急に思い立って乗鞍へ出かけた。 急なことなので宿も取れず、日帰りで往復500Km超のドライブ。
当初は9日に出かけるつもりが、何故か前夜は寝不足。 居眠り運転を恐れ、急遽翌日に変更。 … いかにも、いい加減。 乗鞍はマイカーの乗り入れが規制されており、バスに乗り換えて畳平に着く。 風は冷たく、かなり強い。 「寒いから早く帰ろ!」というアベックの声を横に(あざ笑いながら)、用意してきた薄手のダウンを着込む。 体は温かくなったが、指先は冷たい。 手袋を用意してきた観光客も多く、そちらからは私たちの用意の悪さを笑われている? 乗鞍には何度も来ているので、畳平から見て最も低そうな摩利支天岳という小山に登る。 天気が良く、槍ヶ岳など周囲の山々が眺められる。 さえぎるもののない山頂では風が冷たく、やはり「早く帰ろう」と。 帰り道は「山の紅葉を眺めながら…」と、バス停を何区間かを歩いて降りることに。 何台もの自転車がこの道を登り、降る。 降りだけ歩こうとする私たちと違い、自転車で山道を登るには、見ているだけで息が切れる。 「がんばって!」と声をかけると、「ありがとう!」などと声が返る。 降りは勢いがついて、怖いくらい。 小休止している人たちと話してみると、降りはブレーキを握りっぱなしで、「手がだるくなってくる」と。 今回はナナカマドの紅葉が楽しみで、近い岐阜県の平湯側からではなく、長野県の乗鞍高原側から登った。 ナナカマドなどの紅葉は岐阜県側より、長野県側に多い。 しかし残念ながら、ナナカマドの葉は枯れて縮れており、実も良く見ると枯れている。 畳平から1時間ほど降った位ヶ原山荘で聞いて見ると、「今年は8月に寒い日が続き、枯れてしまった」とのこと。 例年なら、ちょうど今が紅葉の真っ只中だそうだ。 さらに1区間、冷泉小屋まで歩き、バスに乗車。 三段滝で途中下車、この乗車券で何度も乗下車できるそうだ。 山の中腹などと比べ暖かさが違うのか、枯れずに紅葉しているナナカマドもあった。 残念ながら、紅葉+赤い実のナナカマドが見当たらない。 三本滝は水源の異なる3つの滝が1ヶ所から眺められる。 肉眼では同時に見られるが、カメラには3本が一緒には収まらないので、2枚の写真を並べて…。 今回の乗鞍は、新たに買ったトレッキングシューズの足馴らし。 今までどこへ行くのにもスニーカーだったが、利尻・礼文への旅で「トレッキングシューズでないと危ない」と言われ、購入した。 確かに岩場でも滑らないのは良かったが、足首まで固定されて歩きにくい。 歩き方が、普段のタラタラ歩きと違ったせいか、翌日には今まで痛くなんかならなかった場所の筋肉が痛んだ。 今までの歩き方が悪かったのだろうが。
by t_ichib
| 2011-10-10 22:35
| 今日もまた留守にしています
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