に着いたのは、観音崎灯台そして道の反対側には唐人墓。
 次々に観光バスが着き人気が高そうなのは、唐人墓の方。


f0066555_2023438.jpg 中国らしいカラフルな建造物だが、悲惨な話を伝えるお墓。

 1852年、アメリカに輸送される中国人苦力(クーリー)が、虐待に耐えかね反乱を起こし、アメリカ人船長他を殺害。
 船は石垣島に漂着。 英米は艦船を派遣し数十名を連行した。
 島人は同情し、隠れていた中国人に食料を差し入れたりした。

 1年7ヶ月後175名が帰国したが、殺されたり病死した125人の墓がここに立てられたという。



 バンナ公園に立ち寄り、展望台から昨日越えてきた竹富・小浜の方を眺める。
 いくつかのゾーンに分かれた広い公園で、そのうち水鳥を観察できるゾーンにだけ立ち寄った。
 他のゾーンはどんな風なのか興味を惹かれるが、ここだけでそう時間を取れない。



f0066555_20261440.jpg 御神(うがん)崎にある灯台。
 周囲は切り立った断崖になっている。

 レンタカーでの移動だと、他の方と話をする機会が少なくなるが、ここではレンタバイクで観光中のお嬢さんと会話を交わす。

 今朝石垣に着いて、夕方には島を離れていると言う。 よほどの石垣ファンなのだろうか。
 実はこの後、空模様が悪くなったので、「バイクでは…」と心配した。



 底地ビーチなど数ヶ所に立ち寄りながら、川平(かびら)湾に着く。


f0066555_2028583.jpg 川平湾ではなんと言っても、グラスボート。
 浜辺に何艘もの船が観光客を待つ。

 湾そのものは、海の色・空の色とも晴れておれば、もっともっと奇麗だっただろうに。
 ただ地元の人によると、例年なら2月はもっと雨が多い。 昨日までの天気の良さが異常なんだと。

 グラスボートから見る珊瑚・魚などもちろん息を呑むほど美しかった。

 ボートのお兄さんの説明では、色鮮やかな珊瑚も陸に上がると白くなってしまう。
 陸上でも色鮮やかな珊瑚は、深海のもの。 だから貴重なんだと。



f0066555_20301094.jpg 米原のヤエヤマヤシの群生地に向かう。

 小高いところにあり、雨の後で足元が悪いので下ばかり見て歩く。
 …と、不気味な形の木の根っこが目の前に。

 見上げると。

f0066555_20315895.jpg それがヤエヤマヤシの木。

 私たちのすぐ後から団体客が来る。
 そのガイドさんの説明を横から(タダで)聞く。

 ①海辺を離れた山で育つ。 ②先ほどの根っこ
などが特徴。

 椰子には年輪は無く、年令は葉が落ちた後の幹にできる横筋で判断する。



 石垣島から北にグーッと伸びた平久保崎に向かう。

 途中に道路工事の片側通行が何ヶ所か。 岬への道はこれ1本なので、帰りはこの道を引き返さねばならない。
 気がめいるところだが、思わぬサービスが。
 写真は取れなかったが、たぶんシロハラクイナらしい可愛い鳥に2度ほど遭遇。


f0066555_20352175.jpg 石垣島最北端、平久保崎灯台とあるが、ちょうど灯台の点検? 修理?で、近くまでいけない。

 ガイドブックには「海の色と灯台の白が、絶妙のコントラスト」と書かれているが、この通りの今にも降り出しそうな空。




 そして、玉取崎展望台につく頃にはついに雨が。

f0066555_20371434.jpg それまでは、降り止んだ後や車の中にいる時に降ったりだったが。
 この通り、少し先の山並みがかすんで次第に見えなくなる。

