<   2011年 04月 ( 5 )   > この月の画像一覧
満開ではなかった代わりに…
 砺波のチューリップ祭りにも、以前1度来たことがある。 しっかり数えてみると、もう9年前のことになる。
 その時もちょうど今頃、加えて先日でかけた近くの木曽三川公園のチューリップが満開だったことから、満開を期待して出かけたのだが。


f0066555_142015100.jpg この写真で見るとそこそこ賑やかに咲いているようにも見える。

 実際には3分咲きか、4部咲きくらい。 花も会場の人もややまばら。
 私たちのような遠くから来る人は、「もう咲いているだろう」とヤマカンで来るしかないが、近くの方は自宅の花壇の咲き具合を確かめてから来るのだろう。

f0066555_14273842.jpg 最初の写真がチューリップタワー。
 その上から見下ろすと、色鮮やかなチューリップで描かれたイラストが浮かび上がる。 …はずだが、今はまだその一部がうかがわれるだけ。

 しかもよく見ると、黄や赤に咲いている花は模様が切れ切れにならないように、畝の間に継ぎ足された温室育ちのプランターの花。


 場内整備の警備員たちもまだ観光客の数も少なく、本来の仕事よりも話しかけられるたびに、「今年は寒かったせいか、花が遅くて…」と言い訳に必死。

 自然のものだから仕方がない。 もしもっと暖かかったら、昨日の雪の壁も溶けてもっと低くなっていたかもしれないし。

f0066555_1440207.jpg それでも撮った写真を帰宅してから見返してみると、けっこう花やか。

 少しでも賑やかに咲いているものをと、選んで撮ったこともあるが、少しくらいまばらでもチューリップの赤や黄色は、私たちを花やかな気分にさせてくれるものらしい。


f0066555_1533081.jpg 9年前の記憶どおり会場はかなり広く、チューリップ色彩館・旧中島家の見学や、これも記憶に残っていた5連水車・オランダ風車などを楽しんだ。


 チューリップの咲く頃には早く来てしまったが、たまたま会場内の美術館で小惑星イトカワを訪れた「はやぶさ」が展示されていた。

 こちらは明日までの予定。 チューリップが満開になってからでは間に合わない。 ラッキーだった。
 ただ、その展示物は撮影禁止。 美術品でもないし、その理由が分からない。 どうして?


 前回は、日帰りの強行軍。 今回は1泊なので、じっくり見て回ってもまだまだ時間が余る。
 前回の強行軍の時に立ち寄った五箇山の合掌集落に、再度行って見ることにした。

f0066555_153534.jpg 写真は相倉(あいのくら)合掌集落。
 「集落全体が一望できる」絶好の撮影ポイントだという標識に従い、雪の残る坂道を登ってみた。

 もちろん集落の中もかなりの雪が溶けずに残っている。

 前回はこんなには雪がなかった。 砺波のチューリップが遅くなっているのが、改めて納得できた。

 豪雪に耐えるためほとんど正三角形の屋根、そこで蚕を飼った。 床下で煙硝を作るための高い床などの建物の特徴と、生活の糧がその煙硝と養蚕・紙すきだという厳しい生活だったことを、思い出す。

 危惧していた高速道路の渋滞もなく、自宅で夕食が食べられる時間に帰り着いたのは久しぶりのことだった。
[PR]
by t_ichib | 2011-04-24 22:58 | 今日もまた旅の空
雪の大谷
 もう3年越し位の念願だった「雪の立山・黒部アルペンルート」に、ようやくでかけることができた。
 なんと言っても、あの魅惑的なポスターには心が惹きつけられる。 人の背丈の10倍もある高い雪の壁、その前を通り抜けるバスと散策を楽しむ観光客たち…。

 3、4年前に一度、そのバスツアーを申し込んだことがある。 でも良く聞いてみると、ゴールデンウィーク中はあまり混雑するため、雪の中の散策ができないという。
 「せっかく出かけるのに、あの雪の壁の前を歩けないんじゃあ…」と、延期した。


 今年も4月16日に「立山・黒部アルペンルート全線開通」というニュースを聞き、さっそく宿とケーブルカーなどの乗車予約をした。

 ここには数年前に、宇奈月温泉で1泊し扇沢に通り抜けるバスツアーで来たことがある。 季節は秋で、ナナカマドの紅葉と赤い実がきれいだった。
 その後、例のポスターを目にし「冬もいいな」と。

f0066555_10485259.jpg 高速道路がすいていたこともあって、予定より1時間近くも早く室堂に着く。

 バスセンターから外を見ると、残念ながらみぞれっぽい雪が降り続く。
 天気予報などで知っていたとはいえ、せめて風がもう少し穏やかであれば、もっと楽しめたのになどと思う。


