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仕切りなおしの鎌倉旅行
 鎌倉は中学・高校の修学旅行などで訪れる子供たちもいるほどポピュラーな観光地だが、私たちは二人とも一度も行ったことがない。
 その私たちが鎌倉旅行を計画したのは3月。 だが東北大震災のため中止、今回仕切りなおしの旅行となった。


f0066555_2139641.jpg 鎌倉に来たことがなくても、かなりの人が知っている「江ノ電」
 わが家近くのローカル線と同様の単線、カーブなどはよほど急なくらい。
 違うのは線路の周囲が田んぼではなく、人家が密集していること。 そして有名な観光地に恵まれていること。
 その違いが、1時間に運行される電車の本数などの差になっている。

 宿泊した宿の人に勧められた「のりおりくん」というお得切符を利用する。 580円で何度でも乗り降りできる。 藤沢-鎌倉間が290円なので、往復するだけで元が取れる。


f0066555_22155922.jpg まず一気に終点の鎌倉駅に向かう。

 まだ早朝なので、駅周辺も鶴岡八幡宮に向かう小町通りも閑散としている。

 首都圏から近く、今日は3連休のど真ん中とあってこの後は、大混雑に見舞われるのだが。


f0066555_22292418.jpg 鶴岡八幡宮は源頼朝により創建。
 鎌倉の町作りの中心に据えられた。

 現在の本殿は徳川11代家斉の造営といわれる。 徳川といえば日光東照宮だが、多くの戦国大名同様に源氏の末裔を名乗った徳川幕府からも手厚い保護を受けたと思える。


 神社の人に尋ね、鶴岡八幡宮から建長寺へ向かう。
 敵の侵入を防ぐため七つの「切り通し」だけを鎌倉へのルートとしたと伝えられる。
 私たちが歩いたのは新しく作られた道だと思うが、切り通しをうかがわせるような起伏に富んだコースだった。


f0066555_22594924.jpg 建長寺は宿で貰ったガイドブックに「鎌倉五山の第1位」とある。
 五代執権時頼の創建。

 五山第1位というだけあって広く、静かで落ち着いた庭園などを眺め、ここだけでゆったりと1時間位は過ごした。
 さらに奥には半僧坊といわれる施設があり、そこへの坂道にはかなり難儀した。 その展望所からは小さく富士が見えた。
 この前日初冠雪があったというニュースを聞いたばかりだが、さすがにその雪も消えていた。


f0066555_23203483.jpg そこからさらに北鎌倉駅まで歩き、浄智寺・円覚(えんがく)寺へ。
 写真は浄智寺の山門、掲げられた額の文字「山居幽勝」は読めなかった。

 ちなみに浄智寺は第4位、円覚寺は第2位。 五山くまなく訪れるにはネバリがなかった。(特に足)


 北鎌倉からは1区間をJRで、さらに江ノ電に乗り換え長谷へ。

f0066555_23331489.jpg 与謝野晶子が「みほとけなれど…」と歌った鎌倉の大仏。
 そのせいか私にも美男に見える。

 当初は銅製ではなく、木造だったという。 また火災により失われたが大仏殿もあった。
 これだけの美男、隠すこともない…。


 大仏を見終わって遅めの昼食を摂る。 その後は江ノ島へ。

f0066555_23492439.jpg 鎌倉の大仏のあたりから増え始めた人ごみが江ノ島ではピークに達し、島を見に来たのか人ごみを見に来たのか?

 どのお宮、どのお寺でもおみくじが大人気でたくさんのおみくじが結ばれている。
 「樹木におみくじを結び付けないで下さい」との注意書きまで。

 以前に、おみくじの結果が「凶」だったら、枝などに結び凶運を貰ってもらい、「吉」だったら大切に財布などにいれ幸運を持ち帰ると、教えてもらった。
 結び付けられたおみくじが「大吉」だったら、「もったいないな…」と。


f0066555_024796.jpg 実は江ノ島に抱いていたイメージとはかなり違った。

 この写真のような海が島のどこからでも見られる平らな島を想像していた。
 思っていたのとは異なりどんどん山を登り、おみやげ屋と人ごみしか見えない。

 江戸時代の人に大人気だったのは、海岸沿いを自分の足で歩き、江ノ島を遠くから見てきたことにあるのかと思った。



 今回の旅行に出かけられたのは、実は息子のおかげ。
 旅行の1日目は、来年結婚予定のお嬢さんのご両親との顔合わせの会食。 東京駅近くの高層ビルのレストランで、スカイツリーなど東京の街を見下ろしながらの、和やかな食事だった。

 前回は車での旅行を計画していたが、江ノ電から眺めた湘南海岸の渋滞は、田舎者の私たちには恐ろしく思えた。 そのことも息子に感謝…。
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by t_ichib | 2011-09-24 21:22 | 今日もまた旅の空