 晴れ女(←妻のこと)の異名返上か?
 御神崎で会ったお嬢さんゴメンナサイ。



 ほとんど飛行場の近くまで島を1周し、最後にもう1箇所。 宮良川のヒルギ林へ。


f0066555_20421451.jpg 河原に降り立って、ヒルギの根元を見ていると何やら動くものが。
 砂地に空いた無数の穴に隠れたものが。

 息を潜めて待つ。 西表でも見たシオマネキ。 私たちのちょっとした動きにもすぐ隠れてしまう。

 偶然とはいえ、自分で見つけたことがうれしい。


f0066555_20453465.jpg さらに、妻が砂の中から見つけ出したもの。
 大きな沖縄のシジミ。

 仲間川で見せてもらったものは、この倍以上あった。
 「見掛け倒し」で、中身は意外に小さいと教えられた。
 写真の後は、砂の中に埋め戻す。



 その夜の夕食の煮物、ラフテーの中に見慣れぬ野菜が。
 「これは何ですがか?」と訊ねると「オオタニワタリ」だと。

f0066555_20401626.jpg 嬉しくなって、西表で取った写真をもう一度。

 オオタニワタリは、木の窪みなどに着床しそこで育つ。
 寄生植物ではない。
 ただ日当たりを求めて…

 谷を挟んだ向こう岸にまで、この植物が点々と広がっているので、この名が。

 あの時のガイドさんは、「食べられる」とまでは教えてくれなかった。
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by t_ichib | 2009-02-27 23:23 | 今日もまた旅の空
沖縄離島めぐり
 その1 小浜島

 小浜島はやや起伏があると言うことなので、ちょっと自転車で回るのはきついかな?と思いつつ、レンタサイクルに挑戦。

 自転車を借りた小浜港から最初の大岳(うふだけ)まで、いきなりきつい上り坂。
 大岳は小浜島で最も高い山(99.4m) 島全体が見渡せる。

 ここで別の宿に宿泊した旅行者に会い、しばし雑談。
 なんと、泊まった宿が民放のドラマの撮影に使われるとかで、(邪魔だから?と)追い出されたとか。

 まさかそんなに邪険にされた訳ではないだろうが、島の宿にとって観光客を呼び込む、大切な宣伝にもなることだろうし。
 小浜・竹富などへは、石垣島を基点に日帰りの観光客が多い。

 石垣からは何本もフェリーの便があるのに、離島相互を結ぶ便は数少ない。 離島から離島への便が多ければ、島への宿泊客も増えるのだろうに。
 離島への観光客が増えても、(宿泊客が増えず)「儲かるのは船会社だけ」と、嘆いていたとその方から聞いた。



f0066555_20441767.jpg 小浜島は連ドラ「ちゅらさん」の舞台となったことで、有名な島。
 そのドラマから名をとった「ちゅらさん展望台」

 その展望台で出会ったレンタカー、レンタバイクの人たちも日帰りの観光客じゃないだろうか。
 先ほどそんな話をしたばかりなので、ついそんなことを考えてしまう。

 後方に見える山々は、昨日までいた西表島。 本当にすぐ近くに見える。



 ちゅらさん展望台から見て、その西表のほうに長く突き出ているのが、細崎。
 レンタサイクルのお姉さんが、「細崎までは往復2時間」と言っていた。
 しかも長い下り坂。 下った道の帰りは、登らなければならない。 ひるむ心を何とか励まして…


f0066555_21194022.jpg 細崎の先端は漁港になっている。
 その昔、糸満から移り住んだ人たちがここで漁業を始めたという。

 ここ細崎から対岸の西表までは、わずか2Km。
 大原から小浜港まで、30分ほどかかったことが信じられないくらい。



 そこから息を切らせて、島の中心に戻る。
 と言っても、自転車から降りて押して歩く。 たぶん全体の1/4位は押して歩いた。

f0066555_21365723.jpg 島の集落は、沖縄の離島らしい石垣の塀・シーサーの乗った屋根。

 2匹のシーサーが乗ったこの家のお隣には、玄関を守るように庭にもシーサーが。



f0066555_21514356.jpg 昼食を摂ったあと、集落を離れて、シュガーロードへ。
 そこに「節定めの石」の碑がある。

 刻まれた字が薄くなっていて、何と書かれているのか判読できない。
 気になったのでインターネットで調べると、石に孔が開いておりそこから星を観測して、農耕の時期を定めたと言う。



f0066555_21591384.jpg その碑のそばから、まっすぐなシュガーロードが伸びる。

 写真では分かりにくいが、ここからず~っと下り坂。
 逆コースだと自転車では、躊躇してしまう。 幸いここからは自転車を返却する小浜港までは、もう上り坂はない。


 本当に自転車で回れるか心配だった小浜島。 レンタサイクル屋さんのマップのめぼしいところは、くまなく回れた。
 13:50発、竹富島行きのフェリーに乗り込み、小浜島をあとにする。



