午前中、ふとチャンネルを合わせた民放のトーク番組。 参院選で大きな変動があったことなど、テーマにこと欠かない。
北九州市で生活保護を打ち切られ、餓死した男性の事件。 興味があったので、チャンネルをそのままに。 「水際作戦」と呼ばれる、何回も足を運んでも申請書すら渡してもらえない市の対応。 受給者に強制的に「自立」させ、生活保護を「辞退」させるやり方。 と、問題点を2つに整理してあった。 以前の報道を思い出し、その通りだったと納得する。 そして、そうした市の対応が厚労省の指導であったことへのオドロキ。 申請者への対応では、「お友達から借りなさい、お友達なら利息は0でしょう」とか、「3親等以内の人からの援助・・・」との言葉も。 それを聞き、「あっ」と驚く。 大分以前、妻がお隣の奥さんから聞いた話…。 お隣のご主人は五島列島の出身。 その後主人の所へ、そちらの役場から「お兄さんが生活保護を申請されているんですが、援助して頂けませんか」との、電話がかかってきたと憤慨されていた。 あれって、電話の対応次第では、申請の却下、あるいは受給されていたのなら、強制的な「自立」へとつながったんじゃないのか。 あの時は「地方の貧困」と言うことしか、頭になかったのだが、厚労省の指導が言わせた言葉だったなんて…。
by t_ichib
| 2007-08-03 13:28
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