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蘇州・杭州・上海旅行⑥ 古くて新しい国
 明日はホテルの朝食も摂らず(お弁当)、帰国のため空港に向かう。 そのため、今日が実質的に旅行の最終日。

 最終日も中国の目をみはるような発展ぶりと、8000年という歴史を感じる観光となった。


f0066555_910295.jpg この日の最初の観光は、森ビル

 正式名は「上海環球金融センター」、日本の森ビルの出資による建設。 日本のゼネコンでなく中国の建設会社の手になる。
 昨日の写真の栓抜き型のビルがこのビルで、492m101階。

 もちろん、展望階に上がるのは有料、私たちが上がったのは最上階より少し下の94階。 最上階へはさらに料金が必要。
 それでも、目の前のハイエットホテル、その向こうのテレビ等より高いと言う。


f0066555_9252087.jpg 反対側の窓から見下ろす住宅群

 赤や青のマッチ箱のように見える可愛らしい建物。
 階数を数えてみると、肉眼ではちょっと自信がないが、5~6階はある。

 以前は古い雑然とした住宅があったらしいが、取り壊して立て直したと言う。
 中国では土地はすべて国のもの、鶴の一声で建物・道路などが建設できる。



f0066555_9393098.jpg 上海博物館

 一転して太古の世界へ。 上海博物館には4つのフロアがあり、それぞれいろんな時代の展示物があるが、時間はほんの2~3の部屋をピックアップして覗いてみるくらいしかなかった。
 最初に入ったのは、少数民族工芸館。


f0066555_9591388.jpg いつごろの時代のものかは分からないが、見たことのある構図。
 日本だと仁王さまが天邪鬼を踏みつけている彫刻に当るのだろうか。

 上の写真も当時信仰されていた神の面、祭事など使われた。 あるいは飾られた。

 信仰と宗教に密接に結びつくものなのだろう。


f0066555_1014241.jpg その後、書画の部屋に続き陶磁器の部屋へ。

 壷・皿、その他様々な食器の類、あれもこれも景徳鎮。
 青や茶の単色の模様なのに豪華な感触のもの、この皿のようにたくさんの色を使い、花鳥風月が描かれたもの、どれもが景徳鎮。
 たぶん何千万?というこれらの陶磁器は目の肥やし、私には量産品でも使いやすいものの方が…。


f0066555_1025529.jpg 最後に入ったのは、歴代璽印館という部屋。

 怖い顔の、優しい顔の仏さまたち、大きな石の板に何十という仏の顔が刻まれたものなど。
 作った人の、その時代の宗教観が現れているようで、興味深く思った。

 それでも展示ルームの半分も見ていない。 必要な時間の何十分の一もかけていない。



 その後、多倫路文化名人街(魯迅、郭沫若、内山鑑三などが住み文化活動をした)やアートスポット田子坊などを、二つのショップ店めぐりの合間に散策する。
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by t_ichib | 2011-10-31 22:34 | 今日もまた旅の空
蘇州・杭州・上海旅行⑤ のどかな町から大都会へ
 旅も終盤、今日はのどかな町々から大都会上海へ向かう。

 「のどかな…」とは書いたが、そこに通じる道はすばらしい高速道路、ピカピカの車が市街地では大渋滞をなし、すごいスピードの繁栄を目にする。
 これだけの都市なのにレール交通がなかった杭州市も、今は地下鉄の工事が進められている。
 また数年で、見違えるような変貌を遂げることだろう。


f0066555_11352588.jpg 楓涇古鎮

 帰国して写真だけを見ていると、他の町と同じように見えてしまうが、それぞれの町が特色を持ち、興味深く歩けた。
 たまたまバイクが写っているが、観光客が歩く後ろからバイクが来ると少しうっとうしく思うものの、観光地かつ生活の場なので仕方がない。


f0066555_1350681.jpg こうした町中の水辺の風景も同じ。

 鉄道や高速道路がない時代には、目の前に浮かべられているような小さな船で物資が輸送され、運河沿いに町々が形成されていったのかもしれない。


f0066555_14544.jpg 楓涇には古鎮だけでなく、金山農民画村と言うのがある。

 市街地から車で10分ほど離れた1区画に、十数軒の農家風の建物があり、その1軒々々が一人の画家のアトリエ。 展示即売を行っている。
 明るい色彩で、動物・子供たち・村の行事などが描かれ、ほのぼのとした気持が伝わってくる。



f0066555_14301777.jpg そしていよいよ上海に戻ってきた。

 上海は歴史が浅く200年前には、小さな漁村に過ぎなかった。
 特に写真の黄浦江の向こう側は、鄧小平氏の「解放改革」によりすさまじい発展を遂げた。
 田舎者の私など、ただ圧倒されるのみ。


f0066555_1444116.jpg 夕食後は最後のオプション、上海雑技団鑑賞

 シルクハットのジャグリング。
 動きの早いシーンはぶれてしまうので、静止している瞬間の写真だけになってしまう。
 両手と頭にかぶった帽子をジャグリングする。 3個だけでなく5、6個をすばやく回す。