 その2 竹富島

 島に着く前に、竹富島では人気の水牛の車にしようか迷ったが、再びレンタサイクルで島を回ることにする。
 竹富島は周囲9Km、しかもほとんど起伏はないと言うことだし。


 今度のレンタサイクル屋さんは、民宿も経営していると言う74才の昔青年。
 元相撲取りだったと言う体格の良い、話好き。


f0066555_2228260.jpg そのお勧めのコースどおり、昔青年の母校竹富小学校の前を通り、中筋井戸(ナージカー)に。

 昭和51年に水道が引かれるまで、島の飲料水として貴重な井戸だった。
 島人は皆、この井戸で産湯を使ったと言う。



f0066555_2243186.jpg その井戸のすぐ近くにある、水道記念碑。
 近くには島全体に水を供給する大きなコンクリート製の給水塔がある。

 水不足に悩まされる小さな島にとって、ものすごく大きな出来事だったに違いない。
 水はなんと石垣島から送られてきている。


 自転車を返却する時にこの話をすると、話好きのおじさんは「その昔は、旱魃の時は大変だった。 ソテツの実を食べるなどまだマシ」などと。

 「蛇口をひねれば、ジャーっと水が出る」ありがたさを、実感を込めて話す。
 私たちが、つい当たり前と考えてしまうことを…



 カイジ浜・コンドイ浜の美しいビーチ、以前には使われていた西桟橋を回り、再び集落の中心へ。
 不思議なことにどの浜辺にも、人懐っこい猫が何匹も寝そべり、観光客が来てもことさらお愛想をするでもなく、逃げることもなく…


f0066555_23121399.jpg 集落の中心はこんな感じ。

 島全体が文化財であり、(環境庁? 文化庁?)の指示で、道はサンゴを砕いた白砂・塀は石垣・家の屋根は赤瓦という島の伝統が守られている。

 だから、舗装道路は島の外周道路のみ。 そして、島の郵便局にも、屋根にはシーサーが乗っている。



 16:45小浜島を後に、石垣島にはわずか10分。

 今まで、離島間のフェリーは貸切に近い乗客数だったが、石垣に向かうフェリーはほぼ満席。
 (そして申し訳ないが、私も竹富には泊まらなかった。)


 ところで、西表島・小浜島・竹富島はすべて住所は竹富町。
 でも、竹富島に町役場は無かったような? どうやら役場は石垣島にあるらしい。


 もう一つ、旅行中に気がついた(どうでもいいような)こと。
 西表島のある駐車場で、レンタカーの「わ」ナンバーの車が並ぶ横に、ずらりと「沖縄○○ ○○○○」のナンバーが並びびっくり。

 石垣島も含め小浜・竹富も、普通車なら「さ」・軽自動車は「ゆ」となっている。
 沖縄県には離島が多いので、こうした方が合理的なのだろう。
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by t_ichib | 2009-02-26 22:08 | 今日もまた旅の空
西表島ドライブ
 昨日は1日、目からウロコの西表体験を重ねたので、今日はのんびりドライブを楽しむことに。
 あわせて、次に向かう小浜島は、上原からの便がなく大原からの出航となるため、レンタカーでそこまで移動する。


 上原から大原までは40Kmほど。 ただ走るだけでは1時間ほどで着いてしまうので、逆方向の白浜港を目指す。
 白浜までで、道は終点。 そこから先の集落へは、船でしかいけない。
 いかにも西表島らしく興味を惹かれるが、そこまで出かける時間がない。

