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初めての中国-4
  12月14日(木)

 この日が最終日。 帰国便の出発時間は15:10とはいえ、お昼過ぎには空港に着いていなければならず、観光はラマ教の寺院1ヶ所、そして11時くらい(早い)には昼食。
 というわけで、初めての中国の印象をいくつか。

 北京オリンピックを2年後にひかえ、スタジアム・道路などの建設ラッシュとなっていた。
初めての中国-4_f0066555_1431541.jpg バスで走っていると、市内いたるところで写真のような、重機を使った建設現場を目にする。 日本の○○組なども建設に進出している。

 北京市内には平屋の住宅の1区画が有るかと思えば、高層ビルが立ち並んでいたりする。

 北京の冬場は特に土ぼこりがひどく、洗濯物を外に干さない。 そのためベランダが無いので、私には住宅と商業ビルの違いがよく分からない。
 新しいマンションでは、家賃7千元(=11万円)というのもある。

 以前ニュース映像で、天安門前を通行する自転車の隊列を見たことがあるが、今は自動車に取って代わられている。
 もちろん市内の駐車場の無い古い住宅に住む人は、近くの地下鉄の駅まで自転車で、ということだろうが。
初めての中国-4_f0066555_14455481.jpg 写真は高速道路の出口付近。
 圧倒的にフォルクスワーゲンが目立つ。 日本車は出遅れか。

 運転マナーもすごい。 それこそ「カミカゼ」運転。 田舎暮らしの私には思いもよらない割り込み・進路変更。
 横断歩道を渡る人がいても、右左折車が強引に目の前を通る。

 歩行者・自転車のマナーも悪く、信号が赤なのに堂々と渡る。 横断歩道の無い所を渡るのも当たり前。 「赤ちゃんを抱いたお母さんだけは止めて」

 車の数が多いのは、「鉄道網が充分整備されていないからかも」と思う。 鉄道に代り、路線バスはトロリーバスを含め、さまざまなタイプが走っている。
 目に見えないところで、地下鉄などの整備が進められているかもしれないが。

 旅行の最初の日、ガイドさんが「中国の政治は社会主義、経済は資本主義」と、胡主席が聞いたら卒倒するようなことを言ったが、「開放政策」でわずか数年で驚異的な発展を遂げ、今後も更に発展するという、自信が言わせた言葉かもしれない。
 近い将来、追い越されるのはともかく、肩を並べられる日が来る。 そういうすごいパワーを感じる。
by t_ichib | 2006-12-17 15:38 | 今日もまた旅の空
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