 頭⇒右手⇒左手、方向が一定でなくすばやく交差させたりするので、目で追いきれない。 隣の席から「えっ、今どうやったの?」なんて声が聞こえてくる。


f0066555_15343717.jpg 北京でも雑技団を鑑賞したことがあるが、地域が異なると演目も大きく異なる。
 雑技という名だから当然かもしれないが、上海ではマジックや自転車の曲乗りまである。

 演目の最後には、球形の鳥かごの中にバイクが数台入り、「あわや接触事故」と思うようなアクロバットを見せる。
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by t_ichib | 2011-10-30 22:14 | 今日もまた旅の空
蘇州・杭州・上海旅行④ 世界遺産の湖
 今回の旅でガイドが2度、3度と繰り返し言ったのが、他の都市では風光明媚な観光地が市街地から離れた郊外にあるのに対し、杭州ではすぐ傍にあると言うこと。
 しかもその西湖が今年6月に世界遺産に登録された。


f0066555_21384897.jpg 西湖
 そのせっかくの世界遺産なのに、この日は朝の内は雨がぱらつき一日中どんよりした天候で、視界もあまり良くない。

 一昨日行った太湖が平均水深2m(最高水深48m)に対し、ここは平均1.8m(最高2.8m)と本当に浅い。
 この湖は大昔は海に面した潟で、漢時代に淡水化した。(浅いのにも納得)

 湖の名前も、中国4大美人の一人西施の名にちなむと言われる。
 芭蕉の句「象潟や雨に西施が…」を思い出し、今日の雨も仕方がないかと…



 私たちは最初に市街から離れた楊公堤の側から、西湖遊覧の船に乗る。

 この西湖には有名な詩人白居易が築いた白提・蘇東坡が築いた蘇提の二つがあったが、この楊公提は昔より小さくなった西湖の拡張工事で浚った土で築かれたという。


f0066555_1234218.jpg 同じく浚渫された土で、4つか5つだかの人口の島が作られた。

 残念ながら湖からどの方向を見ても、あいにくの天気のせいで今ひとつ。
 「中国では、晴れの日よりも雨・雪とりわけ霧の日が好まれる」と、ガイドは慰めてくれるが。

 遊覧船をおり、西湖十景の一つ「花港観魚」などを見ながら公園内を散策。

 先ほどの船上からも十景の内のいくつかが見えたのかもしれないが、船のガイドは観光客に背を向けたまま中国語でしゃべるだけ。
 言葉は分からなくても、指し示す手の方向だけでも分かればいいのに。 それに背を向けたままと言うのも、中国人観光客に対しても失礼だ。



f0066555_1474175.jpg 西湖からすぐ近くの六和塔などを見学し、魯迅記念館

 魯迅は科挙試験に合格した役人の祖父を持ち、幼少の頃は裕福な家庭に育った。
 が一転、その祖父が汚職で摘発され貧しい生活へと落ちる。


f0066555_14255463.jpg 魯迅は学費のかからない学校に進学する。 そして選ばれて日本に留学する。

 現東北大医学部時代の恩師は、まだ日本語に馴れない魯迅の講義ノートに、丁寧に朱筆で間違いの訂正などをしてくれたこと。

 一方ニュース映像で、スパイとして処刑された中国人に対し拍手する同胞の姿を見て、国のためには「医学より文学を」と進路を変えたこと。
 当時の日本が行った小さな善と、大きな悪。
 せめて、悪ばかりでなかったことにほっとするしかない。


f0066555_144189.jpg 紹興酒で有名な紹興

 酒が取り持つ縁で兵庫県の灘とは姉妹都市になっている。
 工場見学となっているが、実際はショッピング。
 飲めない私にも、原料がもち米だということ、こんな甕に入れられても5年、10年と熟成されるうちに量が減り、まろやかな味になるなど興味深い話もあった。