 途中、星砂の浜などに立ち寄る。
 思っていたよりは小さな浜。 星砂だらけというのでもなく、手のひらイッパイの砂の中に、2~3粒星の形を見つけられるくらいのもの。 だから、人気もあるのだろうが。

 
f0066555_21443396.jpg そのドライブの途中に面白いものを発見。

 「子午線モニュメント」という。
 東経123°45’6.789”と数字が並ぶ。

 後方に小さな公民館があり、地域の伝統のお祭り風景の写真が展示されていた。



 その後、昨日の朝に来た浦内川まで戻る。 橋の上から川を見下ろし、幼いマングローブの木やその間を泳ぐ小さなボラたちを眺める。
 …と、大きな「バシャ」っという水音。 黒鯛だった。 カメラを構える暇もなく、泳ぎ去ってしまった。


f0066555_2273243.jpg カヌー体験をしたビナイ川を過ぎた「大見謝ロードパーク」

 そこのオヒルギの林。 木と木の間の黒く見えるのはオヒルギの根。
 膝根(しつこん)と呼ばれる。 満潮時にも根が海水の下に沈み、空気を取り込めない…ということの無いよう、根が「く」の字に曲がり土の中から突き出ている。

 マングローブは、取り込んだ海水の塩分を葉から排出する。 その役目を果たした葉は、黄色くなって自然に落ちる。
 落ちた葉はカニや巻貝などの食料になる。

 その上、マングローブは他の植物に比べ、2酸化炭素を2倍吸収してくれる。
 本当に他の生物や、環境にとって大切な植物。


f0066555_2236150.jpg 同じロードパークで見つけた緋寒桜。

 私の住む岐阜県関市にも、「沖縄のさくら」として移植されているのを見かけた。

 実は桜の開花は本土より遅い。 花が蕾をつけるためのスイッチになるのが、寒さ。
 本土より寒くなるのが遅いためだという。



f0066555_22473675.jpg さらにしばらく行って、由布島。

 水牛の引く車に乗って、由布島まで往復する。
 由布島はすぐ目の先、深さも膝まではない。
 歩いても渡れる。 と言っても、ただ渡るだけじゃ何も面白くもないが。

 そういえば、以前ベトナムでの水牛は痩せていて、乗せてもらうのが可愛そうなくらいだった。
 ここの牛は、たくましく太っていて罪の意識もなく乗れる。


 ここまで、観光バスなど見かけもしなかったのに、ここ由布島ではものすごい数のバス・観光客。
 石垣島から西表に来る観光客は、仲間川の観光船と由布島の水牛の2つがメインだと、後から聞いた。



f0066555_2304777.jpg 西表と言えば、なんと言っても「西表山猫」

 と言っても、全島で推定生息数、たったの100頭。 しかも夜行性とあって、お目にかかるのは絶対に無理。
 せめて剥製にでもと、「自然保護センター」への時間を取る。
 山猫の名にはふさわしくないほど、かわいらしい表情をしている。

 もちろん山猫だけでなく、白腹クイナ・琉球イノシシなどの鳥・動物などの展示や、解説なども。



 大原港を通り過ぎ、南風見田(はえみた)浜までドライブをする。 反対側の白浜と同様、道はここまで。
 これから先は船でしか行けない。

 大原港まで戻り、昼食。 昨日と違い値段も手ごろ。 私の食べたあんかけ焼きそばは美味しかった。
 難点を言えば、食べるのに汗だくになるほど熱かった。
 2月と言うのに、25℃を超えているんだから…



 レンタカーを返してしまうと、後は「仲間川クルーズ」の観光船に乗るだけ。
 乗船時間よりかなり早く着いてしまったので、観光船の船長さんと雑談。
 「観光関係の仕事に従事している本土出身者が多い」と私が言うと、その会社の50名くらいの従業員のうち、生粋の島ひとはたった2名との答え。 びっくり。



 17:10発、小浜行きのフェリーに乗り小浜島へ。
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by t_ichib | 2009-02-25 22:39 | 今日もまた旅の空
バラエティ豊かな、西表の1日
 その1 当初の予定通りの午前中