f0066555_11104822.jpg 顔に吹き付けるみぞれが痛く顔を伏せ、雪に足を取られないようにと下ばかりを見て歩く。

 エンジン音を聞きつけた親切な警備の人が、「もうすぐバスが通りますよ」と、シャッターチャンスを教えてくれる。
 壁の高さは、この「雪の大谷」と呼ばれる地点が最も高く、今現在で17mあるという。


f0066555_11235512.jpg ポスター写真のようにとは望むべくもないが、せめて観光客たちと雪の壁の対比も1枚撮ってみた。

 粘り強くタイミングを待てば、1枚に収めることもできただろうが、カメラまで凍えそうな寒さ。
 早々にバスセンターまで戻ってしまう。

 後で撮った写真を見てみると、先ほどの親切な警備の人に撮ってもらった私たちの写真を含めても、たったの19枚しか写っていない。 せっかくの3年越しの念願がかなったというのに。


 その警備員によると、今年は観光客が例年の半分くらいだという。
 「震災の影響で」外国人観光客が来なくなったんだと。 それでもバスセンターでは、中国語?を話している人、目や毛の色の違う人、けっこう見たような気もするけど…。


 こんな所へも震災、特に放射能汚染の影響が出ているのだと驚いてしまう。
 警備員の話だと、例年は特に台湾からの観光客が多かったのだという。 たぶん雪などあまり見ない台湾の人には、私たちよりずっとずっと驚きの世界なんだろうと。


 ついでながら、今度の震災で海外から寄せられた義捐金は、その国の人口で割ると台湾が最も多いのだそうだ。
 義捐金の多寡を言うのは不謹慎だが、日本に対する親近感の表れだとも聞いている。


 早く放射能汚染が収まって、また台湾からの観光客が戻ってきて欲しいと思う。 その時は今日よりは穏やかな日であって欲しいとも。
[PR]
by t_ichib | 2011-04-23 22:33 | 今日もまた旅の空
3人一緒に
 孫の春音が小学校に入学した。 そして当たり前のことだが、妹の彩乃も(保育園のクラスが)進級した。
 大人の目からすると、入学式というイベントに比べ進級など些細なことと思ってしまうが、本人にとっては大きな出来事だったのかもしれない。

 だだっ広いフロアに、ハイハイしかできない小さい子と一緒の「赤ちゃんクラス」から、可愛らしい机が並んだ「教室」に移った。
 今までは私服だったが、今年からは真新しい制服で通う。 保育園の制服が変わったので、姉の「お下がり」でない、おニューの制服だ。


 2人の父親の乗用車には、今まではチャイルドシートとジュニアシートとの2つがあった。 妻の指摘を受け訂正 ⇒ 春音が小学生になったので、チャイルドシートをはずした。 ジュニアシートが2つになった。
 チャイルドシートからジュニアシートへの「昇格」も、綾乃にとっては大きなイベント。

 チャイルドシートしか取り付けていない私の車に乗る時、「綾乃ちゃん、もう大きくなったから…」と、チャイルドシートに座ることを拒否された。

 「昇格」の事実を娘から説明されるまで、「なぜ急に?」と不思議に思っていた。 彩乃のプライドが傷ついていた?


 小学生になった春音もうれしいばかりでなく、大変なこともある。 先週も入学式までの3日間、両親の元を離れ私たちの家で過ごした。
 その前の週の2日間も来ていたが、その時は小さいとはいえ妹が一緒だった。


f0066555_19552340.jpg 私たちもジジ馬鹿・ババ馬鹿振りを大いに発揮して、木曽三川公園のチューリップフェアや、各所のサクラを見に行くなどサービスに努めた。
 楽しませてもらったのは私たちの方だったか?

 それでも近くに友達がいるわけでもなく、私たちだけ。 寂しくてちょっと涙ぐむ瞬間もあった。

 おまけに我が家はバス・トイレなどのバリアフリー化の改修中だったし。


 その工事もようやく終わり、週末に娘が孫2人を連れて我が家に遊びに来た。 大きくてきれいなお風呂に入るのが、一番の目的。

f0066555_2095488.jpg 頑丈なコンクリートの壁をぶち破り広げたので、以前よりかなり広くなっている。

 娘たちはお風呂をのぞき、「ワー、大きい。 3人で一緒に入れる!」と。 3人とは?