 中国では女の子が生まれるとお酒を密封殺菌した甕に入れ、その娘が嫁ぐ時に持たせたと言う。
 こうした長期間熟成されたお酒には、花彫酒という特別な名が付く。


 その後、西湖の市街地側に戻り、真新しい世界遺産登録を現す碑のある公園周辺を自由散策。
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by t_ichib | 2011-10-29 22:56 | 今日もまた旅の空
蘇州・杭州・上海旅行③ 水郷の町々
 今回は蘇州・杭州・上海にそれぞれ連泊の旅、2日に1回は荷物のパッキングが不要でその分ゆったりできる。
 その上、昨日・今日・明日と同じような運河や湖の風景が続く。 写真だけ見るとどれが何処やら分からなくなる、間違えないようにしなくては。


f0066555_15534772.jpg 西塘の水郷古鎮
 古鎮とは、古い町という意味。 近代化が進んだ中国では、外国人ばかりでなく中国人たちもノスタルジアを感じるのではないか。
 そぞろ歩きをする観光客で賑やかなのだが、たまたま途切れた時に1枚。

 両岸には飲食店や「客桟」と書かれた宿屋、素泊りで2000円足らずだった。


 特定の地域を観光地として推進するのに、「政府のやり方は…」とガイドが説明するのは、その地に居住・滞在した著名人を利用すると言うもの。

f0066555_161999.jpg この写真もかって州知事を務めた人の応接間。

 外国人の私たちには馴染みがないが、中国では尊敬されている人物。
 2階には鄧小平氏と一緒に写った写真なども展示されていた。


f0066555_1665255.jpg 水路を離れた通り、むしろこちらの方が賑やか。
 当たり前のことだが、水路に面したところより面していない通りのほうが多い。 こちらの方が賑やかでないと町の発展はない。
 そして西塘では、川の両岸いっぱいまで宿・店がならび、川沿いの道は少ない。
 船を浮かべたり、店の窓から川を眺めて楽しむようだ。


f0066555_16175635.jpg 西塘の一角にある瓦当陳列館の庭園
 この大きな奇岩は、「太湖石」とよばれ太湖周辺の丘陵から切り出されたもの。
 昔から、この孔だらけの奇妙な形が珍重され、昨日訪れた留園や、その時には気づかなかったが北京の頤和園など、世界遺産旧の庭園にも置かれている。

 陳列館には見事な装飾の施された、瓦や扇などが展示されている。
 その中で特別なレンガも展示されており、側面には職人の名が刻まれている。
 万里の長城にも使われており、もしも壊れたりしたら厳しく罰せられたと言う。



f0066555_1630356.jpg 烏鎮(ウーチン)
 昼食後バスでかなりの距離を移動して烏鎮に着く。

 看板に描かれた広い町並みに入るのに入場料が必要で、チケットに記載された十あまりの施設に入るのには、チケットを見せパンチ孔を開けてもらう。
 私たちは時間の制約もあり、その内の4つほどを回った。


f0066555_16361529.jpg 入場すると目の前にこんな水郷の風景が。
 同じような風景の続く中で、私にとって最も印象が良かった。
 ほっと一息、二息ほどたたずんでいたいが、団体行動ではそれもできない。

 この写真の右側奥に私たちが入った施設が並ぶ。


f0066555_1643185.jpg 撮ったアングルが悪く良く分からないが、これは寝台。
 江南百床館の内部で、100はなかったかもしれないが、3~40ではきかないほどの凝った装飾が施された「高そう」なベッドばかりが展示。

 中にはアヘンを吸うためのベッドまであり、「へぇ~」と思うばかり。


f0066555_16502015.jpg ここは造り酒屋 中国には酒の専売制がなく、こうした造り酒屋は何処にでもあるそうだ。
 販売目的でなければ、個人が作ることも?

 当然試飲が付いていたが、私は匂いを嗅ぐのも嫌。
 私たちの一行の中には、かなり「いける」口の人もいたが、昼食時にはアルコールを飲まないなど、マナーの良い人ばかりだったが、昼間にアルコールを口にできる数少ないチャンスだった。


f0066555_1735612.jpg 藍染坊の店先
 現在ここで染物が行われているわけでなく、この藍染は1年中ここに吊るされている。

 型を彫って、布に糊をプリントして染める。
 だから、裏側は無地(全部そまってしまう)で、安物だったそうだ。
 ただし、現在ではどうか?