 朝9:00宿のマイクロバスに送ってもらい、マリウドの滝・カンビレーの滝への散策へ出発。

f0066555_19582884.jpg 滝への散策路へは、浦内川をフェリーで2~30分ほどさかのぼり、そこから往復2時間ほど歩く。
 浦内川は沖縄県ではもっとも長い川で、川にすむ魚の種類の多さでは日本一と言われる。 フェリーの中からも小さなボラの魚影が見られた。
 かなり上流まで海水が上がってくるようで、鮫なども棲む。
 西表島の他の川同様、海水も混じった川岸にはマングローブが育つ。


f0066555_2011296.jpg フェリーのお兄さんが簡単な説明。
 西表には7種類のマングローブ、浦内川にはオヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギの3種類が生息。
 このヤエヤマヒルギは大きく枝を広げ、バランスが悪くなると枝から支柱根を下ろす。
 幹や枝が成長してから、根が増えるなんてユニークな植物。



 フェリーは軍艦岩と言われるところが終点。 そこから上流はごつごつした岩がフェリーの行く手をさえぎる。
 足の弱い人はクルージングのみを楽しみ、ここから引き返す。 大半の人は2つの滝を目指す。


f0066555_2081755.jpg 亜熱帯の気候で、普段は目にすることのないような植物を楽しみながら、マリウドの滝を見下ろす展望台に。

 本当は展望台から少し先に滝つぼへ下る道があるんだが、しばらく前に事故があったとかでその道が立ち入り禁止になっている。
 日本の滝100選に入っている美しい滝だけに残念。




f0066555_20133525.jpg カンビレーの滝は上流に一つ小さな落差があった後、緩やかな斜面を滑り降りていく長い滝。 こちらは水際まで近づくことができる。

 同じ船に乗船し、私たちよりずっと後から着いた人が、滝の下半分だけ見て引き返していく。
 「上の方もきれいですよ」と声をかけようとしたが、少しお疲れの様子。
 そういえば4人連れだったのに、今は3人しかいない。 4人目はもっとお疲れ?


 再びフェリーで川を下ったところで食事。 お店の名は書かないが、サラダとかも付いてないカレーやタコライスが900円、コーヒーが600円と言うのは少し高すぎない?



 その2 当初の計画とはまったく違った午後

 昨夜、宿のお兄さんに強く勧められ、その気になったカヌー体験。 初体験でまったく自信がなかった。 でも良かった。

 その前に、宿のオーナー以外のスタッフは西表の自然に惹かれ住み着いてしまった人たちで、みんな植物・昆虫・魚などに詳しい。
 それ以外にも、先ほどフェリーのお兄さんも本土出身者。 西表はそうした若い人を惹きつける磁力を持っているのか?


 カヌーの船着場に向かう途中、そのお兄さんが沖縄独特の木や花、あるいは次々に舞ってくる蝶の名を教えてくれる。 2月と言うのに、蝶が舞っている!



f0066555_202244100.jpg 花に擬態したオキナワアズチグモ

 蜂の頭をしっかりと捕らえている。 …と言われてもすぐには分からなかった。
 彼らは自然に対する鋭い観察眼を持っているのか、「ここにも面白い生き物が…」と次々に手品のように紹介してくれる。

 こういう体験ができるのが、ガイドツアーの面白さ。



f0066555_20352610.jpg いよいよカヌー乗船。
 「カヌーだなんて、とんでもないこと承知してしまった」と、一瞬は後悔したものの、上手におだてあげられ何とか漕げるように。
 写真は、すでに1/4くらい来た地点。 干潟に「是非見せたい面白いものがいる」と上陸。
 妻と私のカヌー、ガイドさんのはもう少し前方に。



f0066555_20381124.jpg 面白いものとは、ミナミコメツキガニ。

 私たちの足音に一斉に砂の中に隠れる。
 「2分ほどじっとしていれば、出てくるから」と言われ、息を潜めていると次々に出てくる。
 再び私たちが動くと、また驚いて潜る。 それを砂ごと手ですくう。
 砂だけを川の水で洗い流すと、手にカニだけが残る。

