疲れでグッスリ眠った翌朝はかなりの雨。 元々天気予報でも2日目は期待出来ないと思っていたが。
で、早朝から2人で「どこへ行くか?」の相談。 せっかく来た能登の自然をもっと見て回りたかったが、雨では仕方がない。 午前中はのとじま水族館、午後は傘を差してでも金沢の兼六園。 …と、決定。 水族館に着くと私たち同様の判断をしたのか、たくさんの車で駐車場はいっぱい。 東京近郊の関東のナンバー、中国地方や東北地方の車も多い。 私たちと同じ岐阜県からは、「飛騨」ナンバーの車の方が断然多い。 飛騨地方からなら、高速を利用すれば十分日帰りできそうだし。 チケットを買った人たちは水族館入口ではなく、違う方へ列を作っている。 「なんで?」と係の人に聞くと、イルカのショーへの近道だという。 あと、数分で1回目のショーが始まるらしい。 私達もその列に並ぶ。 5頭のカマイルカの息のあった技・それぞれの個性や熟練度によった違う技。 簡単なレクチャーがあり、水中ではお互い「キリキリ」というようなイルカ独特の声を掛け合って、コミュニケーションしている。 トレーナーからは手を上げたりなどで合図。 観客代表の小さな子がトレーナーのアドバイスにより握手したり、手を大きく上げイルカにジャンプさせたりすると大きな拍手。 バンドウイルカは、ジャンプした後の水しぶきなどダイナミックで、1頭しかいないけどすごい迫力。 スタンドからは日本海をバックに雄大なショーが見られる。 トレーナーの背後は天気さえ良ければ、真っ青な日本海の海原が見えるはず。 残念ながらこの日は、ショーの間も時々雨脚が強くなる。 と言っても、ショーの主役イルカたちにとっては関係ないのかもしれないが。 イルカのショーが終わると、ぞろぞろと水族館の方へ移動。 最初に出会うのがペンギン達の水槽。 特別なショーをやってるわけでなく、ただ泳ぎ回っているだけなのだが、夏休みを迎えたばかりの子供たちの一番の人気者。 列はなかなか進まない。 私達も最後尾で、ひとしきりペンギン達の泳ぎを眺めた後、水族館の中に入る。 私自身のお気に入りは、悠然とした泳ぎのエイとこのゴマフアザラシ 広い海に暮らしていたのに、人間達に捕まってこんな狭い水槽に入れられて… なんていう私の勝手な思いをよそに、ノンビリととぼけた表情。 ちょうど居合わせた小さな女の子が、先にアンパンマンが付いた杖でアザラシの鼻先の水槽をつつくのだが、まったく知らん振り。 アザラシと女の子のツーショットが可愛らしく、つい1枚撮ってしまった。 水族館を出て、宿で頂いた「みちカード」を利用して金沢に抜ける。 全線を走るとピッタシ頂いた1180円になるのだが、途中からなので少し余る。 残りを利用するのはいつになるやら。 高速道路を走行中、前が見えにくくなるほどの豪雨に見舞われる。 それでも晴れ女の妻のわずかに残されたパワーのおかげで、兼六園では傘を広げる時間はほんの短時間ですんだ。 ここも何年か前に会社の同僚たちと団体旅行で来たはず。 団体旅行の制約でほんの短時間で通り過ぎたようで、こんなにも広かったという印象がない。 あいにくの天気だったが、その分遠くから来た観光客。 欧米・アジアなどの海外からの観光客が多かったように思う。 私などこういう日本的なしっとりしたよさがなかなか理解できないが、海外からの観光客の目にどう写っているのか。 毎年冬を迎える頃、高い松の木を覆う「雪吊り」の風情ある映像を見る。 こんな風に横に大きく広げた枝をどのように覆うのか、一度冬に来てみたいとも思う。 松ばかりでなく、かなりの樹齢の桜も有る。 (妻は)桜の季節にも来てみたいと気が多い。 帰り道は(金沢からだと少し遠回りだが)、1年ほど前に全線が開通した東海北陸道回りで帰ることに。 しかもこの7月に2車線だった白鳥インターまでの区間が4車線化したばかり。 「高速1000円」が実施された当初の大変な渋滞が、少しは緩和されているはず。 それにこの天候で出かける人が減っていれば…の期待も。 是非とも通ってみたかったのは、最後の実開通区間だった飛騨トンネル。 10.7Kmと日本2位の長いトンネル。 1位の関越トンネル11Kmもその内に…。 走行中ハット気が付いたのが、トンネル入口の「37/54」とかの数字。 分子の部分は少しずつ減っていく。 どうやら一宮から小矢部までのトンネルの番号らしい。 全部では54個もある?。 当初案内に出ていた2車線区間の渋滞はほとんど無かったのに、4車線区間に入ってからの美並-美濃間が思いのほかの渋滞。 加えて一宮ジャンクションでは、名古屋・東京はビックリするほどの渋滞。 反対方向の関ケ原方面はスイスイ走れて、申し訳ないけどラッキーでした。
by t_ichib
| 2009-07-26 21:57
| 今日もまた旅の空
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