 このほかに江南民俗館では、祭りの風景や金持ちの結婚式のようすが、人形を使って再現されており、全体を通じて楽しく過ごせた。



 この後にもう1ヶ所、河坊街ではガイドの案内抜きで、川の両側に広がる町並みを自由散策。
 私も多いに雰囲気を楽しんだのだが、2~3のスナップを除きほとんど写真を撮ってなかった。
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by t_ichib | 2011-10-28 22:47 | 今日もまた旅の空
蘇州・杭州・上海旅行② 蘇州夜曲
 蘇州と聞いてすぐ念頭に浮かぶのは、「蘇州夜曲」。 若い人には分からない曲で「年令が分かる」と笑われそうだが、今回の参加者は全員、それが分かってしまう年代。


f0066555_16181041.jpg 最初の観光の地は、寒山寺

 寒山寺の傍を流れる運河は、隋の時代に完成した北京と杭州を結び、全長1800Kmに及ぶ。
 大陸を流れてきている上、流れもほとんど静止していると思えるほど緩やかなので、川の水はどんよりしている。
 それでも汚水の匂いもなく、ゴミなどは浮かんでいない。 観光地と言うことで、船を使ってごみを拾い上げているようだ。


f0066555_16345618.jpg 寒山寺と言えば、「月落ち烏啼きて霜天に満つ」で知られる七言絶句「楓橋夜泊」の詩で有名。

 前の写真の橋はその楓橋だろうか。 橋自体は清の時代の再建で、詩が読まれた唐代のものとは違うが。
 橋は寺へ通じる参道になっている。


f0066555_16453475.jpg 世界遺産「留園
 明代に創建、清代に再興された中国4大名園の一つ。

 こうした池や庭園の周りに回廊を巡らし、すかし窓から眺めて楽しむ。 その窓の一つ一つが違った形に作られ、そぞろ歩きをする人は異なった風景を楽しんだと言う。


f0066555_17233987.jpg 上の写真で建物の周りに人だかりがしているのは、この演奏を撮ろうとしているカメラマンたち。

 なにやら京劇風の歌曲を見事な声で聞かせてくれる。 ここを訪れる人を楽しませてくれるイベントのようだ。
 実は留園を立ち去る頃になって、池に船を浮かべて歌曲の演奏がされていた。 そちらの方が風情があっていいのだが、帰り際で撮影の時間もなかった。


f0066555_17534594.jpg 平江歴史地区
 通常とは異なり、一つ一つの観光施設に入場料を払うのではなく、歴史地区全体に対し入村料が必要となる。

 先ほどの運河の上流か下流にあたり、観光客を乗せた船が行き交う。
 川岸には柳が揺れ、何故かなつかしい感じ。 もしかしたら江戸時代の大川端も、こんな風だったかと。


f0066555_19491173.jpg 太湖とゲン頭渚公園

 太湖は中国で4番目に大きな湖で、琵琶湖の3.5倍の大きさ、但し平均水深は2m足らずとか。
 「火山湖でないから」と言う説明、火山湖でないから水深が浅く、水が澄んでいないのか。

 公園名のゲンは、元の下に亀の字が組み合わされた日本にない漢字、ゲンそのものは亀・龍・獅子などが組み合わされた想像上の生き物。

 もう一つここには「無錫旅情」の歌碑がある。 以前の無錫は日本人観光客が訪れることのない地だったが、歌のヒットで観光客が増えた。
 歌手・作詞家・作曲家の3人は無錫の名誉市民となっているそうだ。
 ただし、肝心の歌碑は中国語に翻訳されており、私たちにはとても読めない。


f0066555_20242847.jpg その公園から少しだけバスで移動、同じ太湖にある映画村

 中国ばかりでなく日本でも大人気の「三国志」、魏の曹操と孫権(呉)・劉備(蜀)連合軍との海戦「赤壁の戦い」のロケ地を、観光施設として残した。

 海戦関係以外の建物などもありかなり広いので、カートに乗り施設内を移動する。



 ここまでで通常の日程が終わり、夕食の後にオプションツアーが組まれている。

f0066555_21181827.jpg 最初のオプションは蘇州運河ナイトクルーズ

 昼間もやっていないわけでないが、「夜の方が人気が高い」とガイドさん。
 確かに水のにごりも見えず、両岸を彩る明かりが美しい。

 1ヶ所で「アレッ」と思う異臭が漂ってきた。 後で教えてもらったところ、有名な「臭豆腐」だそうで臭いが食べるとおいしいそうだ。
 私たち日本人がそ知らぬ風でガマンしていたのに、同船した中国の若いカップルは鼻をつまんでいた。 臭豆腐などは食べなくなった世代なのか?
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by t_ichib | 2011-10-27 22:06 | 今日もまた旅の空
蘇州・杭州・上海旅行① 見違えるほどに発展した都市
 中国を旅行するのは今回で4度目。 北京と万里の長城、桂林と漓江川下り、西安と兵馬俑と今回の4回。
 最初に行った北京はオリンピック前の2006年、車窓から眺める市内は雑然としていて、まだまだ遅れた国と言うイメージだった。


f0066555_12243525.jpg 今回上海に着いたのは夕刻、空港・町並みとも夜景しか見られなかったのだが、想像以上の大都市。
 道路などは、片側3~4車線もある高速道路が都市を結ぶ。