 子供が大喜びしそうなことをジイサンたちがやる。 包み込んだ手のひらがすごくくすぐったい。



 カヌー体験のもう一つの目的は、ビナイサーラの滝への散策。

f0066555_2045039.jpg カヌーを降りて滝までは歩いて3~40分ほどだったか。
 午前中の山歩きでも見かけたサキシマスオウの木。

 板根という、不思議な形の根っこ。
 昔はまな板や洗濯板にも使われていたと聞いても、この形から素直に納得できる。

 硬いので船の梶にも使われ、幹は車の心棒にも用いられたと言う。



f0066555_20501368.jpg ミナミトビハゼ。

 滝への道のぬかるみでユーモラスな顔で迎えてくれた。
 ただ、写真を撮ろうとすると意外に素早い動きで逃げる。
 逃げた後のドロだけが写った写真が2枚ほど。 (ブログには載せません。)



f0066555_20521526.jpg ビナイサーラの滝は沖縄県一高い滝。

 大きく2筋に分かれているが、これが1本につながるのは台風直後のとんでもない水量の時くらいだそうです。

 ここで小休止。 再度カヌーの腕をおだて上げられながら、持参の携帯燃料で沸かしたコーヒーをご馳走になる。
 お菓子付き。

 カヌーの体験コースは私たちの半日コースより、1日コースの方が主で、そちらはこの滝の上へ登る。




f0066555_20551163.jpg 滝のすぐ近くで見たガジュマル。

 太いタコノキの大木に巻きついているのがガジュマル。
 強く締め付け、やがてその成長を止めてしまうことから、「絞め殺しの木」ともいわれる。

 ガイドさんの言うには、「そんなに悪いヤツではない」。
 鳥の糞に混じり日当たりの良い枝の上で目を出した種が、細い根を下ろし、成長した結果なのだと。

 寄生植物ではなく、岩の上などでも日当たりなど好条件があれば、岩に巻きつくように成長する。



f0066555_20575747.jpg 再び乗船したカヌーを終えた後、妻がものにした沖縄最大の蝶、オオゴマダラ。

 今まで、アサギマダラの写真を撮ったりしてきたが、「マダラ」の意味を羽の模様かと思っていた。
 実は体がマダラ模様なんだと教えられた。 長い長い勘違い。



 その3 ちょっと残念な結果に終わったナイとツアー

 夕食後、8時から「ナイトツアー」。 蛍鑑賞のツアーには少し時期が早く、参加した星空鑑賞のツアーはルーリン彗星の接近もあり、期待大。

 ただでさえ、沖縄本島・石垣島などより星空鑑賞には条件の良い離島。 その上、西表島を少し離れた「バラス島」まで船で渡り、観測しようと言うツアーだ。

 バラス島とは、死んだ珊瑚のかけらが強い波で集められ、細長い島になったもの。


 宿を出る頃、見上げるとオリオン・ふたご座・おうし座など、おなじみの星がイッパイに。
 …が、肝心のバラス島に着くと、雲がだんだん多くなっていく。

 雲の隙間からわずかに星座の一部が見える。 オリオンのベルトが見えなかったり、ふたご座の兄か弟か一方だけが見えていても、何がなんだか分からない。

 やや欲求不満気味。 「晴れ女」の妻の力も及ばず…


 とはいえ2月と言うのに、暖かい夜空の下でぼーっとしているのもたまにはいい。 負け惜しみでなく。
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by t_ichib | 2009-02-24 22:54 | 今日もまた旅の空
暑い
 早朝6時ちょうどに我が家を出発。 中部国際空港を8:50に離陸。
 那覇には11時15分着。 (沖縄本島の観光は5日後)そのまま石垣島に向かう。
 石垣島への便は少し前から、名古屋からの直行便がでるようになったが、それを知らずに予約してしまっていたので。

 石垣便は定刻を20分ほどの遅れ、しかも「天候が悪いので着陸できず、那覇に引き返すこともありえる」との恐ろしいアナウンスを聞きながら…

f0066555_22103358.jpg ちょっとハラハラドキドキのひと時だったが、無事石垣空港に着陸。 風が強いとか雨が降っていると言う訳でなく、少し雲が多いというだけだったのに、どうして?