 今までは、妻が1人づつ順番に洗ってやり、娘が外で受け取っていた。 それよりず~っと以前、赤ちゃんの頃は手の「大きな男の方がいい」と、私がお風呂に入れていたというのに…

 娘 > 妻 > 私 というのが、残念ながら春音・彩乃の優先順位らしい。
[PR]
by t_ichib | 2011-04-18 20:27 | 今日もまたジジ馬鹿・親ばか
震災の我が家への些細な影響
 東日本大震災への義捐金が、相当な勢いで集まっているという。 この時点ではたぶん1000億円を突破しているだろう。
 個人で1億、10億、100億と寄付された方もいるが、私たちのように日赤・自治会・諸団体を通じて1万、2万と善意が集まったことも大きいと思う。

 コンビニなどに置かれた募金箱から、寄付金が盗まれるという情けないニュースも耳にはする。
 しかしそれ以上に、「被災地で略奪等が起きない」「被災地の集会などで、タバコを吸う人もなく、集会のあとの会場もすごくきれい」という外国の賞賛の声などに、日本人として誇らしい気持になる。
 もちろんその賞賛は、限界まで耐えておられる被災地の皆さんにだと思う。 誇らしい気持にさせていただいた私たちは、少しでもそれに応えていかなければいけないと。

 それにしても、集まった義捐金がまだ被災地の方のために使われていなかったなんて。 「輸送手段がないから物を送るより、お金で必要な物を買っていただきたい」と、早いうちに義捐金を送ったのに。


 さて私ごとになるが、この震災前に10年後15年後を想定して、我が家のバス・トイレなどのバリヤフリー化を計画していた。
 住宅リフォーム会社とも契約を済ませていたが、着工直前になってユニットバスの会社が被災し、他社に変えたいと連絡が入る。
 「こんなところへも震災の影響が…」と思ったしだい、ごく些細なことだが。


 そのリフォームのため、お風呂はあと1週間ほど入れない。 トイレも今日まで、土日をはさみ4日間ほど使えなかった。
 工事会社が簡易トイレを設置してくれたが、たまたま春休みで我が家に来ていた孫たちは、出るものも出せないようす。 お風呂は大きな温泉施設に入れむしろ喜んでいたが。

 瞬間的にそうした不自由さを味わっているが、私たちにははっきりした期限がついている。 代替手段もある。

 義捐を被災者に届けるのに遅れをとったが、このあと被災住宅の建設や生活再建に一刻も早く役立てて欲しい。
[PR]
by t_ichib | 2011-04-04 22:10 | 今日もまたなにごともなく
もうすぐ一年生
 孫の春音が小学校に入学する。 「ようやく」と言うか、「もう」なのか。

 しばらく前から入学前の説明会やら、学童保育の申し込みやらと、いつもいつもは娘も会社を休めないので、時々妻が母親に代わって手続きに出かけたりしている。

 保育園の卒園式は26日(土)に行われたみたい。 卒園後も28~30日は保育園に預かってもらえたようだ。
 ただし昨日の31日は翌日の入園式準備のため、保育園がお休み。 そのため昨日と今日の2日間、春音・彩乃の2人は我が家に来ている。

 昨年末に娘が自宅近くの職場に転勤になってから、孫を預かる機会が減っていたのでジジババも楽しみに待っていた。


 園の方針なのか親からの要望からか、春音の保育園では1年ほど前からひらがなを教えている。 当初は「は」と「ま」など裏返しに書いていたが、それもなくなってきた。
 車を走らせていると、看板などのカタカナさえ声に出して読んでいたりする。
 ジジババとしては目が細くなるが、どの子も同じように勉強していることだし。


f0066555_21563815.jpg 我が家の周りは田んぼばっかり。
 妻が2人を連れ出し土筆を採らせたり、花を摘ませたり。

 さらにその後、別の公園で遊ばせ温泉に連れて行った。 (我が家のお風呂が改装中なので)
 遊び疲れた上、お風呂で体がぽかぽかだったためぐっすり眠ってしまい、夕食の時間を過ぎても起きてこない。 ちょっとまずいことをしたか?


 4才違いの彩乃は、その年の差を感じさせないくらい姉にしっかり対抗している。 とはいえ、姉は両親以上に怖い存在でもあるようだ。

 2日目の昼食は妻が2人のために用意したロールキャベツ。 綾乃はデザートのイチゴだけ食べ、ご飯を食べようとしない。
 妻が「おいしいよ」と何度も言い聞かせてもダメ。 (言い出したら聞かないがんこさがある) しばらくしてから姉がスプーンに載せて口に運ぶ、渋々なのか食べる気になったのか、ようやく口を開く。
 「ババが言ってもダメだったのに…」と、そんな2人を感嘆の思いで見ているばかり。


 2人の姉妹は(ジジから見ても)性格がかなり違う。 それなのに、2才の綾乃は2才の頃の春音と同じことをしていたりして、私たちを楽しませてくれる。

 綾乃が小学生になるにはこれから4年ある。 その4年間に春音の新しい経験が私たちを楽しませ、後を追う綾乃の姉と同じところ・違うところが、また楽しませてくれることだろう。
[PR]
by t_ichib | 2011-04-01 22:34 | 今日もまたジジ馬鹿・親ばか