 初日は、夜景ゆえに余計に美しく見える発展した大都市を、なぜかため息をつきながら眺め、夕食そしてホテルへと。


 今回のツアーは当初30名の予約があったのだが、キャンセルが相次ぎ実際には11名の参加。 最後のキャンセルはご夫婦で参加の予定が、前日になって奥さんが体調を崩され、ご主人だけの参加。 ちょっとお気の毒。


 今回参加したような格安ツアーは、ショッピングやオプションツアーの参加者が少ないと、現地旅行社は利益が出ない。
 宿で一緒になった他のツアーでは、「だからオプションに参加してください」と情に訴えられたとか。

 現地旅行社は人数が少なくてがっくりかもしれないが、参加した私たちにとってはバスもゆったりと座れ快適。
 何よりも食事時など全員が一つのテーブルに座れ、親しく会話できるのが良かった。
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by t_ichib | 2011-10-26 22:29 | 今日もまた旅の空
靴馴らし?
 急に思い立って乗鞍へ出かけた。 急なことなので宿も取れず、日帰りで往復500Km超のドライブ。
 当初は9日に出かけるつもりが、何故か前夜は寝不足。 居眠り運転を恐れ、急遽翌日に変更。 … いかにも、いい加減。


f0066555_9542481.jpg 乗鞍はマイカーの乗り入れが規制されており、バスに乗り換えて畳平に着く。
 風は冷たく、かなり強い。 「寒いから早く帰ろ!」というアベックの声を横に(あざ笑いながら)、用意してきた薄手のダウンを着込む。
 体は温かくなったが、指先は冷たい。 手袋を用意してきた観光客も多く、そちらからは私たちの用意の悪さを笑われている?


 乗鞍には何度も来ているので、畳平から見て最も低そうな摩利支天岳という小山に登る。 天気が良く、槍ヶ岳など周囲の山々が眺められる。


f0066555_10295246.jpg さえぎるもののない山頂では風が冷たく、やはり「早く帰ろう」と。
 帰り道は「山の紅葉を眺めながら…」と、バス停を何区間かを歩いて降りることに。

 何台もの自転車がこの道を登り、降る。 降りだけ歩こうとする私たちと違い、自転車で山道を登るには、見ているだけで息が切れる。

 「がんばって!」と声をかけると、「ありがとう!」などと声が返る。 降りは勢いがついて、怖いくらい。
 小休止している人たちと話してみると、降りはブレーキを握りっぱなしで、「手がだるくなってくる」と。


f0066555_10553916.jpg 今回はナナカマドの紅葉が楽しみで、近い岐阜県の平湯側からではなく、長野県の乗鞍高原側から登った。
 ナナカマドなどの紅葉は岐阜県側より、長野県側に多い。

 しかし残念ながら、ナナカマドの葉は枯れて縮れており、実も良く見ると枯れている。


 畳平から1時間ほど降った位ヶ原山荘で聞いて見ると、「今年は8月に寒い日が続き、枯れてしまった」とのこと。
 例年なら、ちょうど今が紅葉の真っ只中だそうだ。

 さらに1区間、冷泉小屋まで歩き、バスに乗車。


f0066555_11205642.jpg 三段滝で途中下車、この乗車券で何度も乗下車できるそうだ。
 山の中腹などと比べ暖かさが違うのか、枯れずに紅葉しているナナカマドもあった。
 残念ながら、紅葉+赤い実のナナカマドが見当たらない。



f0066555_1127405.jpgf0066555_11275743.jpg 三本滝は水源の異なる3つの滝が1ヶ所から眺められる。

 肉眼では同時に見られるが、カメラには3本が一緒には収まらないので、2枚の写真を並べて…。



 今回の乗鞍は、新たに買ったトレッキングシューズの足馴らし。
 今までどこへ行くのにもスニーカーだったが、利尻・礼文への旅で「トレッキングシューズでないと危ない」と言われ、購入した。

 確かに岩場でも滑らないのは良かったが、足首まで固定されて歩きにくい。
 歩き方が、普段のタラタラ歩きと違ったせいか、翌日には今まで痛くなんかならなかった場所の筋肉が痛んだ。 今までの歩き方が悪かったのだろうが。
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by t_ichib | 2011-10-10 22:35 | 今日もまた留守にしています