 空港からはバスに乗って、離島フェリー乗り場へ。 (石垣島の観光も3日後)今からはさらに西表島に向かう。


 自宅を出た時は真冬の服装、西表に着いた時は25℃の初夏の気候。 那覇に着く前にコート類は脱いではいたが、それでも暑い。

 宿のお兄さんたちにいろいろ相談した結果、西表での観光予定の1/3ほどが変ってしまった。
 その上、西表から小浜島への便が1日1便しかない可能性もある。 明日、電話で確認してみるが、そうであれば(夕方便で行こうとしていた)小浜島行きは取り止めることになりそう。
 石垣から離島へは何便も出ているのに、離島相互の便はあっても1~2便しかない。

 事前にインターネットを駆使して調べたつもりだったのに、ツアー会社にお任せの旅とは違って、どう転ぶか分からないところが面白いのかもしれない。

 今日は自宅から(何100Kmになるんだろう?)の移動と、明日からの予定の調査だけに終わってしまった。 ちょっと暑さにバテ気味のせいもあるが…
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by t_ichib | 2009-02-23 22:14 | 今日もまた旅の空
久々なんですが
 気がついたら、もう1ヶ月もブログの更新をしていなかった。 ブログの存在すら忘れられてしまわないようにと、パソコンに向うが…
 久々にもかかわらず、相変わらずの「ジジ馬鹿」しか、ネタが無い。


f0066555_1551094.jpg 子育てのため育児休暇中の娘から、しょっちゅう孫達の写真がメールで届く。

 9ヶ月を迎えた彩乃も、とても表情が豊かになった。 わが家に来た時など、チョット母親の姿が見えなくなると泣いたりするのに、イタズラをする時は満面の笑み。



 メールを送りつけてくるだけでなく、月に2回は息抜きのためわが家にやってくる。
 先日は、大学院の修論の発表を終え、暇ができた息子も帰省中で、実に賑やかな1日を過ごした。

 息子が関東に就職し、娘が職場復帰をすると、しばらくは「ジジ馬鹿」のホホが緩むような日は望めない…


 その息子も春音の「お遊び」の餌食。 「特別ルール」などなしのババ抜きで、一番になり春音は大喜び。

f0066555_1674778.jpg その春音のジジババもビックリの成長。

 無線LANに変り、丸めてポイされていたLANケーブルを頭に載せ、お姫様のつもり? それとも天使のつもり?

 大人たちのことをよく見ており、マネをしようとする。 散歩の途中に摘んできた花を挿そうとして、一輪挿しの花瓶を壊したりの、失敗もたまには。


f0066555_16212022.jpg もうすぐ4才の春音の絵は、ようやく手足が出てきた。

 半年前には丸やグシャグシャの線しか描けなかったのに、顔に直接手が出て、そして体に手足がつくように。
 2枚の写真は私に劣らず、「ババ馬鹿」な妻が撮影。


 昨日は帰省中の息子を送っていった。 数え切れないほど通った京都への道も「あと1回きり」と思うと、チョット感慨の思いが。

 来月の始めに息子は、気のあった友人達(「鳥人間」のサークル仲間)とイタリア・スペインへ卒業旅行に行く。 その「鳥人間コンテスト」、毎年読売テレビ主催で開催されていたのだが、今年は予算が取れず中止とか。 こんな所へも、不況の影響か?

 「(サークル活動にいそしんでいる)後輩達がかわいそうだね」と言うと、息子は「(応援に駆けつけるのが)同窓会だったので、卒業生にとっても残念」と。

 強豪チームほど部員の数は多くなく、旅行に参加する同期のメンバーは5人、それだけに絆が強いとも言える。


 息子の出発より前に、私達もJALのマイルがたまったので、暖かい沖縄へ行って来ることに。
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by t_ichib | 2009-02-21 16:54 | 今日もまたジジ馬鹿・親ばか