エジプト最終日、ギザのピラミッドより古い時代のピラミッドを見に行く。
ダハシュールの赤ピラミッド ギザの第1ピラミッド、クフ王の父スネフェル王のピラミッド。 第1、第2に次ぎ3番目に大きいピラミッド。 1Kmほど離れた所にある屈折ピラミッドも、同じ王の物。 その形を嫌いこの赤ピラミッドを建てたと言われる。 この日の朝に限ってもやが立ち込め、1Km先の屈折ピラミッドは薄~くぼんやりと見えるだけ。 入口から王の間までは70mあまり、30度近い急勾配。 ガイドが「きついので、ご希望の方だけどうぞ」と。 ピラミッドの中は、どこも異様なにおいがする。 ここは特にひどくアンモニア臭が… ガイドは「アメリカのピラミッドパワーを信じる団体が、そのパワーを見に付けるため、2日間この中に籠った。 だから…」と、とんでもない話。 そのたまらない匂いに、出口まで腰を屈めた姿勢で駆け上った。 翌日になって、ひどい筋肉痛。 メンフィス遺跡 ラムセス2世はエジプトが多いに隆盛を誇った頃のファラオ。 そのため、王の像もたくさんある。 それにしてもこの像はでかい。 収納のため、この大きな建物が必要なんだから。 ラムセス2世の像とともに埋没していたスフィンクス。 後に見える大木はナツメヤシ。 この近くには大規模に栽培されており、最初私たちは「なんだろう?」と、目を瞠ったものだ。 サッカラにある階段ピラミッド。 最も古いピラミッドと言われる。 当時の王の墓は正方形だったが、離れた都からも見えるようにと、もう1段正方形を積み上げた。 そして、もう1段、もう1段と… 6段になり、形も長方形に。 というのが、ガイドの説明。 この頃は、ピラミッドに横穴を空ける技術がなく、王の間はピラミッドの下。 このピラミッドへは、左のような円柱が建ち並んだ通路を通って入る。 中に入ると神殿、倉庫などの施設がある。 午前中で観光を終え、ホテルでシャワーなどさっぱりした後、20:15カイロを離陸。 最終日を迎えたのは、飛行機の中。 寝台車と違ってほとんど眠れない。 やはり横になって休めるのは、いいものだと思う。
by t_ichib
| 2008-07-10 11:08
| 今日もまた旅の空
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